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LaTeXとは何なのか? 「LaTeX(「ラ・テフ」と読む)」とは、ぶっちゃけて言うと、文書(document)を作成するためのアプリであるワープロのオルタナティブのようなモノです。異論があるのは重々承知ですが、このサイトでは今、隆盛のM$ワードに代表されるワープロにうんざりしてる人達への代替物として勧めています。一般には、複雑な数式を表記するのに便利なので、主に理系の人達に好まれて使われているソフトです。UNIXで開発され、今では他の様々なOSにも移植されています。幾つか商用版もありますが、基本的にはフリーです。オリジナルの「TeX(「テフ」)」は、スタンフォード大学のKnuth博士が自著『The Art of Computer Programming』を改訂するに際して、依頼した出版社による初版の印刷が、特に数式に関してあまりにも酷かったために、今度は自分でやろうということで開発されま
ミニページの挿入 minipage環境は、文書内に更に小さな文書を入れるような表示をさせることができます(下でミニページが見えやすいよう一緒に使われている¥fboxというのは文章を箱で囲む環境です;抜けば枠は消えます): ¥documentclass[12pt]{jarticle} ¥begin{document} ¥fbox { ¥begin{minipage}{10cm} ミニページその1。¥¥ ¥fbox { ¥begin{minipage}{9cm} その内側にミニページその2。¥¥ ¥fbox { ¥begin{minipage}{8cm} その更に内側にミニページその3。脚注も中に入る。¥footnote{このように。}¥¥ ¥end{minipage} } ¥end{minipage} } ¥end{minipage} }¥¥¥¥ 改行(¥¥)を ¥fbox{ ¥begin{
本文の書き方 LaTeX文書の文書クラスとそのオプション、プリアンブルを設定したら、次は文書の本文を書きます。本文は、「¥begin{document}」でdocument環境の始まりを宣言し、「¥end{document}」で終わりを宣言した間に入れます。文書クラスの指定には「コマンド」を使いましたが、本文には「環境」を使います。 文章は普通に打っていって構いません。ただ改行は、LaTeXの方で用紙の幅に併せ適切なところで入れますので、ソースでのそれは反映されません。例えば: ¥documentclass[12pt]{jarticle} ¥begin{document} 改行は、 LaTeXの方で 自動的に行われます。 ¥end{document}
¥documentclass[12pt]{jarticle} ¥begin{document} ¥begin{tabular}{|l||c|c|c|c|}¥hline 名前\科目 & 国語 & 算数 & 社会 & 理科 ¥¥ ¥hline ¥hline 太郎 & 85 & 70 & 63 & 72 ¥¥ ¥hline 次郎 & 80 & 57 & 95 & 38 ¥¥ ¥hline 花子 & 100 & 85 & 92 & 88 ¥¥ ¥hline ¥end{tabular} ¥end{document} まず最初に¥begin{tabular}{|l||c|c|c|c|}…¥end{tabular}で表(tabular)環境の始まりと終わりを宣言します。この¥beginコマンドのtabular環境を指定した後に続くもう1つの引数(「{|l||c|c|c|c|}」の部分)では、表の行(ra
文書の分割の方法 100ページ以上に渡る大規模な文書になると、コンパイルやプレビュー表示にも結構な時間がかかるようになってきます。ちょっとした修正の成果を見るために全文書をコンパイルかけなおすのはいかにもマヌケです。また文書の編集も、巨大なテキストファイルをエディタで開いていじるよりは、適当なサイズに小分けして保存(あるいは章、節ごとに独立したファイルに保存)したファイルで行った方がサクサク効率的に行えます。 LaTeXのソース文書を分割・統合するには、¥inputコマンドを使う場合と¥includeコマンドを使う場合の2つの方法があります。いずれの場合も、(1)本文を小分けにして保存した子ファイルと(2)それを一つに纏めるための親ファイルの二種類を用意します(いずれも拡張子は「.tex」)。まず親ファイル(「parent.tex」と名付けるとします)の中身には、本文は何も書かず文書クラス
大きさは全て、文書クラスのオプションで指定したデフォルトのサイズに対して相対的に決まります。もしデフォルトサイズが10ポイントであれば、これが¥normalsizeの大きさになります。フォントサイズ変更は、declaration(宣言コマンド)形式とenvironment(環境)形式の2形式でおこなうことが出来ます:
¥documentclass[12pt]{jarticle} ¥begin{document} これは普通の文章です。これは普通の文章です。これは普通の文章です。これは普通の文章です。これは普通の文章です。これは普通の文章です。これは普通の文章です。これは普通の文章です。¥footnote{これが脚注に入る文章です。} ¥end{document} このように脚注にはそれぞれ番号がふられます。LaTeXにまかせて自動で番号を割り振るのではなく自ら行う場合には、オプションを使用します。「¥footnote[独自の脚注の番号]{脚注のテキスト}」とすれば、[…]括弧内に書いた数字が通常割り振られる脚注番号の変わりに表示されます。オプションで自ら番号を付ける場合、その脚注の番号は換算されません。例えば、ある文章に脚注を3つ付加し、1つめと3つめが普通の脚注、2つめのみがオプションで独自の数字を指
「thebibliography」環境 参考文献も目次と似たような形でLaTeXが自動的に生成します。一般に、参考文献は本文の終わりに置きますから: 文書クラスとオプションの指定 プリアンブル 目次 本文 第1章 第1章、第1節 第1章、第1節、第1小節 参考文献 となりますが、これもまた目次同様、望むのであれば好きな位置に表示することが出来ます。参考文献の生成には2つの方法があります。1つが「thebibliography」環境を用いるシンプルな方法。もう1つが 「¥bibliography」コマンドを使う、 Bibtexプログラムで生成される文献データベースを利用した方法です。最初に「thebibliography」環境を使う方法を説明します。文献データベースを使う方法はその応用ですので、文献データベースを使う方法を学びたい場合にも、まず「thebibliography」環境の使い方に
文系人間のためのやさしいLaTeX入門です。別にマカーでなくても大丈夫。LaTeXの文法は共通ですし、アプリの使用法も単純なのでOS違ってもさして変わりありません。当サイトで紹介するLaTeX関連アプリは主にマック用ですが、大概他のOSバージョンもありますし、そういったものはむしろマックよりウィンドウスなどの方が充実してるでしょう(オリジナルのUNIXは言うまでもなく)。初心者歓迎。私自身もまだ素人に毛が生えた程度のものですが、要は「使えれば」いいんです。(^^;)
文書クラス 「 文書の書き方」の章では、(1)文書クラス(とそのオプション)、(2)プリアンブル(前文)、そして(3)本文がLaTeXソース文書の基礎であると述べました。このページではそのうちの 文書クラスとプリアンブルについて述べます。まず文書クラスとは、見出しの出力形式や、1ページの行数、1行の長さといった基本的な出力形式をまとめて指定するものです。本文領域の幅や行数他の設定を文書を作成するたびにいちいち書いていくのは面倒だから、これらを「クラス」として予め纏めておき、文書内から呼び出すだけで何度も繰り返し使えるようにしたわけです。言ってみれば新規文書のデフォルト設定、あるいはワープロのテンプレートのようなモノです。文書のクラスは、文字通り「¥documentclass{クラス名}」コマンドによって指定します。これは通常、文書の一番はじめの行に挿入される、必要不可欠なコマンドです。 上
左側のフォームに入力した文章を、Unicodeの数値実体参照コードに変換して右側フォームに出力します(半角数字や記号、スペース、改行は変換しません)。翻訳掲示板に書き込みする際に一部文章を翻訳しないで表示させたい場合、複数言語混在文の作成などにご利用下さい。
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