サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
GPT-4o
gms.hatenablog.com
※以前の配信時に序盤と終盤だけ見ているのですが、改めて最初から見ていきたいと思います(このまま80年代戦隊の配信に突入してくれると大変嬉しい)。 『バトルフィーバーJ』感想・第1-2話 ◆第1話「突撃!! 球場へ走れ」◆ (監督:竹本弘一 脚本:高久進) OP映像、短いカットでメンバー各人の個性を見せる定番の手法から、最後に日本刀を振り回す着物のダンディが全て持っていくのが、恐ろしい仕様。 凝った書き文字のサブタイトルから、国防省の関係者に近づく赤い傘の暗殺者……と如何にもスパイ物の仕立てで進み、この日本、国防省の人が滅茶苦茶、私は国防省の人間です! と主張する服装で街中を歩いているのが変な面白さ(笑) 一方、街のレンタカー屋を訪れた背広の男が、突きつけられたレンタカーの請求書に記された特殊部隊の集合メッセージに目を留めると、「レンタル料つけといてくれ」と言い残して走り去り、小粋なジョーク
『超力戦隊オーレンジャー』感想・第21-22話 ◆第21話「嵐を呼ぶケン玉」◆ (監督:東條昭平 脚本:曽田博久) オーレンジャーロボとレッドパンチャーのエアロビクスシーンからスタートし、大変ノリノリでキレキレのレッドパンチャー、というか中の隊長。 修理後の動作確認テストの名目で、二体並んで武突参流古武術もといエアロビを踊り狂う巨大ロボの図は、今見ると、ぶっ飛びすぎてちょっと面白さを感じます(笑) 「オーレンジャーロボは、70%回復している」 一方、バラノイアの諜報能力は相変わらず異常に高く、ほぼ確実に超力基地の中にスパイが居る(か、ハッキングしている)のですが、こと諜報能力に関しては、《スーパー戦隊》歴代悪の組織でもトップクラスのような。 「あなた、こういう希望が見えてきた時が、人の心に一番隙が出来るもの」 アバンタイトルの画はギャグでしたが、皇妃ヒステリアは人間心理を巧妙に突こうとする
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』構成分析と簡易総括 以前に書いた〔『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』前半戦振り返り〕と一部重複しますが、改めて全50話、左から、話数-内容-〔主要キャラ〕-簡易評価、です。 〔主要キャラ〕は、特に序盤、シリーズ従来的な意味でのキャラ回、といった作りになっていないので、その回で出番が多め、スポットが当たったといえそうなキャラを独断と偏見に基づいて選びました。 ----- 1 はるか、どん底に落とされる 〔オニ〕 - 2 はるか、戦士になる 〔オニ-ドン〕 ◎ 3 はるか、照明を盗まれる 〔オニ-ドン-サル〕 - 4 タロウ、おにぎり道を説く 〔ドン-キジ〕 - 5 犬塚、たてこもる 〔イヌ-オニ-キジ〕 ◎ 6 雉野、ポイントを使う 〔キジ-ドン〕 - 7 タロウと猿原、先生になる 〔オニ-サル-ドン〕 × 8 タロウはソノイと出会い、雉野は犬塚と惚気を語り合う 〔キジ
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』感想・第32話 ◆ドン32話「けっとうソノ2」◆ (監督:山口恭平 脚本:井上敏樹) (ドン・モモタロウ、遂に来た、この時が。私の人生の全てを懸け――おまえを倒す) (感じる。物凄い殺気だ。ソノイに勝るとも劣らない) (今日で決着が付く。脳人か、ドン・モモタロウか。何故こうなったかといえば……) ドン・モモタロウvsコンドール仮面&スター仮面の構図に三者のモノローグが重なって、第25-27-28話と続けた導入パターンが再び持ち込まれるのですが、いったい誰の中で流行っているのでしょうか。 今回の仕掛けとしては、“第27話と共通”である事に意味があるのですが、それをより効果的にする為には第25話と第28話の存在がノイズになっており、その時点では今回の仕掛けを狙っていた可能性は低そうにしても、繰り返している割には中途半端さをは感じる使い方(昔話的、というわけでもなく)
『ワールドトリガー』(葦原大介)25巻、感想 何が凄いって表紙が凄かったですが、なんとまさかのセンター…………誰? ……あ、いや、キャラのポジションはわかるのですが! 名前が! ……という事で、気を取り直しまして、水上でした。 そんな水上リーダー率いるチーム:かしこいが大暴れの巻でしたが、ポイントを一番稼いだのは、美少女ぶりを遺憾なく発揮した上でぐっさりやられてむくれ顔まで揃えてみせた照屋さんでしょーか。木虎とは違う芸風を見せつけてきましたが、いっそあざとい。 だいぶズレているがフォローする気はあるカシオを始め、水上以外のメンバーはそこまで目立たないものの、皆きちっと好感度を上げてくる手並みは、実に鮮やか。 また、ザキさん本領発揮の気配など、今回の限りでは、あまりいいところの無かったキャラクターも次巻以降に逆襲の気配を窺わせ、シャッフルチームと閉鎖環境で見えてくるキャラそれぞれの魅力で、こ
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』感想・第5話 ◆ドン5話「たてこもったイヌ」◆ (監督:渡辺勝也 脚本:井上敏樹) 前回ラストの死に戻りシーンが改めて描かれ、思ったより力強く、攻撃されていた(笑) (またしても私たちを攻撃したドンモモタロウ。いったい何故?) ……後ろから思い切り蹴りを入れようとしたからでは。 憤懣やるかたないはるかが、今日こそは話をつけてやる、と桃井タロウとの直談判に臨もうとする一方、スピード違反ぐらいの軽犯罪はした事があるが、断じて指名手配されるような罪は犯していない、と警官から逃げ回る逃亡犯・犬塚翼が、超次元脱出経路を探そうとするも果たせず慌てて呪いのサングラスを落としたところでOPに入るのが、上手いアバン。 桜満開の4月3日――はるかの訪れたシロクマ宅配便は未だ営業を再開しておらず、宛てを失ったはるかだが、警官に追われる犬塚に巻き込まれ、休業中の事務所に潜り込む事に。
2000-2011年《スーパー戦隊》にまつわる駄文1 そんなわけで、2000-2011年の《スーパー戦隊》シリーズの簡易分析資料が一通り揃ったので、適当にデータを弄んでみたいと思います。「00年代」でくくった方が色々と区切りがいいとは思うのですが、なぜ12年分かといえば、単純に連続で揃ったので切り捨てると勿体ない気がするだけです、はい。 逆に、全話見ていても間が飛んでしまうと資料性が落ちる認識なので、ひとまず最大限に長いこの区切りで。 以下、『タイムレンジャー』~『ゴーカイジャー』の内容に部分的に触れる場合があるので、ご留意下さい。 ◇演出本数 ----- 『未来戦隊タイムレンジャー』 (諸田敏:15本 小中肇:14本 松井昇:10本 坂本太郎:8本 佛田洋:2本 中澤祥次郎:1本) 『百獣戦隊ガオレンジャー』 (諸田敏:14本 渡辺勝也:10本 竹本昇:10本 坂本太郎:8本 舞原賢三:
戦隊レッドの系譜を雑に振り返る これまたリハビリ企画的なものです。資料としている作品は、最後まで見ている作品のみなので、抜けがあります。 1970~80年代 『ジャッカー電撃隊』 スペードエース/桜井五郎 ――完璧超人型 『科学戦隊ダイナマン』 ダイナレッド/弾北斗 ――完璧超人型 『電撃戦隊チェンジマン』 チェンジドラゴン/剣飛竜 ――完璧超人型 『超新星フラッシュマン』 レッドフラッシュ/ジン ――準完璧超人型 『光戦隊マスクマン』 レッドマスク/タケル ――準完璧超人型 『超獣戦隊ライブマン』 レッドファルコン/天宮勇介 ――準完璧超人型 『高速戦隊ターボレンジャー』 レッドターボ/炎力 ――準完璧超人型 「完璧超人」は「優等生」と言い換えてもいいですが、オリンピック近代五種競技の金メダリストで強い正義感の持ち主・桜井五郎、科学者にして剣の達人・弾北斗、軍人として鍛え抜かれた肉体と戦
『ウルトラマンコスモス』感想・第55話 ◆第55話「最終テスト」◆ (監督/特技監督:村石宏實 脚本:武上純希) ナレーション「その日は、ムサシ隊員にとっても、ヒウラキャップにとっても――そして、人類にとっても、未来が試されるテストの日になったのです」 ムサシは「怪獣との共生」についてのレポートをヒウラに課され、そのヒウラはサワグチ女史に呼び出され、第44話以来の村石&武上で、ヒウラ×サワグチに一つの決着が付くと共に、第7話で登場したガラモンぽいのの背後関係が描かれる事に。 「互いに息を潜めて生きていく事が、おまえの言う、理想的共生、て事になるのかな?」 「そうですよね……もっと、互いに助け合って生きていけるんじゃなきゃ、意味が無いですよね」 「ああ。でもきっとなにか、道がある筈だ。それを探すのが、今回のテスト問題だろ?」 より前向きな関係に向けて道を模索するムサシだが、鏑矢諸島に飛来した
『機界戦隊ゼンカイジャー』感想・第33話 ◆第33カイ!「グレートティーチャー鬼使い!」◆ (監督:山口恭平 脚本:香村純子) 前回トジテンドパレスに突入した介人、パレスの事を知るブルーンに、ゲゲとは何者かを訪ねるのが早速手堅い(香村脚本は、こういう要素を先送りしないのが本当に長所)。 なお、壁王様については尋ねるほどの疑問は抱かなかったようですが、矛盾した行動の解決には繋がらず首をひねって歩いていると、ビルの屋上に、新たなワルドを発見。 「やや! ワルドの主張でしょうか」 「ウォホン! おはよう諸君。只今から、学園パワーを――あちゃちゃ、うわ、ぐはーっ」 主張、ぶったぎられた。 ヒーローとしては全く間違っていない行動なのですが、なまじ話を聞きそうな反応を見せた直後だけに、鬼畜な印象が強まります(笑) 「とーーーう!」 投げチョークをかわし、転がり込んだトラックの荷台で変身する白と青だが、
『高速戦隊ターボレンジャー』感想・第37-38話 ◆第37話「カンフー謎少女」◆ (監督:長石多可男 脚本:曽田博久) 肘を左脇の下から離さぬ心構えでやや内角を狙い抉り込むように振り抜くべし! 「随分変わったバトンの練習ね」 近所の公園で殺人バトン投法の特訓に励んでいたはるなは警官……じゃなかった、拳法着姿の少女に声を掛けられ、金属製の鈍器で標的の頭をかち割る練習ですとは大きな声では言えません! 「なんの為にこんな事やってるの? あなた、普通の高校生じゃないわね。なにか秘密を持っているの?」 「秘密だなんて……いきなりそんなこと聞かれて、答える義務は無いとう思うけど」 一目会ったその日から無性に気に入らない時もある、はるな軍曹は思いの外、攻撃的なリアクションを見せてバチバチと飛び散る火花。 「じゃあ、腕尽くで聞くしかなさそうね」 少女は少女で、私たちがわかり合えるのは拳だけ! と肉体言語に
『シヴィライゼーション6』始めました 年末年始のセールでやたら安かったので、PS4版を購入。OPがやたらめったら格好いい。 PCの超有名ストラテジーシリーズですが、完全初心者という事で、とりあえず1回目は〔最低難度・最小マップ・日本〕でプレイ。色々と数字が多く、初見だと何が何を意味するのかなかなか入ってこなかったのですが、ひとまず最低限の要素を把握したので、現在、〔下から二番目の難度・小マップ・ポーランド〕でプレイ中。 1回目のお試しプレイは、雑に武力で制覇してしまったので、今回はなるべく戦争をふっかけないぞ! と誓って進めていたのですが…… 首都のすぐ近くに都市国家(ランダムに登場する都市一つだけの小規模勢力)を発見 → 代表団を派遣して宗主国になっておく → 友好関係にあった近隣のコンゴ文明が、なにを思ったかその都市国家に宣戦布告 → 「お客さん、それはちょっと困りますねぇ……」とケツ
『牙狼』がラスト3話まとめて配信なので、『ターボレンジャー』はちょっと駆け足気味で。 『高速戦隊ターボレンジャー』感想・第17-18話 ◆第17話「子供になった先生」◆ (監督:東條昭平 脚本:藤井邦夫) 巨大な石棺の中からドロロボーマが大復活し、なんだか、水木しげるの描くミクロネシアの妖怪とかに居そうなデザイン(今作の怪人デザインを担当している篠原保さんといえば、後に『忍者戦隊カクレンジャー』で、妖怪怪人をデザインしていたりも)。 どろろボーマは赤の勾玉の力で次々と人間の年齢を食べて大人を子供に変えていき、洋平をかばった山口先生もその被害に遭ってしまう。少女となった山口先生(記憶を失っているのが、冒頭の被害者たちの描写とズレてしまっているのですが……)のマンションを訪れた力たちは、壁に貼られたクラス名簿に、生徒それぞれの長所と、教師としてどう導いていきたいか、が書かれているを目にし、割と
『仮面ライダー鎧武』感想・第3-4話 ◆第3話「衝撃!ライバルがバナナ変身?!」◆ (監督:柴崎貴行 脚本:虚淵玄) インベスゲームとは? 異世界の扉を開くロックシードで、小動物インベスを呼び出し、戦い合わせるゲームだ。 この勝敗により、ダンスチームのランキングが決まるぜ! ダ、ダンス、は? ダンスステージの使用権を巡って「デュエルしようぜ!」と行われるインベスゲームの勝敗でダンスチームのランキングが決まるという卵と鶏はもう親子丼になっているぜ、みたいなビートライダーズ戦国時代、アーマードライダー鎧武はインベスゲームで連戦連勝していた! …………え、アリなの? リモコン操作なの?! という疑問にはDJが「自らバトルに参加する、新たなインベスゲームのスタイル」と強弁して突破し、第3話にして早くも、『遊○王』で突然、使用者しか特殊効果を知らないトラップカードが出てきて戦況をひっくり返すみたいな
本日は毎年恒例、年末振り返り企画、映画・読書・ゲーム編をまとめて書きました。 グレートな勇者 ◆ガチグリーンさん >30年越しにグレートの内容に真摯に向き合えて、本作の問題点や後の「平成ウルトラマン」に与えた影響がより明確になって面白かったです 海外制作&90年の《ウルトラ》という事で、視点のチューニングがやや難しかったのですが、そう言っていただけると幸いです。個人的には、この時期の環境テロテーマ作品群の一つとして、興味深い内容でした。 >日本語版だとモヤる終わり方でもED主題歌「地球は君を待っていた」でなんか満足してしまう 今作、割とふわっと終わりがちなので、ED曲があるかどうかでも、結構印象変わるかもですねー。 >『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』の宣伝ですね、それにしてもタイミング(笑) あ、そういう事でしたか!(笑) >『メビウス』の時にQ・マン・セブンに比べて軽視され
毎年恒例の年末企画です。カテゴリごとの内容が少なめなので、どさっとまとめて。 2020年を振り返る:映画編 今年見た映画は、以下。 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』 『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー en film』 『天装戦隊ゴセイジャーvsシンケンジャー エピックON銀幕』 『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー』 『妖星ゴラス』 『ボヘミアン・ラプソディ』 …………あまり見ないなりに、二桁ぐらいは見よう、的な目標を毎年掲げているのですが、今年は全く見ていませんねいやはや……まあ世相もあって、レンタル屋からなんとなく足が遠ざかった、というのはあるのですが。で、ネット配信などで見るかというと、どうもPCで映画を見るのが苦手で、興味は湧いても結局ダラダラとしている内に流してしまうのが毎度のパターン。 そんな中では、勢いで見た『ボヘミアン・ラプソディ』が、良く出来
『海賊戦隊ゴーカイジャー』感想・補遺1 毎度の感想もそうでしたが、切り口が多すぎて、どこから切ればいいのか悩む作品なのですが、脳内をもう少し整理しておきたいので、思いつくままにつらつらと。 まずは、この、外したくない企画を見事に成功に導いた約10年前、本当にお見事でありました。 私自身は、そもそもジャンルを問わず続編ものがそれほど好きではない&一つの「物語」を終えたキャラクターの“その後”は視聴者それぞれの心の中にあればいいという考え方なので(近年はだいぶ事情が変わってきましたが、私が東映ヒーロー作品を好きな理由の一つに、基本的に「一年で終わる」というのがあります)、過去ヒーローの登場や過去作品との接続にはあまり付加価値を感じない性質の為、今作には当初、見たらむしろガッカリしそうだなぁ……と距離を取っていたのですが、宍戸勝さん(星野吾郎隊長)登場なら地雷覚悟で見るしかない、とチャレンジして
『魔進戦隊キラメイジャー』感想・第23話 ◆エピソード23「マブシーナの母」◆ (監督:竹本昇 脚本:下亜友美) 「王妃様は、自分の魂を他の石に移す秘儀を持っておられた」 そもそも呪い無効化スキルを持っていた王妃様、自らの魂をヘッドドレスの守り石に移しており、出鱈目に復活。 だが宝路は、クリスタリアの現状と、ヨドン軍とキラメイジャーの戦いに関しては、口を噤んでいてほしいと皆に頼み込む。 「母上が今の状況に耐えられるかわからないからだ」 ……ああ、王妃様、一人でヨドンヘイムへカチコミかけそう……ではなく、母上は、ガチガチの武闘派の一方でメンタルが非常に不安定で「家族の事になると特に心配性」、マブシーナがちょっと怪我しただけで寝込んでしまう一面を持っていたのだった。 「最愛のオラディン王が、ヨドン軍にやられた、と知ったら……」 「ショックのあまり、 地球一つぐらい砕いちゃうかも この守り石が砕
『ワールドトリガー』(葦原大介)21巻、感想 21巻が4ヶ月前に出ていた?!という大失態に数日前に気付き、慌てて近傍の本屋を探し回り、5軒目でようやく入手。 以下、面白かったポイントをかいつまんで。 ・そういえば居なかったゾク(諏訪さんとは仲が良いのか悪いのか)が登場。キャラの引き出しが広いというか引き出しの見せ方が上手いというか、そこまで独特のキャラ付けというわけでもないのですが、それが、“B級最後のエース”として登場する事でポテンシャルが大きく引き出される、というのが実に巧い。 ・カバー裏によると、弓場さんは初期段階から設定されながらこれまで温存されていたとの事ですが、成る程納得。いきなりの表紙登場も納得。 ・これまた今まで居なかったガンマンクイックドロウスタイルが格好いい。 ・そして、果てしなく濃くなっていく19歳組。 ・同意見多数かと思いますが、○○歳組ごとの短編が読んでみたくなり
『電撃戦隊チェンジマン』感想・第34話 ◆第34話「恐ろしきアハメス」◆ (監督:掘長文 脚本:曽田博久) 「ギルークのものを横取りしたくせに」 リゲルオーラによるスーパーパワーを手に入れた事を報告してくるアハメスをほいほいと認めるのではなく、おまえそういう事する奴が簡単に信用されると思うなよ? と牽制球を投げるのが実に星王バズー様らしい呼吸で、引き続き隙の無いラスボスぶりを見せてきます。 「ギルークより、我が身に付けた方がお役に立つと思ったからでございます」 「自惚れ屋め。よかろう。新司令官にしてやろう」 実力と美貌を兼ね備えた女王の足下に存在する陥穽もまたバズー様から指摘されるも、アハメスが母星復興の為に首尾良く遠征軍司令官の座に収まった頃、電撃基地では飛竜がミニドラゴンを抱きながらうつらうつらしており、忘れられていなくて良かった。 「徹夜で看病してたの?」 「ああ。もう、こうして励ま
4週連続スペシャル『スーパー戦隊最強バトル!!』感想・最終話 ◆FINAL BATTLE「そして明日へ」◆ (監督:坂本浩一 脚本:荒川稔久) 囚われのルカと天晴の居場所を探り出すべく、“被ると声が関智一になるマスク”をすぽっと被るマーベラス。 「今日も君の正義が私の自由を侵す。さあ答えよ! 君の戦う理由を」 ……じゃなかった(いきなりの『コンクリート・レボルティオ』ネタは間口を狭めるのでやめましょう)、ガイソーグの記憶にアクセスしたマーベラスが走り出し、それを追ったカグラと共に、地下室へ。そこで2人を捕らえる鎖を断ち切るも、案の定暴走状態になるマーベラスだが、銃を取り戻したルカ、思い切り撃つ。 「とっとと起きな!」 そして、踏む。 「いい蹴りだ」 「なに無茶してんのよ」 「おまえがいりゃあ大丈夫だと思ってな」 「……うっさい、ばーか!」 ここに来てまだ、トップギアを隠していたのか荒川さん
『電撃戦隊チェンジマン』感想・第27話 ◆第27話「ゲーター親子の夢」◆ (監督:山田稔 脚本:曽田博久) 熱海後楽園ホテルに謎の招待を受けるチェンジマン。そこで待ち受けていたのは…… 「ゲーター!」 と一斉に躍りかかるが5人だが、実はそれは女装したゲーターではなく、ゲーターの妻・ゾーリーであった。 「いったい俺達を呼んで、なんの真似だ?!」 ゾーリーは、ゴズマに単身赴任してもう3年になるゲーターを、子供に再会させる為になんとか協力してくれないか、と床に頭をこすりつけんばかりにしてチェンジマンに頼み込み、歩み寄るとその頭を上げさせる疾風。 「戦争で犠牲になるのは、いつも女と子供ってわけか」 「はぁ……女だと宇宙人でも甘いんだからな~」 「簡単に信用はできない。ゴズマの卑劣なやり方は、いやというほど見てきたからな」 ゲーター似の宇宙人相手でもフェミニストぶりを発揮する疾風だが、一気にほだされ
最大のエネルギーを発揮するのは渦だ! 復讐の天狗仮面! 『科学戦隊ダイナマン』より夢野博士! 戦士の安らぎは風呂しかいらない! サブマシンガンを構えた鬼軍曹! 『電撃戦隊チェンジマン』より伊吹長官! 素手でビール瓶を切断し、ビークスマッシャーを片手で撃つ完璧な人生! 『鳥人戦隊ジェットマン』より小田切長官! デジタンクでぶっ飛ばせ! 実はボクシング経験者でもある熱血漢! 『電磁戦隊メガレンジャー』より久保田博士! その電光剣に斬れぬものなし! BF隊の頭脳にして最強の剣聖! 『バトルフィーバーJ』より鉄山将軍! 知力・武力・キチガイ度すべてがMAXの「長官チーム」、弱点は、スタミナか……。 2/22付けレス ◆藤村さん >ガイソーグに関しては、リュウソウジャーのキョウリュウインスパイアっぷりが半端ないので、追加戦士のウッチーインスパイアをやる前振りかなと思いました ああ成る程! そういえば
昨日に続けて『ルパパト』感想書きました。追いついた! 本日も長いです。 因果は巡る糸車 ◆あきさん >何か咲也の善意からの「今の僕に出来る事」が負の連鎖の引き金になって快盗がターゲット変更した事から、 >結果としてノエルの「今の僕に出来る事」に収束したようにも見えていろいろ辛かったです。 見ていて精神を消耗するエピソードでしたが、とにかく今回、様々な因縁の連鎖の描き方が、年間単位でも数話単位でも縦横無尽に張り巡らされていて、凄かったですね。 >例えば私達が犬の群れの中にニホンオオカミを見つけたらという興奮みたいなものかもと思ったら何となく腑に落ちました。 それは納得です。異世界人=金庫持ちなのかはわかりませんが、もしそうだとしたら、金庫はどうなっているのか、とかは個人的にもちょっと気になる所で(笑) 双眼鏡で一発でわかったという事は、何か特性が残っているんでしょうしね……。 >何か快盗にも
『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』感想・第42話 ◆#42「決戦の時」◆ (監督:杉原輝昭 脚本:香村純子) 町を歩いていた魁利は、国際警察の派手な制服姿で、オープンカフェでお茶しているノエルを発見。 「今一人で出歩くのはお薦めできないな。またデストラに襲われたら危険だ」 「おまえはどうなんだよ。その制服、めっちゃ目立ってんぞ」 ノエルは無言で両手を広げ、明らかに率先した囮で、魁利もそれをわかっている様子ですが、そこにドンピシャリでデストラが登場し、2人はミサイルの雨をかわしながら変身。 「デストラ、今度こそおまえを倒す!」 「――気が早くてよ、坊やたち」 だがそこにゴーシュも姿を見せ、高いところから援護射撃をしながら、まさかの直接参戦。 「今日は私も遊んであげるわ」 「一人じゃ勝てないから、仲間呼んだわけだ」 「ドグラニオ様の期待に応える為ならば、私のプライドなどどう
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『gms.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く