サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ドラクエ3
hayamiz.hatenablog.com
『シャコタン☆ブギ』(1984〜1995年)は、ヤンキー漫画、走り屋漫画の側面もあるが、基本的には、80年代の地方都市の若者たちの典型像を描く青春漫画である。 町の中心にロータリーがあって、そこにナンパ目的のクルマたちが列をなしている。地方都市ではお馴染みだった光景である。そんな風景がこの作品には登場する。80年代、まだ日本の地方都市にも活気があった時代。 主人公たちは、四国の中堅都市の高校生コンビ。見栄っ張りでの威張り屋の先輩ハジメと、その後輩で、自分がイケメンであることに自覚のないコージのコンビ。ハジメは、高校をダブっているので18歳でクルマを持っている。農家を継がせたい親が買ってくれたトヨタ・ソアラである。17歳のコージの愛車は、ヤマハの50ccのスクーター・チャンプである。 2人のナンパとクルマとバイクと青春。地方都市の繁栄への翳りも、ちらほらと描かれていく。街の中心が郊外を走る海
2015年、世界の音楽産業においてデジタルの売り上げがフィジカルのそれを上回ったという。こんな言い回しで意味は伝わるだろうか? CDの売り上げをネット配信が追い越した。それ自体は、驚くべきことでもない。むしろ音楽CDを”フィジカル”と呼ぶのだということが気になる。 ストリーミングやダウンロードといった”物質”を伴わない音楽再生の手法が主流になりつつある音楽市場で、CDはいつしかフィジカル、つまり身体を伴うメディアと呼ばれるようになっていた。”フィジカル”という言葉を使うことへの違和感とは何だろう。「同僚がメンタルやられちゃってさ」という会話と違って「うちの夫がフィジカルやられちゃったのよ」という言い方は、日常会話っぽくないのだ。わざわざといったニュアンスが付いてくる。 ”フィジカル”や”物質”に脚光が当たった時代があった。オリビア・ニュートン=ジョンは、自らレオタードに身を包み、エアロビク
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『hayamiz.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く