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少し書いておきたいことができました。 「Postmortem of the golden witch」……黄金の魔女の検死、ないし感想戦や反省会という意味になります。次回作「うみねこのなく頃に」の“礼”が出るなら、こんなタイトルかもしれません。 今回の内容は、EP8のプレイメモを書き終わってから、なんとなく全体を振り返りつつ、作品世界の構造や戦人が果たした役割について考えていた時に思いついたことです。……大したことは書いてないっす。 出題編と展開編の違い 「出題編」と「展開編」……「うみねこ」は「ひぐらし」と同じく8編(“礼”除く)の構成ですが、「ひぐらし」の後半4編が「解答編」(だったかな?)なのに対し、「うみねこ」では「展開編」ということになってます。なぜ“解答”ではなく“展開”なのか。単に解答を明確にしないという意味なのか。それとも他に意味があるのか。 改めてこのことについて考えてい
感想……感想……何を書きましょうね…… とりあえず言えることは、「面白い“遊び”だったな」ってことでしょう。「うみねこのなく頃に」という作品だけでなく、それを取り巻く世界……ネットを見たり、自分でブログを書くことを含めてです。 「うみねこ」がどんな“遊び”だったか……最初は魔法を肯定するか否定するかみたいな議論だったんですよね。それが理屈ではなく感情に訴える方向になり……ヱリカを出すに至っては、議論というより罵り合いになってる気がします。そこからは、恋愛等を使ったお涙頂戴な飛び道具の連発です。ここまでくると、罵り合いですらなく、もうただの殴り合いって感じですね。なりふり構ってないなと。私の目にはそういう風に映っています。 そこで私がやったことといえば、とりあえず飛んでくる弾を全部打ち落としたり打ち返したりしてただけです。ところが、これがなかなか楽しいわけです。ノリノリです。まぁそうでもない
いよいよ大詰めですか。色々と感慨もありますね。 そしてこれが「ぼくのかんがえたうみねこ」です。 あなたは魔女なの? それともニンゲンなの? …………これがウチの考察の集大成なのだろうか…………いいのかこれで。 手品ルート 選択肢が「手品」と「魔法」の二つありまして、「手品」を選んだ場合がこっち。 幻想である目印 「手品」ルートは縁寿が1998年の六軒島に到着する前の船上から始まります。ここでの縁寿は、過去のEPで……特にEP4で色々と学習してきた感じですね。「ひぐらし」でいえばループ状態です。先の展開が分かってるから、現状に対処できるという形。 この場面が現実なのか幻想なのか明確に判別することはできませんが、一つ言えることがあります。それは“幻想である目印”がついていることです。それも、ものすごくわざとらしく。 ここでは上の「○○」に入るものがそれ。EP8のゲーム盤で行われたクイズの景品を
次はいよいよEP8ですね。私はしばらく後になると思いますが、そのうちやります。いつになるかは不明。 今回は、そろそろ時期が時期ということで、何か書くことがあったかなーと思い返しながら考えたネタです。もうトリックだとか真相だとか細かい部分について書くことは特にない感じです。 「うみねこ」には戦人が魔術師としての位階を登る物語という側面があります。ただのニンゲンだった戦人が魔法を理解し、魔術師になって成長していくお話ってことです。 位階っていうのは、特に作中では名言されていませんが、EP4のTIPSで「領地を持つ魔女(=領主)<航海者<造物主」となっているアレです。戦人がどこまで位階を登れるのかは分かりません。ただ主人公がそういう道を辿る以上、作者竜騎士07氏が考える、人間が魔法をどう捉えどう関わるべきかということの答えは、EP7ラストの戦人の姿そのものなんでしょう。 戦人の物語 「うみねこ」
興味深いコメントを沢山頂いてます。参考にさせていただきます。 今回はEP7の大きなポイントである「土は土に・幻は幻に」の解釈例を書きます。 略して「はにはに」 はじめに EP7の謎解きにおける一つの山場。ウィルが「真実と虚構を、斬って分ける」と宣言してEP1?4の各トリックの解法をクレルに突きつけます。青字でも赤字でもなく、白黒の剣の形で表現されてます。 このくだりは作中では「解答」として扱われてますが、ユーザー側からはただの「ヒント」です。感想でも書いたとおり解釈にも幅があり、これで全ての“たった一つの冴えた答え”が得られることはないと断言してもいいでしょう。 第1のゲーム 第一の晩 ウィルが真実と虚構を切り分けるといってるので、「幻」と「土」はそれぞれ「幻=虚構」「土=真実」という意味だと考えます。つまり、第一のゲームの第一の晩は、虚構によって成立しているトリックだということになります
青い人がやたらと心が大事だと強調するので、じゃぁどうしたら犯人が大量殺人にまで至るのか動機面を考えてみようという話。元々可哀想な感じの人を、さらにできるだけ可哀想に解釈する愛なき所業。……やはりというべきか、一応隠してくれる分だけベルンカステルの方が私よりマシなのである。 結構キツイ感じのエゲツナイ内容なので、苦手な人は回れ右。 凌辱系のエロゲとか大丈夫な人なら大丈夫。言葉を濁さない! 大量殺人劇首謀者の語られぬ動機 EP7:誰も碑文の謎を解けないなら、誰も絶対に逃れられない、絶対の、運命。 それで島を閉ざした。自分ごと。 1986年10月4日から5日は、絶対の意志で封じられ、……その狭い時間と島の中で選ばれるいずれかの運命に、……彼女は身を任す。 EP7によると、過去EPで島をぶっとばした犯人(少なくとも最初にふっとばそうとした犯人)は紗音ってことで確定のようです。手段は、旧日本軍が六軒
似たようなことは今までも書いてきましたが、改めて。ちょろっと図もつけてみたり。 EP2のプレイメモを書いている最中に思いついた話が広がりすぎたために、分割したもの。 「悪食島」関連の話が出たところで横道にそれたら戻れなくなった。 神話や伝説のように、「ベアトリーチェの物語」も様々な大小の物語を受け入れて変質しながら受け継がれ、あるものは消えあるものは広まっていくというのが根本。 その系譜を考えることで、現在の「ベアトリーチェの物語」ひいては「ベアトリーチェ」自体に迫れないだろうか?というネタ。 まず金蔵や熊沢が持つ「物語」の元ネタがあり、そこから伝播し、混ざり合い、今「うみねこ」の中で激しく変化しているゲーム盤世界へ。金蔵時点の純粋なベアトリーチェの物語と、熊沢の話が混ざったもの、それ以降の物語の中身が変わっている点に注意。 そして事件後、生存した絵羽により新たな物語が作られる。また魔導書
久々更新。 KEIYAさんの新しい本が出たので入手してみました。分厚い本です。 とりあえず巻末の「特別対談」だけ読んだので感想など書いてみます。 どうやらEP5の内容にまでかなり食い込んだ感じになってるようなので、中身を知りたくない人はまだ読まない方がいいかもしれません。 ニガヨモギ KEIYA:ニガヨモギの花言葉「不在」が金蔵の死を暗示 →私は全く考えたこともないポイントでした。こういう知識や情報による分析がKEIYAさんの真骨頂だなーと思ってます。 私があんまりものを知らない&調べないのもありますが(笑 EP5の仕掛け 竜騎士07:EP5はエグい仕掛けがあって、ある種の核心まで至っている人なら引っかからないと思うのですが? →大体いつもそんな話が出てるので、あんまり深く考えない方がいいかも。 角度の違うヒント 竜騎士07:EP5から、これまでとは角度の違うヒントが? →EP4の時もそん
(最終更新:2007/10/07) 二次創作キャラ「尾八白様」について。 尾八白様(オヤシロさま)とは 「尾八白様」とは、「ひぐらしのなく頃に」の二次創作上で生み出された、オリジナルキャラクターです。 「ひぐらしのなく頃に」公式HPのお絵描き掲示板で、様々なユーザーの手を経て、今の姿になったようです。 当然ながら、本編には登場しません。 しかし、このキャラクターは、公式の人気投票で 第3回・10位(2005/10/10?24) 第4回・11位(2006/3/28?4/9) を獲得し、公式HPの閲覧者の、更に一部に限られてはいますが、ある程度ユーザー側の認知を得た存在になっているようです。 羽入への影響 「羽入」登場時に一部で言われた「羽入の外見に対する二次創作の影響」に関しては、製作者側からの言及があります。 ◆とらのあな第四回インタビュー [竜]■■は、最初から二つだけ決まっていたことが
ウェブサイト運営者にとってはおなじみの「SEO(検索エンジン最適化)」 検索エンジンの検索結果で、上位に表示されるように行われる手法のことで、適切なSEOはウェブサイトのアクセスアップに繋がるとされています。 (参考)検索エンジン最適化 - Wikipedia 今回はニンテンドーDSソフト「ひぐらしのなく頃に絆」公式サイトを参考に、少しSEOについて考えてみます。 このSEOの一つとして「meta」タグを整える方法があります。 (参考) ・titleタグ、metaタグおよびURLの構造――『検索エンジン最適化の初心者ガイド』改訂版#4-2 | Web担当者Forum ・SEO対策に重要なMETAタグについて しかし、「meta」タグの使い方を間違えると、逆効果になってしまうこともあります。 このようなことが起こる一つの原因は、検索結果を不適切に操作する「検索エンジンスパム」への対策が存在す
・Key新作「Rewrite」マジで製作決定! 田中ロミオ、竜騎士07がKeyとコラボレーション ・Key新作「Rewrite」の現状のまとめ - Primula 私もリアルタイムで各所のエイプリルフールネタを追跡してました。でも嘘だと決めてかかってました。 それぐらい無いと思ってたんですが、どうやら本当にやるらしい。 ループもので名前を売った田中ロミオと竜騎士07の二人が参加、タイトルも「リライト」とくればループもの? 07thの製作日記等でKeyとの付き合いがあるらしい話が出てましたから、恐らく企画も進んでたんでしょうね。 Keyの外注ライターってことになるんでしょうか。あるいは企画から深く参加する? それにしても、07thの商業化するより先に、ライターとして既存メーカーへの参加があるとは思いもしませんでした。ネタで「型月にでも就職すれば?」みたいな話を見たことはありますが。 型月とも
(最終更新:2008/07/17) 最初と最後では作品の方向性が違っている「ひぐらしのなく頃に」という作品。 作者が掲示板で「問い」を発し、それを考えるユーザーたち。出題編までの「ひぐらし」の姿です。 そして作者自身が発した「問い」が無視され、変質した作品。これは解編以降の「ひぐらし」の姿です。 (関連)【ひぐらし】 「ひぐらし現象」 -ブームの隆盛と収束、作品の変質について- 今回は「ひぐらし」の初期の姿がそのまま残っているはずの「鬼隠し編」の「お疲れさま会」から、「ひぐらし」をプレイする上で原点となるものを探してみようという試みです。 全ての原点として 「うーん、でもそーゆうのってあるじゃん? この最悪のバッドエンドを回避するために、プレイヤーさんが物語を模索していくのがサウンドノベルだし。」 「鬼隠し編」冒頭での魅音のセリフ。 これが「ひぐらしのなく頃に」というゲームの全ての原点であ
製作日記より2007/10/11の日記について 相当煮詰まっておられる様子です。 しかし「この程度の苦境、初めてじゃない」と仰っている通り、過去の製作日記はこのような苦悩に満ちてます。 というか製作日記の3割ぐらいは苦悩でできているような気がします。 そういったものと比べると、「まだまだ大丈夫そうだなぁ」と勝手に思ってみたり。私のような者はいい気なものです。 以下少し長話。 どうやら今回はユーザーの反応に敏感らしいこと 『うみねこ』関連のインタビューの類がないかと探していたところ、某所にこういうのがあったんです。 竜:今回のテーマは「攻撃性」です。かなりひどい。卑劣な状況ばかりなので、0いやマイナス500%でしょうか。でも今回はまだかわいいほうです。たいていの現象は、人間の仕業にして説明する余地がありますので。 でも第2話からは推理さえできなくなるはず。ベアトリーチェの仕事はみなさんの推
【07th Expansion】が送るC72最新作『うみねこのなく頃に』好評発売中!! ネタバレが含まれてる可能性があったのでクリアするまで読むのを控えてたんですが、案の定作品の内容に触れた部分がちらほら。 インタビュー部分が長く、ヒント的なものも結構あります。 インタビュアーが深く踏み込もうとするのを、竜騎士07氏がかわしていく感じですね。 ある意味タジタジというか。 気になったところを拾いつつ少し考えてみます。 以下ネタバレ ◆P6.「(ルールについて)今回はいくつあるのか……解りませんよ」 →とりあえず、「なんでも魔女」的な思考のバイアスに関わる(ひぐらしルールZ)相当のものが一つ。 他には……「ルール」というより「要素のグループ分け」ということならいくつか。 →「黄金の蝶」に関わるある種のファンタジーが濃厚なもの。 →「19人目(ないし死んだフリしてる誰か)」の行動に関するもの。
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今度は最初に紹介したこの記事について。 私はこのお話を、 【「ひぐらしのなく頃に」は古手梨花を殺害する3つの条件「部活メンバーが雛見沢症候群を発症」「鷹野三四による雛見沢大災害」「園崎家が黒幕というミスリード」を暴いて解決する、プロバビリティの犯罪(蓋然性の犯罪)を扱った(本格)ミステリである】 ということだと理解しました。 そういうテーマ・トリックを扱うミステリが存在することを全く知らなかったので、目新しさを感じました。 なるほど、そういう視点で見れば、「ひぐらし」はそういう類の「ミステリ」なのかもしれません。 しかし、このお話は飽くまで「方向性を変えた後の“ひぐらしのなく頃に”の理想形」に関することだと解釈しました。 「ひぐらし」は明らかに途中で方向性を変え、初期とその後では別物といっていいほど違っていることが理由の一つ目。 作者が公式掲示板で問ういくつかの具体的な「問い」や、作中で提
【うみねこ】 「うみねこのなく頃に」デモムービーに志方あきこボーカル曲!(+ムービーの文字を解読)で紹介した英文の翻訳を、コメントで投稿していただきました。ありがとうございました。 それについて触れつつ、私なりに考えてみます。 【英文】 No Dine. No Knox. No fair. In othar words it is not mystery. But it happens. All it happens. Let it happens. Once again. No Dine. In othar words it is to starve. (Starve) while demanding the fair, and die. Witch in gold. Beatrice ヴァン・ダインの二十則は守られていない。 ノックスの十戒には当てはまらない。 公平さはない。 言い換え
製作日記より2007/10/11の日記について 相当煮詰まっておられる様子です。 しかし「この程度の苦境、初めてじゃない」と仰っている通り、過去の製作日記はこのような苦悩に満ちてます。 というか製作日記の3割ぐらいは苦悩でできているような気がします。 そういったものと比べると、「まだまだ大丈夫そうだなぁ」と勝手に思ってみたり。私のような者はいい気なものです。 以下少し長話。
本日2007/08/16の製作日記は私が忘れていたことを思い出させてくれました。 何故こんなことを失念していたのか…… 「ひぐらしのなく頃に」の前身である「雛見沢停留所」は舞台脚本でした。 (参考)【ひぐらし】 竜騎士07氏掲示板発言 No7,15,16 「雛見沢停留所」 人間の役者が演じることを前提にされた脚本をもとに作られたのが、『ひぐらし』だったんですよね。 実写映画化発表以降、私自身を含め、「映画化自体はすごいことだが、作品自体は色々と心配」的な見解ばかりを見かけました。 しかし、本来は人間が演じていることもありえた作品だったんです。 同人絵師・同人作家としての過去ばかりが印象に残っていて、舞台脚本を書いていたのも「竜騎士07」という人物であるという事実を忘れていました。 なら、ある意味で 「グレードアップした雛見沢停留所≒人間が演じる“ひぐらしのなく頃に”」 を見ることができるか
「てっぺい☆」が生まれる2005年8月29日より少し前。 (参考)てっぺい☆祭り 5月下旬の公式掲示板で、とある思いつきから鉄平擁護に回った一人のユーザーがいました。 “子供を殴るなんて思いつきもしない気の小さい優しいオッサン” “超非暴力主義者・北条鉄平” とにかくそれがヤツの妄想でした。 今回はそのバカ野郎(まぁ私なんですが)が、当時何を考えていたのかというお話です。 *この記事は目明し編発売後?から罪滅し編の間に書かれた記事を元にしています。 そのため現時点の情報とは矛盾することがあります。 鉄平の人物像 祟殺し編で、北条兄弟を虐待した男として知られることになった北条鉄平(ほうじょうてっぺい) 彼は祟編で沙都子が壊れた直接の原因だと考えられていました。 しかし本当にそうなのか。 そこに疑問を持ち、反論できる要素がないかと考えてみました。 (目明し編までの情報しかありません) 鉄平がヒ
(最終更新:2008/07/16) まず、私はこの「澪尽し編」を“外伝”以上として扱わないということを明確にしておきます。 作品としての出来の問題ではなく、作品のイメージが私の中で変わりすぎるのが理由です。 特に羽入関連の設定の違いなんかが大きいですね。 私としてはPS2版の羽入の扱いの方が好みなんですが、そういう問題じゃぁありません。 原作と混ぜて考察しようとしたら、相当なカオスになるでしょう。 以下、完全にネタバレなので未プレイの方は注意してください。 長いので分割しました。 (関連)【ひぐらし】[PS2版] 「澪尽し編」に関する感想+考察 -ツッコミとかネタとか- PS2版のオリジナル設定について いくつかPS2版固有の設定が出ているので、主なものを挙げます。 ただ私が「祭囃し編」の内容をかなり忘れているかもしれないので、話半分程度でお願いします。 梨花と母親の関係について まず梨花
今回は要するに 作者と作品を無条件に信用しすぎて、シナリオの矛盾点(実際にはただのミス)を“謎”としてとらえると、ドツボにハマるので気をつけましょう という話だけのお話です。 それは「謎」ではなく、作品の「問題点」 暴走していく考察は、制御しなくてはならないのです。 しかしそれが難しいこともある。そんな話の一例です。 ドツボの世界への入り口 概要 これは、割と有名な「原作皆殺し編」の問題点に関するお話。これを問題にするかしないか、したとして、ミスなのか狙いなのか意見が分かれました。 ところがこの部分、PS2版ではあっさり修正されていたのです。 つまり、これは意味のない部分で、謎でも何でもなかったということなんでしょう。ただの文章のミス。 ここで悪夢は終わったのです。 PS2版では綿・目編など詩音関連で、分岐シナリオの合流後に話が繋がらない場面が出てきます。 なかったはずのイベントが、あった
内容を結構忘れてることに気づいて愕然。 そういえば、私は罪滅し編を通しでプレイするのは2回目か、多くて3回目ぐらいだったような。 今プレイ中ですが、途中であることに気づいてしまって、気が抜けてマトモにプレイできません。 なんか笑っちゃってダメです。 それは、この編は途中から話が変わってしまっているということ。 以下説明。 最善も何もあったもんじゃない まずコレが大嘘。 レナがリナを殺したのは、悩みぬいた末の最善の選択肢などではありません。 実際には、リナがゴミ山に来た時の勢いで殺しちゃっただけですね。 単なる“その場の勢い”です。 鉄平を殺したのも、ただのその場の思いつきです。 それ以前に、葛西に連絡がつかないか……などと全く別の解決の道を模索しています。 このやり方で問題が解決した可能性も十分にあるわけです。 レナは、更に悟史と自分を同一視したりしてますが、それもオカシイですね。 葛西に
(最終更新:2008/07/27:記事を二つに分割しました。 【ひぐらし】 「ひぐらしのなく頃に」の理想形としての「うみねこのなく頃に」) 「ひぐらし」が様々な問題を抱えていたことは間違いありません。 この中でも私が重視しているのが「本格推理原理主義者」の存在です。 私の言う「本格推理原理主義者」とは何か。それに対してどうすればいいのか。 そんなことを益体も無く考えてみました。 「本格推理原理主義者」について 正直なところ、私は「推理小説」と聞くと肝が縮み上がります。 何故か? それは、「推理小説」が“何か怖いものである”というイメージがこびりついているからです。 そうなってしまった原因が、“アレ”です。 長い間、“アレ”をなんと呼べばいいのか分かりませんでした。 しかし、どうやら私はその答えらしきものを見つけたようです。 それは偶然見つけたこの言葉。 「本格推理原理主義者」 ……ああ、こ
Primulaでcloverleaf24さんにご要望いただきました。 私が把握している主なひぐらし関連の考察サイトは、この記事の中にあるもので、基本的に全部です。 ・「ひぐらしのなく頃に」考察の超基礎 ・「ひぐらしのなく頃に」考察の基礎 ・「ひぐらしのなく頃に」アンテナ - 「ひぐらしのなく頃に」データ・考察etc-雛見沢研究メモ(仮) ・【ひぐらし】 資料種別リンク集 あとは、必要に応じて検索することもあります。 今でも精力的に更新している『ひぐらし』専門のサイト……となると、wikiぐらいしか知りません。 ここにないイイ感じの考察サイトがあったら知りたいです。
(最終更新:2008/07/16) 他人にとっては「謎」ですらないものを、自分はいつまでも「謎」だと感じ、考え続けてしまう。 そんな「謎」への執着が私にはあります。 しかし、いくつかの“諦め”……つまり「幻想」を切り捨てることによって、「謎」と“別れる”ことに成功しました。 「謎」を、作品か自分の「問題点」へと貶めることによって。 「謎」を手放し、見切りをつけ、もう考えない。そのための手続きを自分なりに書いてみました。 割と今後の記事の肝になるかもしれない部分なので、事前に説明を試みます。 思ったより長くなってしまいました。 諦めることで、謎が謎でなくなる時 「謎」との別れ 考察をメモっている最中、奇妙な寂寥を感じることがあります。 一言で表現するなら、「“謎”との別れ」といったところでしょうか。「“謎”が解ける」という感覚ではないんです。 「まだ、ひょっとするとコレは、謎なのかもしれない
「祭」プレイ中の暫定的な考察として。 以下ネタバレ。 とりあえず双子が入れ替わってるのは分かる 圭一が図書館へと呼び出される時点で、詩音が魅音のフリをしている……ということは一応分かります。言動が魅音にしては異様ですからね。 他の部分でもチョイチョイと入れ替わってるかもしれないです。 どの時点で入れ替わっていたのかも、ひょっとすると分かるのかもしれません。しかし、再プレイするのが面倒なので省略。多分どうでもいいです。 というか、根本的な世界・キャラの設定が、外伝作者独自の妙な雰囲気を持ってるので、原作を基準にして語るのが難しいかもしれません。 もう一つ確かなのは、ラストの10年後の魅音が、ちゃんと「魅音」だということ。 魅音は園崎の地下に監禁されてて、詩音が魅音のフリをしていた。それだけ、ですかね。 鬼隠し編と盥回し編のレナの違い レナの行動の異様さは、恐らく「詩音」から何かを吹き込まれた
2007年6月24日、ニッショーホールで行われたフロンティアワークスジョイントイベントで、「ひぐらしのなく頃に解」のアニメ1話が先行上映されたそうな。 私は、もちろん行ってないというか、そんなイベントがあることすら知りませんでしたが、さっき知って気になったので、サラっと調べてみました。 もうレポしてる人がいますね。 ◆「blog」 (順不同) ・暇な人が適当に書く日記 イベント感想 ・タカネブログ 2007/06/24『フロンティアワークス ジョイントイベント』 ・日消 - やっぱり「やまなこ」が大好き! ・椚パパ?戦慄の9F劇場? | フロンティアワークスジョイントイベント。 ・フロンティアワークス ジョイントイベント ひぐらしのなく頃に解 (Time of bliss - 植松伸夫・伊藤賢治 応援ブログ) ・ラッキーデイ - Equal load ・フロンティアワークス ジョイントイベ
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