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ドラクエ3
hirokidaichi.hatenablog.com
2017年の流行語大賞には、「忖度」が選ばれた。組織や偉い人の意向にそうように、誰から言われるでもなく行動をしてしまうことだ。これは日本だけの現象ではなくて、同じ2017年のdictionary.comのキーワードには"complicit"が選ばれた。悪いと知りながら、その行為に消極的に加担してしまうことだ。 世界は少しずつ排外主義に向かっている。自分ではない何者かを自分のエリアから追い出さなければ、自分たちがとり殺されるという不安を抱えた人々が、その「構造」そのものではなく、目に見える仮想敵を取り除こうとしている。 この忖度の正体はなんだろうか。周囲を気にして、周囲の望むように振る舞うのはなぜなのか。山本七平は、このような目に見えない力のことを「空気」と呼んだ。彼のいう日本教の中では空気は最高権力者であり、目に見えない面妖な妖怪だと言った。第二次世界大戦に突き進み、そしてそこから撤退でき
前回の記事で言ったように、ソフトウェア開発って言うのは問題発見とその解決で、 組織戦略と同等レベルの知的作業なんだ。 そして、ソフトウェア会社というのは、この2つが密接に絡み合う。 ソフトウェアアーキテクチャはそのまま組織戦略だといっても過言じゃない。 それだけソフトウェアアーキテクチャは重要なものなんだ。 だから、アーキテクトは必要充分な情報を得る必要がある。 そして、各ステークホルダーに対しての問題を再定義して解決する必要がある。 わかってる。多くの場合、それはうまくいかない。 アジャイル開発プロセスほどに新進気鋭な(といってももう十分な歴史があるが)界隈ですら、 恐れて言わないようなことだ。 何もかも管理したいか、 何も管理しないかのいずれかしか手段を知らないような一般のマネージメント層やスーツの連中に それが理解できる訳が無いんだ。 そういったわけで、アーキテクチャもシステムも新し
アジャイルソフトウェア開発というものの「よさ」を慎重にとらえる必要があるだろう。 わかりやすい表現としては、ウォーターフォールなプロセスに対して、アジャイルソフトウェア開発が優位としているところは、「計画単位の細分化による適応性」だとしている。 これは計画単位が大きいと、不確定な要素によって出戻りや品質の低下が起こってしまうからだ。 この論旨はとてもわかりやすいのかもしれない。 しかし、どうにも歯切れが悪いように感じる。いや、ある種の人々にとっては我が意を得たりといったところなのであろうが、 それはただ単にその人が陥っている状態に対して、アンチテーゼ的であり、そしてそのワードがはやることによる社会的効果に期待してのところだろう。 だから、はじめに断っておくが、アジャイルソフトウェア開発プロセスに関して異論を唱えたいのではない。むしろ、それはすばらしいことだ。と思っている。 ただ、ある種の「
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