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衆院選
eiko-kimura.jp
新型コロナウイルスに感染し皆様にはご心配とご迷惑をおかけしましたが、本日より議員活動に復帰いたしました。私は重度障害に加え、もともと身体も弱く、回復に時間がかかり、ご報告が遅くなってしまいましたが、療養中におきまして多くの皆様から励ましのメッセージをいただき、とても勇気づけられました。ありがとうございました。 新型コロナウイルスが猛威を振るう中で、重度障害者の私は、ひとたび感染すれば重症化してしまう恐れがあり、とても不安を抱いていました。そのため、国会活動をするにあたっても、外出自粛はもちろんのこと、リモートを中心に行い、日頃から感染予防に細心の注意をはらっていましたが、2月22日に発熱、翌日PCR検査を受け新型コロナウイルスに感染していることが判明し、自宅療養となりました。感染経路は不明ですが、感染した原因の1つとしては、介護による濃厚接触が考えられます。 私は重度の障害を持っていて、身
今回の大西氏の「命、選別しないとだめだと思いますよ。はっきり言いますけど、その選択が政治なんですよ」という発言を聞いて、施設にいた頃の私のトラウマを思いだし、背筋がぞっとしました。 「命の選別」それが政治によって決められる世の中になったら、常時介護の必要な重度障害者の私は真っ先に選別の対象になるでしょう。 障害を持った幼い時から自分の命を誰かに預けなければ生きていけない私にとって、他者に従うことは絶対でした。私の命、私の身体、私の生活、すべてを他者にゆだねるということは、支配されてしまうことです。 「命の選別」、この言葉は、私が幼いころから抱いていた、「殺されるかもしれない」という避けがたい恐怖を蘇らせました。大西氏の発言は、自分の命を人に預けなければ生きていけない人たちにとって、恐怖をあたえる発言であり、高齢者だけではなく障害者も含めた弱者全体を傷つけた暴言であると思います。 「人は生き
令和2年1月8日 参議院議員 木村英子 このような残虐な事件がいつか起こると私は思っていました。なぜなら、私の家族は障がいをもった私をどうやって育てたらいいかわからず、施設にあずけ、幼い私は社会とは切り離された世界の中で虐待が横行する日常を余儀なくされていたからです。 小学生の頃にいた施設では、トイレや食事など時間で決められており、機嫌が悪そうな職員にはトイレに連れて行って欲しいと言えず、機嫌の良い職員が通りかかるのを、我慢しながらじっと待ったりすることが何度もありました。また、消灯時間が来ても、私だけベッドに上げてもらえず、暗闇の中、冷たい床にうずくまって寝ることもありました。夜中に、トイレが我慢できず、職員を呼ぶと怒られることが怖くて、一人で廊下をはってトイレまで行こうとしましたが、結局間に合わず、おもらしをしてしまい、職員に折檻された上、「お仕置き」として狭い場所に閉じ込められたこと
常時介護を必要とする私が参議院選挙に当選し、登院するにあたり、それまで利用してきた重度訪問介護サービスが使えないという問題で、国会での活動ができるように当選直後より訴えてきました。 私が求めてきたことは、厚生労働省の告示523号に記載された外出の介護についての制限の撤廃です。この告示では、仕事などの経済活動に関わる外出や、通学などの通年かつ長期の外出、また社会通念上適当でない外出を除くと記載されています。 このため、私や舩後議員は、国会活動中の重度訪問介護が使えなくなり、登院できない事態となったのです。 私たち重度障害者は、食事、トイレ、着替え、入浴、移動、すべてに介助が必要です。介助者がいなければ、水一杯飲むことも、外にでることもできず、社会参加どころか生きていくことすらできません。 ですから、重度訪問介護は私たちの命を支える重要な命綱であり、命を保つための日常生活と労働を分けて考えられ
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