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パリ五輪
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休まない、休ませない 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake こちら↓は、上の記事のブクマページ。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Britty/20090421/p1 id:Brittyさんは記事の冒頭で「ああ、嫌なものを読んだ」と書いているが、僕も件の記事を読んだとき、同様に感じました。 ブックマークコメントでid:K-Onoさんは以下のように書いています。 どっちも千葉県立高校205校のうち下位30に入る高校(若潮はブービーだ)だということを考えると「まず学校に来させる」レベルの話だと思いますが、確信はないのでちょっと友達の千葉県公立中学教師に聞いてみよう。 しかし、「まず学校に来させる」レベルとは何を言っているのかよく分かりません。「まず学校に来る」ことが最低条件であるかのような風潮にこそ僕は嫌なものを覚えるし、そ
ちょいと遅いですけど、村上春樹の文藝春秋4月号インタビューについて。 はっきり言ってあまりいい印象は持っていません。 日本で受賞が報道されてから、パレスチナ問題について活動している人たちから問題提起があったのは、有意義なことだったと思いますよ。僕にはももちろん言い分はありますが、どんなことだって賛否両論あって当然だし、たとえ僕が批判の矢面に立ったとしても、パレスチナで起きていることについてより多くの人が興味を持ってくれれば、それはそれで意味があります。大事な問題ですから。 ただ一方で、自分は安全地帯にいて正論を言い立てる人も少なくなかったように思います。たしかに正論の積み重ねがある種の力を持つこともありますが、小説家の場合は違います。小説家が正しいことばかり言っていると、次第に言葉が力を失い、物語が枯れていきます。僕としては正論では収まりきらないものを、自分の言葉で訴えたかった。 (強調は
イコノロジー研究〈上〉 (ちくま学芸文庫) 作者: エルヴィンパノフスキー,Erwin Panofsky,浅野徹,塚田孝雄,福部信敏,阿天坊耀,永沢峻出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/11/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (95件) を見るパノフスキーの『イコノロジー研究』(ちくま学芸文庫)を読み始めたので、ちょとメモ。 本書の序論では、本論の中で美術作品の「主題・意味」を論じるにあたって採用されている区分けが紹介されている。それは次のようなものである。 1.「第一段階的・自然的意味」・・・ これはさらに、「事実的意味」と「表現的意味」に区分けされる。 街である知人が帽子をとって私に挨拶したのを目撃する。そのとき、私の視覚には単なる光学的な変化が捉えられるだけだが、私はそこから「あの人だ」とか「帽子をとった」という非常に素朴なレベルの
「ホームレス」問題について。 「ホームレス体験」という語りの型について(主に、「体験」とは何か、「解釈」とは何か、について) 「救う」ということについて。 ホームレスについて、さまざまな人が、自身の体験を語っている。 これはその一例。 「ホームレス支援」という差別 この記事を書いたid:noiehoieさんは、自身もホームレスだったことがあるらしい。 僕なりにこの記事の内容を要約する。 ホームレスとハウスレスがある。ハウスレスは年収が年収六百万以上あったりして、これは単に家に住んでないだけでホームレスじゃない。本当のホームレスは、なんにもない。働く気力もないし、ただ浮遊し、息をするのも面倒くさい。こういう精神状態は、通常の人には理解できないだろうが、羞恥心の敷居を下げたらこんな楽な生き方はなく、一度やったらやめられない。そのような状態にいたるには3パターンある。一つは、知的障害があるなどし
図書館がホームレス排除に苦心しているとかいう件についての私からの提案 への応答である ホームレスに人権があるだなんてただの屁理屈だよ から引用。 違うよ。ホームレスを「公共空間における悪臭」として(でもなんでもいいからとにかく)「排除」することによって、世の中が成り立ってるんだよ。人間は神の前でみな平等という考え方は、もしかしたら世の中の本質かもしれない。しかし実存は本質に優先するのだ。 しかし「ホームレスを〜〜世の中が成り立ってるんだよ」というのは、ほんとうなのでしょうか?まあ、本当かもしれません。ただし、ちょっと違うと思う点が二つあります。 一つ目は、もとのid:Romanceさんの文章は「ホームレスを排除の対象としか思えないこと」を「恐ろしいこと」と言っているのであって、「排除によって世の中が成り立っているわけではない」ということを主張しているわけではない、ということ。「現実がどうあ
地下生活者の手遊びさんの記事、「個性と個体差の違いがわからないのは文化とはいわない」を読んで、ちょっと思ったこと。 記事の内容のいわんとするところには、ほとんど異論はない。 ただ、最後に結論付けられた「ガキに言うべき警句」四か条なんだが、有効ではあると思うが、別にこんな言い方をする必要もないし、正確でもないような気がする。 感性とか言っていいのは、感性の鋭い奴だけ 他人と同じことができるようになってから、他人と違うことをすると言え そんなに他人と比べられたくないのか? そもそも君らに個性などない 「そもそも君らに個性などない」というのは、半分は同意できるし、半分は同意できない。 「個性」と「個体差」を分ける、というニュアンスは分からないではないが、これらはそんなにはっきりと分けてしまえるものだろうか。 その上で、生得の「個体差」プラス生得でない「環境差」。これらは人の独自性を生み出しうるだ
最近の僕の「尊敬する人」はなんと言っても小林カツ代さんだ。 実践 料理のへそ! (文春新書) 作者: 小林カツ代出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/11/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (13件) を見る 例えば、「煮魚は7分で出来る」として、火加減は終始強火(つまり火加減なし)、どのような魚だろうと一切れにつき水、酒それぞれ1/2カップ、醤油、みりんそれぞれ大匙1。好みで生姜皮ごと二、三枚。 これで何度かやったが、簡単な上に上々の出来。 毎日作り、かつ、料理はそこそこ好きだが入れ込むほどではない僕にとって、最低限の手間で、凝った食材に頼らず、美味しい料理を作ろうという方針に則っているように思えるカツ代流家庭料理術は、すごく嬉しい。 もしかしたら凝った料理本も書いているのかもしれないが、文春新書の「実践 料理のへそ!」では一貫して「〜だ
11月8日、国会前に集まった群衆の中で叫んだりぼーっとしたりしていると、一人の男性(20代後半くらい?)に話し掛けられた。辺りがすっかり暗くなったころだ。ちょっと太めで素朴な感じの男性は民主青年同盟員を名乗っている。民主青年同盟、略して「民青」とはどんな組織かそれまで知らなかったのだが、名前からも大体想像がついたし(いまどき「同盟」!)、話を聞いているうちに見当がついてきた。 要するに共産党の若手集団なのだけど(建前としては、共産党と民青は別組織ということになっている)、なかなか共産党の名前は出そうとしない。多分、昨今の日本の言論状況では、出しにくいというのもあるだろう。 しばらく「若者の雇用」の問題や民青の活動内容について、パンフレットを参照しつつやりとりをしているうちに(その間、僕と民青の同盟員の周囲では「教基法反対」の演説とシュプレヒコールが繰り返されていた)、「私達、ときどき共産党
annntonioさんのブログの提案(http://d.hatena.ne.jp/annntonio/20061105/1162719485)に、僕も微力ながら参加させていただこうと思います。 それにしても… http://xxxkaiakuxxx.ring.hatena.ne.jp/bbs/11 ↑こんなものが作れるのか…。 Hatenaやるなあ。 そこで見つけた以下の記事。 実に巧みに、下からの全体主義化の方法論について指摘している。 獏と感じていたことに明確に輪郭を与えてもらった感じ。 http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20061102/p1 時の政府にしてみれば、あからさまに強権的な方法(だけ)で少数派の活動を取り締まるより、人の心理に根ざした「自然な力」を利用する方が、安全で(結果として)効率的に自分たちの思う「理想」の状態を実現できる。 「自然な力
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