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Glottal stop(声門閉鎖音または声門破裂音 [ʔ])は英語で非常によく発音されますが、英語では音素的な役割を果たさないためにあまり詳しく説明されることがありません。どこの地域の英語でも glottal stop は /t/ の代用(glottaling)として発音される割合が最も高いのですが、そのパターンは地域によってさまざまです(たとえば以前紹介した Cockney のように)。 さて、今回はこの glottal stop を上手く使うことで /t/ の音の処理がスムーズに出来る発音を紹介します。英語学習者は glottal stop の乱用は避けるべきですが、今回紹介する3つのパターンでは glottal stop を使用することで語尾の /t/ を上手く処理することができ、ネイティブの発音に近づきます。 Glottal stop とは Glottal stop [ʔ] は声
日本人で little という単語をうまく発音できる人はけっこう少ないようです。実は、この単語には音声学的観点からはいくつもポイントがあるんですが、わかってしまえば「な〜んだ!」っていうことなんです。 まず、ゆっくりと発音してみます↓ もちろん、このようにゆっくり丁寧に発音されることはしばしばあります。でも、fast speech で発音する場合は、これとは少し違った発音の仕方があります。 /t/(および /d/)の後にすぐに /l/ を発音するときは、舌の先端を alveolar ridge(上の前歯のすぐ後ろの歯茎の部分)に接触させたまま、舌の側面を下げることによって空気を開放します。この時のポイントは、舌の先端は alveolar ridge から絶対に離さないことです。つまり、空気を舌の先端部から開放せずに、舌の側面から開放するんです。これは側面開放(lateral release
このブログは2017年5月に移転しました。新しいブログはこちらです。スローペースですが、少しずつ更新しています。 (*発音矯正を望まれる歌手・俳優、また、英語教師などの英語を使うお仕事をされている方は、ホームページをご覧の上メールにてお気軽にご相談ください。) T-ACT英語発音矯正サービス Email: s-tanaka@hatsuon-kyosei.com HP: http://www.hatsuon-kyosei.com さまざまな地域やさまざまな社会層の人たちの発音音源を記録する際に、音読用としてよく使用される passage がいくつかあります。その中の代表的なもののひとつに “Authur the Rat” があります。もともとは Gertrude Sellon が “I Don’t Know” というタイトルで書いたもののようですが(MacMahon, 1991)、音読者の発
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