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災害への備え
enomoton2011.hatenadiary.org
ツイッターやはてなダイアリーなどでいくつか今回の記事に対するコメントをいただいたので、目に付いた範囲でいくつかの記事やコメントに御礼を述べ、私の視点についてさらに補足する形で応答させていただきたい。「である調」で記事を書いてきたので、ここでもそれで統一することをご容赦いただきたい。 椿の奇形と不安の種とを執筆したアサイ@poplacia氏がツイッター上でコメントしてくださった。 アサイ@poplacia氏に感謝したい。 アサイ@poplacia氏のコメントには、いくつかの観点があると思うが、ここでは、このツイート 「例として挙げている(挙げていない)ことに対して「わずかな助けにしかならない」とまで読み取るのは大仰ではないかな、とは感じました。」 について弁明しておきたい。私の書き方が大仰であると感じられる向きは確かにあるかもしれない。 しかし、私が「わずかな助けにしかならない」と書いたのは
リンゴペクチンに関する論文の「重大な不備」とは何か? リンゴペクチンについて片瀬氏は、シノドスの記事の中で次のように批判している。 林檎ペクチンが放射性物質を排出させるとして宣伝されているが、それに関する効果を確認したという研究報告を調べてみると、いずれにも重要な不備があり、実際にはその効果は期待薄である。 ◇IRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所)−Evaluation of the use of pectin in children living in regions contaminated by caesium http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/pectin_report.pdf 本「もうダマされない....」の中では 林檎ペクチンが放射性物質を排出させるとして宣伝されている。しかし、それに関して効果があったとする研究報告を一通り調べて
4つの視点(O157・マウス・環境適応・アップルペクチンの論文検証)で片瀬氏の書いたものへの疑問点を列挙してきた。 今回は片瀬氏の議論の進め方や記述の仕方に関わる問題点について挙げてみたい。 内田麻理香氏に対する評価 ここでは片瀬氏のあるブログにおける発言を取り上げた。しかし、片瀬氏自身がこの発言について謝罪する意向を示しておられるようなので、この部分は削除することにした。(2011.11.29.変更) しかしその後の片瀬氏のつぶやきなどを見ていると十分に問題点が認識されていないように感じられたので、再掲しておきたいと思う。(2012.1.30) 「片瀬久美子氏の付録への疑問─番外編&備忘録─」(2)も参照されたい。 まず片瀬氏には、悪質な代替療法のためになくなられた知人がいらっしゃるとのことだ。それが片瀬氏の行動の原点となっているとの発言がある。例えばこのツイート。 私はその想いを否定す
片瀬久美子氏は、『もうダマされないための「科学」講義』という本の付録に、「放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち」という文章を書いている。私には、この文章の書きぶりには大いに疑問があるので、ここで箇条書きにしながらまとめてみたい。 その前に注意しておきたいことがある。 第一に、私は、片瀬氏が批判している人たちを擁護するつもりはない。 私が主張したいことは、相手が酷いからといって批判する側が何をしてもいいということにはならないということである。 第二に、私は「生物学」の研究者ではないので、専門的なことを云々するつもりはない。 調べられる限りの文献を探索するなどということをするつもりはないし、ここで私が述べることは、比較的容易に理解できる主として論証上の問題点に限られていると思う。 第三に、私は片瀬氏の主張していることのすべてが誤りだと言いたい訳ではない。 ちょっと論証に無理があ
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