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久しぶりのエントリになってしまったが 2010年4月1日 ソニーコンピューターエンターテイメント(以下SCE)が事実上の解体の憂き目にあった。 正確に書くと、親会社のソニーがSCEを「SNEプラットフォーム」という会社名に変更し、ゲーム機やソフト開発などを 新SCEに引き継いだ後に残ったネットワーク部門を吸収合併するというものだ。 ここで問題となったのがこれに関する一連の報道である。 日本経済新聞社が債務超過に陥っているネットワーク部門と報道したためSCEは債務超過状態だったのではないかと 憶測が流れたのだ。 最近の日本におけるゲーム会社の収益は急降下している。 バンダイナムコホールディングスも10年3月期の決算を85億円の310億円の赤字と計上。 結果、突然の社長交代劇も演じている。 なぜこんなことになってしまったのか? ダイヤモンドオンラインでは護送船団方式が崩壊し、現在の覇者である任
前回の続き 最近コミケットのマナー問題でマナーが悪くなったことを憂う記事が 増えたように思う。 確かにマナーが悪い人が増えたのは確かで あちらこちらでマナーの悪い人の話などを聞くと、低年齢化など 色々なところに原因を求めてしまうのも致し方ないところではある。 しかし今回C76で起こった出来事は、列崩壊が発生したもものの 寧ろ混乱は最小限に食い止められており、改めて参加者のモラルの高さを 証明することになった。 スタッフが昼の12時前後スタッフは確かにいなくなったが列は崩壊しなかった 事実上無管理状態にも関わらずだ。 多少の割り込みなどは起こったのは 間違いないことなのだろうが大きな混乱もなく皆列に並び続けた。 列崩壊が起きれば下手をすれば、サークル前に殺到する可能性もあった。 それが起こらなかったのは何故かと言われれば、参加者のモラルが無法者に 勝ったということに他ならない。 スタッフは少
C76夏コミに参加 上海アリスで何が起こったのかを可能な限り私見を抜かして書く。 8:45 入場、上海アリスへと向かう列がすでに形成されていた。 距離数十メートルほど 9:15 サークルの設営はほどほどに上海アリス列に並ぶよう指示があったので並びはじめる。 スタッフに外に出る列を聞くも誰も答えられず。自然発生的に生まれた新しい列に並ぶ。 スタッフが列圧縮の方法を新人にレクチャーしている現場を目撃する。 既に列は2列目となっており、東1ホールの壁前が待機列と化していた。 カートに荷物を運ぶサークルさんがどうにか横断しようと試みるが、移動しきれずに苦慮する。 列圧縮が行われ、より横断が困難になっていた。 9:40くらい スタッフに先導されて外に出る。移動の様はまるでモーゼの十戒のよう。 10:00 最初の列形成。スタッフが並び順を設営する。東1と西ホールの間で開場の拍手。 10:30 取りあえ
2009/5/26注釈を追加 最近とんでもない頻度で東方オンリーイベントが開催されている。 中には大丈夫なのかと思えるようなイベントもあり、混沌とした状態だ。 だが、彼らにも彼らの事情はある。 半年前になるが世代間断絶の話になったときにちょっとした違和感があった。 同人イベントではすべての人は参加者という建前がある。 だが実際イベントがどのように行われているかについてはブラックボックス化されており その実態はあまり見えてこない。 これは特に収支報告の点で顕著だ。 つまり運営側はトントンで運営していると言っても 根拠が見えてこないのである。 そこで今回はイベンターさんの話を聞いた中で書ける範囲でかいつまんでイベントで何を想定するのかを 紹介しようと思う。 もちろんこの辺は伝手で聞いたような話だから、あまり過信されても困る。 イベンターさんがどの辺で苦労するのかわかることで、参加者はより参加者
半年前のエントリにコメントがついているので最近起こったことを踏まえ ちょっと書いてみる。 博麗神社例大祭について 前回のような問題も発生せず上手い運営が出来たが、来場者は前年比から殆ど増えていない状態となった。 会場スペースは大きく増えたので来場者当たりの面積が増えた結果混雑が回避された。 もちろん時期的な問題や、不況の影響もあるのだが、前年の問題が尾を引いていたのではないかと思っている。 決算はどうにか黒字という噂を聞いたが資金的に危ない運営は避けて欲しいところ。 機材の置き場のためにわざわざ部屋を借りるなど裏で苦労したことはもっと明かしても良いと思う。 サークルのお客様意識について 半年前のエントリだが、少し訂正 イベント運営側に対してもお客様意識があると言わざるを得ない。 完全にお客様意識の階層連鎖が起こっている。 本当に参加者たる意識があるなら運営側も手伝うとか何かしらアクションを
明けましておめでとう御座います 今年もよろしくお願いいたします 冬コミが終わりました。 動員数は前年よりもプラスとなり不況を吹っ飛ばす内容とあります。 一応参加しての雑感 主に西館にいたわけですので相当偏っている前提で書きますが 思った以上にやばいです もちろん統計とかとったわけじゃないのですが、最後までいると気づくのが 中学生がなんと多いことか。 ニコニコ動画の影響なのかどうか、若年化が更に目立つようになりました。 そんな彼らですが午後2時くらいになると一気に減っております。 買い専が増えたというのが実情のようです。 そのせいでしょうか 最後までサークルブースを残している人が減っていました。 その証拠にクロネコヤマトやペリカン便の搬出口が普段なら長蛇の列を作っていたのに今年は あまりに空いていて殆ど待つことがない。 幾つかのサークルさんに尋ねたのですが頒布部数を減らしているところがちらほ
ちょっと砕けた感じで書いてみる 有村悠氏http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20081205/1228472025で嫌儲について書いているよ。 こちとら責任範囲が許す限りの市場制限について書いていたのに嫌儲と一緒にしてしまってるよ。 はっきり言うと、私は同人で儲けることなんて否定する気なんてないよ。 金かかるわ上手くいくとは限らない同人で利益を確保するやりかたをしないと駄目って話だったのに カネ掛からなくするようにって話すると飛躍して無料にするべきだって言い出す。 ただ同人を語る上で重要なことなんだけど「お目こぼし」という概念があるのさ。 お目こぼししてもらえる規模かどうかを決めるのはやっぱり金銭なわけで。 利益ではなくどれだけの売上高かでみんな判断されてしまうわけよ。 だから作り手はそんなに利益無いよって言ったって売上高でみんな判断されるのだから 色々つつかれるのは
久しぶりのエントリです。 色々コメントを書いてくださる方有り難うございます。 現実に起こっている事に対して、皆様がたでどう考えるのか? 書き方がまずいとか、自分たちの意見を聞入れないとかというコメントが散見されますが ちょっと冷静になっていただいてこの話。 今の同人というのは徹底的な理論武装で成り立っています。 商行為をしていながら商業じゃないと言い張るのもその一つ。 私は例大祭でカタログを持ってない人は最初から入れないようにすれば良いと書きました。 実はこれには大きな問題がありまして、カタログを入場券扱いにすると営利目的のイベントということに なって会場を借りる費用が上がってしまうのです。 だから入場券をカタログという言葉でオブラートでくるみ、ある程度の人数が入ったら後は解放という なんともおかしなルールを設けているわけです。 理論武装していますから生半可なことをここで書きますと 否定し
「コミックマーケットでは参加者とサークルは対等である」 という言葉がある。 前回のエントリの中、この言葉が一人歩きしていることに気がついた。 この対等という言葉が、どうも「運営販売側は優遇されるべき」であるという妙な風潮を生んでいる。 そしてこの問題の根底には「商業の世界では消費者が上位で販売者が下位である」という誤解があるようだ。 ここで対等の意味に関して どういう意味なのかをもう一度紐解いてみる。 まず商業の基本は「販売」である。 Wikipediaによれば販売(はんばい)は、 商品を売る(所有権を移転する)ことである。 それ以上もそれ以下もない。 サービスとは販売行為に付随するものであって、物が買える保証などではない。 たとえば買ってくれた方に笑顔で有り難うございますというのもサービスだし、 梱包するのもサービスの一環だ。 販売者は商品の値段を自由につけることができる。東方の場合はZ
前回の続き というわけで 一回目は東方ってもはや同人じゃないではないか? で 次に今はお金の掛からない表現方法があるのではないか? と続いてきました。 まずはじめにとても意地悪な問いかけをした事をお詫びいたします。 ここで今一度 もはや同人ではないのではないかに立ち返り、種明かしと続きを始めます。 そもそも現代の同人のやり方では商業主義なしに同人が立ちゆきません。 たとえば印刷屋との折衝もしかりですし、販売委託もそうですね。 特に販売委託の場合、市場原理が働きますからその段階で「自分のやりたいものをやる」という 同人がすぐに行き詰まるのは自明の理です。 自分の好き放題に公序良俗に反する内容や、面白くない内容はすぐに撥ねられます。 人気の出ない同人は在庫の山です。 販路拡大も大きな問題です。 特に東方同人についてはとうとうアマゾン(IOSYSさんとか)でも ニコニコ市場(ホワキャン経由ですが
「東方はもはや同人ではない」 数々のコメント並びにブックマークを入れていただき 有り難うございます。 同時に数々の反論もあり、皆様方が同人という世界にどのような思いを持っているのかを 再確認することも出来ました。 同人はとても巨大化して一種のマーケットと化しています。 昔は皆に自分の思いの丈を伝える方法は本しかありませんでした。 たとえば、今やポケモンを生み出したゲームフリークは元々同人誌の名前でした。 あの当時、本を出版する費用を賄うために即売会を開き、作り手同士の情報交換のため 本の交換が横のつながりとして行われてきました。 しかし、現代ではどうでしょう。 今や自分の意見を伝える手段はとても増えました。インターネットの登場で 直接自分の意見を発表することができます。 そしてブックマークをしてくださった方 そしてここに多くの閲覧してくださった方がいるわけですよね。 こうしたネットスペース
2008年8月27日 少し追記 今回の話は無意識な選民思想ってやつで 東方界隈はあまりに巨大化しすぎて、所謂「にわか」がたくさん出ているわけですが たとえば彼らのうち都合の悪い存在を「ニコ厨」と呼称したり 「お客さん意識」って言って、そんな考え方では駄目だと嘆いてみたりがあまりに目立つので今回はそんな話。 同人というのは同好の士が集まって一緒に楽しむ場であるはずなのに 何故か、自分に都合の悪い存在を勝手ににわかと認定して 「我こそは正しいファンなるぞ」と言い出してしまう人が こと東方界隈には多いようです。 正確には声がでかい人に限ってそういう事を言う人が多い。 もちろんこのような思考形態はインディーズバンドのファンとか ある程度カルト的なムーブメントを経たコミュニティでよくあることなのですが 問題は「ニコ厨」「お客さん意識」と名のもと思考停止しているようにしか見えないことなのです。 たとえ
2008年8月23日加筆修正 夏コミが終わりまして皆様如何お過ごしでしょうか? 東方ブースは極端な人だかりでこの界隈に対する熱気を感じた所存です。 一方でいろいろな部分で歪みが出ているのもまた事実です。 今回は東方地霊殿非公式サポートページの閉鎖です。 ZUN氏のブログよりリンクされているサポートページを見ると、愚痴とともに 閉鎖の旨が書かれた文面が書かれています。 この内容に大して不安を抱いた方も多いでしょう。サポートページを作ったのは 東方Wikiの管理者でもあり、東方シリーズを最初から支えていた人であったからです。 これを読んだ方は管理人さんが大層身勝手な人に映っているのかもしれません。 私自身最初は憤慨していました。 ボランティアは見返りを期待するものではないという意味です。 ただ、管理人さん自身そのことがわからない方ではないことは明白です。 しかしこの話には裏が有るようです。 ど
である調はちょっと疲れたから文体を変えてみる。 前回のエントリ東方儚月抄が迷走しているみたいで多くの反響をいただきました。 幾つか気になる部分について取り上げながら 前回の話をもう一度まとめ直します。 予想通りとも言えますが「論理的に考えれば考えるほど破綻する」に反応する人が異常に多かったようです。 ちょっと意地悪いトラップでしたが、ファンタジー世界の創作では論理的な部分というのは どうしても破綻する運命なのです。 今までだってスペルカードを実行すると何故弾幕がでるのかとか 突き詰めるとそういう話になってきます。 ではなぜここの部分に反応したのかと言いますと、ほかでもない読者自身がそう思っていたけど 建前上否定したくて仕方なかった。という事につきます。 「小難しく考えてるけど結局同人気分の原作まんま載せた長編漫画が漫画として(キャラ含めて)つまらなかったんだと思うの」 破綻するで反応した人
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