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ノーベル賞
europa-japan.com
もしもヨーロッパに固定した境界を与える者がいるとすれば、それは、時間を考慮にいれない劣悪な地理学だけであろう。実際、ヨーロッパの境界線は、おおいに移動してきたではないか。 他方ヨーロッパの宗教・法制・経済・倫理・分化のいずれの分野に関しても、唯一不変の内容をそれに付与する者がいるとすれば、それはみずからの原則を忘れた歴史学だけであろう。 なぜなら、多様な異なる要素、ときには相容れないような要素がつねにヨーロッパには入ってきたのであり、それらの要素のひとつひとつがもつ重み、発言形態、影響力は、時間とともに変容し、空間とともに変化するからである。 クシシトフ・ポミアン著『ヨーロッパとは何か』より 当サイト『ヨーロッパ史入門』は、世界史の中でもとりわけ「ヨーロッパの歴史」にフォーカスし、古代から現代まで「ヨーロッパ」という文化圏が辿ってきた軌跡を、歴史初心者にもわかりやすく解説しているサイトです
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