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IEEJ:2011 年 7 月掲載 1 温故知新:1935 年の日本、日米戦争は論外であった ‐数字から見る日本の石油需給構造‐ 計量分析ユニット 研究主幹 平井 晴己 1.1935 年の日本 昭和の時代(戦前)は、恐慌、テロ・ファシズム、そして戦争(軍国主義)という暗いイメージが強 いかも知れないが、これは、あまりにも、遠山茂樹の「昭和史」(岩波新書)に代表される「戦後史 観」(戦後における、戦前の昭和時代に対する見方を言う)の影響が大きすぎると思う。1935 年は、 戦前の日本が経済的、文化的(消費文化)に最高点に達した年といわれている。様々な経済指標 も 1935 年を基準としている。では一体、1935 年という年はどんな時代であったのか。 1935 年(昭和 10 年)は、2 月に貴族院で美濃部達吉の「天皇機関説」が問題になった。一方、 石橋湛山が主幹を務める東洋経済新報社の発行す
IEEJ:2013 年 1 月掲載 禁無断転載 1 <ウェーブ> 原発報道と公共放送の責任* 顧問 十市 勉 今回の総選挙では、原発問題を中心とするエネルギー政策が重要な争点となった。各政 党が脱原発、原発ゼロ、卒原発などのスローガンを掲げて争ったこともあり、原発問題の 報道の仕方を見ていると、テレビ各局や新聞各社の間で大きな違いが見受けられた。その ような中、公共放送である NHK の報道姿勢に強い違和感を覚えるような出来事を経験し た。 それは、NHK が 11 月 28 日に放送したクローズアップ現代「 “ジャパンプレミアム”を 解消せよ ~密着 LNG 獲得交渉」の準備段階でのことだった。この番組では、通常、局 側の取材映像を見て、各テーマの専門家がスタジオでキャスターの質問に答える形式がと られている。 今回は、NHK 側から筆者が所属する研究所に専門家としての出演依頼がきて、所
IEEJ:2011 年 8 月掲載 禁無断転載 1 平成 23 年 8 月 31 日 有価証券報告書を用いた火力・原子力発電のコスト評価 (財)日本エネルギー経済研究所 要旨 発電方式別の発電単価を評価する際には、モデルを用いて評価を行う方法と、有価証券報告書を用いて評価を 行う方法とが広く用いられている。 このうち有価証券報告書による方法は方法論自体に若干の限界はあるにせよ、 火力発電と原子力発電のコスト比較をする際には有用な情報を与えることができる。本研究ではこの手法を用い て過去5 年間の火力及び原子力発電の発電コスト評価を行い、 原子力発電のコストは概ね7 円/kWh 程度で安定的 に推移しているのに対し、 火力発電のコストは一次エネルギー価格の乱高下に伴い9~12 円/kWh と大きく変動し ている、という結果を得た。 原子力発電には今後想定される安全対策の強化、事故が発生した場
特別速報 2011 年 6 月 24 日 1 原子力発電の再稼動の有無に関する 2012 年度までの電力需給分析 (財)日本エネルギー経済研究所 <問題意識> 東日本大震災の後、運転停止する原子力発電所の数が増加し、2011 年 6 月 10 日現在、わ が国では 54 基の原子力発電所のうち、 35 基が停止中、 残る 19 基が運転中である。 今後も、 原子力発電所の定期検査入りが続く一方、停止中の原子力発電所の再稼動がどうなるかで、 わが国の電力需給は大きな影響を受け、ひいてはわが国経済・市民生活等へ広範な影響が 懸念されるところである。以下では、その問題意識に基づき、2012 年度までの短期に焦点 を合わせ、原子力発電所の稼動状況、再稼動に関するシナリオ、各シナリオにおける電力 需給、電力需給問題と関連する諸課題およびインプリケーションについてまとめる。 <主要な結論> <全国大で
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IEEJ:2005 年 7 月掲載 1 米国石油地質家協会(AAPG)研究会議 「石油の起源、無機起源か有機起源か」に参加して 総合戦略ユニット 主任研究員 中島敬史 はじめに 石油鉱業に携わる地質専門家にとり、世界的に最も権威ある学会と認識されている米国 石油地質家協会(American Association of Petroleum Geologists、AAPG)は、1917 年 の設立以来 88 年の伝統を有する地質関係の学会で、地球科学分野で世界最大の会員数を 誇る。 今年 6 月 19 日から 4 日間に亘り、 カナダのカルガリーで AAPG 年次総会が開催された。 AAPG は石油地質学に関する学術団体としての位置づけと、石油鉱業に携わる職業地質家 による団体というビジネス色彩の濃い側面を持ち合わせている。従って、同協会の年総会 は、世界の石油地質研究者およびや石油開発企業
IEEJ:2005 4 1 IEEJ:2005 4 2 IEEJ:2005 4 1 2.2 1 Scenarios : An Explorer’s Guide Shell International Limited (SI) 2003 ( ) 3 IEEJ:2005 4 3.1 3.2 4 IEEJ:2005 4 5 IEEJ:2005 4 2 4.2 2 http://info.eneos.co.jp 6 IEEJ:2005 4 7 IEEJ:2005 4 8 IEEJ:2005 4 9 IEEJ:2005 4 2 10 IEEJ:2005 4 4 11 IEEJ:2005 4 12 IEEJ:2005 4 (Michel Godet) 3 5.1 la prospective ” 4 5 la prospective Prospective 6 Prospective prospect
(一財)日本エネルギー経済研究所 The Institute of Energy Economics, Japan (IEEJ) 国内外のエネルギー・経済・環境問題並びに 中東諸国等の地政学の調査・研究を総合的に行うシンクタンクです。 世界シンクタンクランキングにおいて、 これまでエネルギー分野でトップ3を維持してきました。 エネルギーの未来を描く Mapping the Energy Future 時代の課題を見据え、 事実を直視した客観的分析と将来予測を踏まえた、 中立的な立場で政策を提言し、 エネルギー・環境問題の独自かつ客観的、 画期的な分析を行います。
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