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やる気の出し方
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補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO) 「素人は戦術を語り、玄人は戦略を語り、プロは兵站を語る」と良く言われます。しかし良く言われる割に、兵站を語った書物という物は多くありません。 特に近世ヨーロッパの兵站を題材にした一般的に手に入りやすい書物というとファン・クレフェルトの「補給戦」くらいしかないのが実情です。しかしこのクレフェルトの「補給戦」はナポレオン時代の革新性などを馬鹿げた俗説を排して巧みに説明する非常に優れた著作である一方で、まったく余所から反論がない書物という訳でもありません。 そこで、今回はこの補給の問題の中から、パンの補給について考察してみました。 クレフェルトの著作における近世ヨーロッパの兵站の基本主張は、当時において「現地徴発が戦略の基本」であるというものです。これは、兵站の荷馬車隊と軍需品倉庫に依存して機動力がない、と一般に言われる近世ヨーロッパ諸国
狼と香辛料 (電撃文庫) 「狼と香辛料」というのは、少し前に完結したライトノベル・シリーズで、珍しいことに中世ヨーロッパ風の世界を舞台にした行商人の物語です。 非常に面白いので、是非いちど読んでみることをお勧めします。中々、こういう舞台設定はないですから。 アニメ化もされています。 さて、続いて題名にあるヴァレンシュタインとは、シラーの戯曲「ヴァレンシュタイン (岩波文庫)」でも有名なる、大傭兵隊長ヴァレンシュタインのことです。 こちらは、歴史好きなら説明するまでもないでしょう。 三十年戦争前半に大活躍して、最後は上司である皇帝フェルディナント2世に暗殺される彼の人は、傭兵隊長として成功を収め、貧乏貴族からドイツ有数の大貴族にのし上がり、分不相応な野心が故に身を滅ぼしたと言われています。 まぁつまるところ、悪名高い人物です(もちろん、勝てば官軍理論により、必要以上に悪し様に罵られております
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