かつて新川河口東岸に「小樽内(オタルナイ、オタナイ)」という集落が存在したらしい。 現在の「小樽」という地名はここが発祥だという。 1600年頃に松前の人が入植し漁村として栄え、その後、昭和60年頃には人が離れ、集落としての小樽内は消滅した。 その小樽内集落に銭函側から接続する橋梁が今も残っているということで、現在の様子を確認してきた。 場所はこのあたり。 交通手段 実地編 新川通を西進、国道337に突き当たったら、新川東岸の未舗装路に入る。 道幅は二車線分ほどあり、大型車やトラックでも楽に入っていけるが、石ころだらけなので車高の低い車やレーサータイプのバイク、自転車では辛いだろう。 新川河口東岸の砂浜は「オタネ浜」と呼ばれ、ボートクラブのボート置き場があるため、この道は現在でもそれなりに車の往来があるようだ。 荒い道を自転車でゆっくり10分ほど走ると、場違いに立派な橋梁が現れる。 手前側