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大谷翔平
japojp.hateblo.jp
昨日の当ブログの話題は小唄でしたね。いま、土取利行さんのブログでは桃山晴衣さんの軌跡を辿る連載が進行中ですが、最新更新(4/14)がちょうど小唄を扱っています。→ 「桃山晴衣の音の足跡(17)小唄の流れ」(土取利行ブログ<音楽略記>) そこでは、小唄の歴史がとても分かりやすくまとめられています。清元お葉が創始した江戸小唄が、明治期になると愛好家の層が広がり、富豪の通人や花柳界の人々などによって、上方系の端唄までが江戸小唄の様式でうたわれるようになり、「内容も男女の情痴話ばかりでなく、洒落、悪摺風(ゴシップ)、風刺、辛辣さなどをもりこんだ唄も増えてくるが、こうした変化が目立ったのが明治の中期から末期にかけてで、英十三氏はこれを<小唄の完成期>と考えている」。 英十三(はなぶさ じゅうざ 1888−1966)さんは大正・昭和期の邦楽研究家で、土取さんと共に活動した三味線・歌手の桃山晴衣さんとも
この言葉は、国立国会図書館本館にある中央の受付カウンターの上に、日本語とギリシャ語で刻まれています。国立国会図書館法の一文から取られたものです。 「国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立って、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される」 「真理がわれらを自由にする」という言葉が国立会図書館の“理念”であることを知ったのは、図書館司書講習の一番最初の講義でした。気が遠くなるほど昔のことですが・・・。寡黙で内気な自分には、本に囲まれて生活するのが性に合っていると、ずっとそう思って大きくなり、図書館司書になりたいと志を持った頃のこと。ああそれなのに、図書館で仕事をするという人生にはなりませんでしたが・・・。 ところで皆様は国立国会図書館を利用したことがあるでしょうか。満18歳以上の方であれば、どなたでも利用できます。現在、国立国会図書館で
現在、多摩美術大学美術館で開催されている佐藤慶次郎(1927-2009)の振動するオブジェを集めた「モノミナヒカル展」に行ってきました。遍在する世界の輝きと不思議と畏怖の思いを、静穏かつ能動的な関わりのなかから発見し体験できる稀有な展覧会でした。「モノミナヒカル」とは、ジョン・ケージの言葉<Everything is expressive>を佐藤さんがご自身で訳されたことばです。佐藤慶次郎さんは禅に深い関心をもって接し、終生自身の存在への問いを重ねた求道者のような方でしたが、しかし、佐藤さんが生み出す作品/オブジェはとても親しげで軽やかな佇まいに包まれています。特に目を引くこともない、世界のありふれた景色のなかに広がる、広大無辺の宇宙。光を浴びてそよぐ木々の動きや、川辺の小さな渦や泡の動き。規則的なようでいて動きは一定ではなく、しかし、もっと大きな目で眺めれば、それは、動きでもあり同時に静
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