No543 (2011/03/17) 低線量被曝と晩発性障害 テレ朝の番組に元東芝の原子炉格納容器設計に携わっていた技術屋さんが出ていた。大学の研究者や評論家とは違った真摯な受け答えに少しほっとした。 彼は、今日午前中の各地の放射線量のデータについて、アナウンサーは健康には問題ないレベルであると話をまとめようとしたところ、『私は放射線の専門家ではないが・・・』と断った上で、急性の放射線障害については問題ないと言うことであって、低放射線被曝の晩発的な障害に対して、被曝線量の閾値は存在しないということを指摘していました。 NHK・民放問わず、放射線量は低くて問題ない、政府の指示する避難体制は十分であると繰り返し述べています。しかしこれはあくまでも急性の即座に身体症状が発現するレベルではないということを言っているにすぎません。バックグラウンドの放射線レベルが上昇することは、生涯的に癌など