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その他, 2021.03.02 お久しぶりです。パクです! 昨年度初めて参加したJaLCのイベント「対話・共創の場」が、今年度はオンラインで開催されたので参加してきました。 ※昨年度の様子は「こちら」 今回のテーマは「コロナ禍を背景とした研究のデジタル化ソリューションに向けて」で、「デジタル化」をキーワードに幅広い分野の方から、研究現場のデジタル化の事例や課題などについて話題提供講演がありました。また、講演後はいくつかのグループに分けて話題について意見交換も行いまして、研究環境の変化や困りごとなどが共有できる、とても有意義な時間でした。 JaLCのイベントページにて、今回の講演資料及び一部の講演動画を公開していますので、興味のある方はぜひご覧ください。 さて、世界中がコロナで大変な今、研究のデジタル化は日本だけではなく全世界の話題だと思います。そこで、本日は「他国の動きが気になる!」という
J-STAGE, 2020.08.27 こんにちは、いづいです。好きな蕎麦はすだち蕎麦です。 コロナ禍でJournal Caféも休業…してたわけではないのですが、5カ月ぶりのコラムとなりました。順次コラムを掲載していきますので、どうぞ引き続きお気軽にご覧ください。 さて今回は、5月にJ-STAGE推奨基準の改定版が公開されていたので、それをご紹介します。 J-STAGE推奨基準の改定 J-STAGE推奨基準は、科学技術刊行物の記事、つまりジャーナルの論文などをJ-STAGEに公開する際の基準が定められたものです。登載・公開基準と、編集基準の二つに分かれています。 元々平成20年に作成されたものだそうですが、「初版から10 年が経過し、今般の社会情勢も踏まえて見直しを行いました。」とJ-STAGE NEWS No. 43でと改定の背景が述べられています。 電子ジャーナルはWeb技術の普及・
登録件数ではCrossrefが全体の半数以上を占めて圧倒的に多く、対象となるコンテンツとしてジャーナルアーティクルを主としています。JaLCも同様にジャーナルアーティクルが大半を占めており、次に書籍、研究データと続きます。 JaLCの設立目的は日本国内の研究機関のためで、海外のRAでは日本語論文の流通ということにいろいろ不利があるからです。英文誌であればDOIによる永続性維持以外にも引用被引用やメタデータを利用したRA独自の各種サービスなど、現状ではCrossrefの方が有利なようです。 ちなみにJaLCは独立したRAであるとともにCrossrefの会員でもあり、JaLCを経由してCrossrefのDOIを取得することも可能です。 中国韓国台湾のRAについてもJaLC同様、漢字圏の自国のコンテンツにDOIを付与、流通させることが主たる目的です。 DOIイコール論文というイメージがあるかもし
JaLC, 2020.03.10 はじめに 最近、お客様から「DOIを付けたいんですが」と相談され、冷や汗ダラダラで目がキョロキョロしてウロウロ行ったり来たりしている人を街なかでも見かけることが多くなった夢をみたキョロ助くんです。ハッと目覚め一歩進んだ価値の高いシステムとサービスを提供できるようにDOIについて調べてみました。せっかくなので皆様の参考になれば嬉しい所存です。 DOIを付けて運用するための手順を超簡単に書くと下記になります。 DOI登録機関(RA: Registration Agencies)のメンバーとなる DOIとURLとコンテンツのメタデータを登録する DOIの維持管理をする 費用を支払う DOI登録機関(RA)のメンバーになる前にRAを選ぶ必要がありますね。どうやって選んだら良いのでしょうか。 コンテンツによってスタンダードなRAがある 学術コンテンツであればCros
ORCID, 2019.12.16 高橋です。 大学ICT推進協議会(AXIES)の2019年度年次大会(2019年12月12日〜14日:福岡)において開かれた「ORCIDの活用と展開」というセッションに参加してきました。 日本におけるORCIDコンソーシアムの進捗状況や、既にORCIDメンバーである大学からの事例紹介など充実した内容でした。 発表内容を簡単にまとめていきたいと思います。 全体状況:森 雅生 先生(東京工業大学) 本セッションのオーガナイザーである森先生から、2020年1月からAXIESがリード機関となり、日本のORCIDコンソーシアムが発足される旨の報告がありました。2020年1月〜3月に参加機関の募集期間があり、4月から本格始動とのことです。 また、総合科学技術・イノベーション会議の前議員である原山優子先生が、2020年からORCIDの理事に就任されるとのことです。OR
J-STAGE, 2018.12.11 いよいよ平成最後の12月になりました。 そろそろ年賀状の準備をしないといけない季節です。SNSのおかげで学生時代の友人など簡単につながれるようになりましたが、年賀状は毎年出しているので、今年は思い切ってスターバックスコーヒーの年賀状にしようと思っているジェイミーです。 今年もいろいろな事務局へお邪魔させていただきましたが、最近ちょっとビックリした話を聞きましたのでご紹介したいと思います。 会員特典としてのジャーナル無料配布 アトラスのお客様でもある学会は、学術大会などを開催することで研究の発表、情報・意見の交換などの場を研究者に提供し、その成果をジャーナルなどの形で発行することを主な事業としています。このジャーナルを発行するには、多くの手間と費用がかかっています。 手間と費用をかけたジャーナルですが、多くの学会は入会してもらった会員への特典として発行
セミナー, 2019.02.26 高橋です。 2月14日に開催された「AIとオープンサイエンスが拓く日本のアカデミア発スタートアップ」に参加したので、今回はいつものORCIDの連載から離れ、こちらについて書きたいと思います。 こちらのセミナーでは、Paper Digestというスタートアップのプロダクトの紹介、および日本発のアカデミア×スタートアップが「生まれて」→「育ちやすくする」ために必要な土壌についてのディスカッションがありました。 Paper Digestがカレントアウェアネスで取り上げられた際に、アトラス社内SNSでも話題になったので、とても楽しみにして参加したのですが、期待通りの内容でした。 Paper Digestとは? Paper Digestを一言で言うと、 「論文のダイジェスト版を作ってくれる」 サービスです。 もう少し丁寧に、誰の何を解決するサービスか?について紹介し
J-STAGE, 2018.08.29 皆さん、こんにちは。古い文庫本を読んでいるとたまに出てくる「カフエー」の文字を見つけるとニヤけてしまうカフエです。今回のコラムはCOUNTER R5のレポートを読み解くうえで必要な「メトリクスの種類」についてご紹介します。 このコラムを読む前に、最終的なレポートのイメージを掴んでから読んだ方がわかりやすいかもしれません。COUNTERレポートのサンプルはこちらから確認できます。チラ見してみてください。 ジャーナルの場合、レポートの形式としてはプラットフォーム全体のレポートとして「PR」「PR_P1」、資料タイトル別のレポートとして「TR」「TR_J1」「TR_J2」「TR_J3」「TR_J4」であることは前回のコラムで説明しました。 各レポートはExcelで見やすいフォーマットになっており、1行目から12行目まではレポートヘッダー、13行目は空白行、
J-STAGE, 2018.08.16 こんにちは、ダニエル・イッスです。 暑い夏が続きますね。みなさん何か夏らしいことしていますか? 私は小学生以来、約30年ぶりにラジオ体操に参加してます。地元の自治会の体育文化部に属しているのですが、その体育文化部が主催となって子供向けにラジオ体操を実施しています。50~60人の子供たちの前で私が見本を見せるわけですが、ラジオ体操第2はやったことがなかったのでかなり特訓しました。おかげで第2の曲が頭から離れない夏になってます。 さて、今回はダークアーカイブについてお話してみたいと思います。 『ダークアーカイブって?』 と思う方もいるかもしませんが、『ダーク』という言葉から、暗い・怖いイメージを感じるかもしれません。夏らしく少し怖い話を・・・という訳ではなく、ちゃんと学術に関するお話です。 ダークアーカイブを端的に言うと「電子化されたジャーナルの長期保存
J-STAGE, 2018.06.11 去る3/20のJ-STAGEセミナーにてJ-STAGEがCOUNTER R5に対応するとの説明がありました。 今回のコラムでは、街ゆく人に急に呼び止められ「君もCOUNTER R5にしたの?」と聞かれたとき、うろたえずにそれなりに知ってる感を醸し出すためのポイントをご紹介いたします。 内容は「COUNTER R5 Code of Practice」を元にしています。 さて、その前にCOUNTERって何?という方は前回の記事「COUNTERレポートをご存知ですか」をご覧ください。COUNTERが必殺ブローでないことがわかります。 COUNTER R4からR5での主な変更点 R5というのはリリース5(ファイヴ)という意味です。2つの柱として、レポートの形式が変更される点、もう一つがCOUNTER SUSHI APIなるものが提供される点です。 COUNT
PubMed, 2018.05.14 4月からスタートしたTVドラマ「ブラックペアン」、これまでの医療系ドラマとは違って学会やジャーナルや論文など学術的なキーワードとインパクトファクターや治験コーディネーターなど一部ではいろいろ話題になっていますね。原作とは違ってこれから新しい展開や機器も出てくるらしいので、個人的にはひとつのTVドラマとして楽しみたいと思っているジェイミーです。 前回の「MEDLINEとはなにか」に続き第3回は、「PMC:ピー・エム・シー」についてお伝えしたいと思います。 PMCとはなにか 「PMC」はMEDLINEを管理・運用しているアメリカ国立医学図書館(以下:NLM)の1部門として設立されたアメリカ国立生物工学情報センター(以下:NCBI)が管理・運用している1次情報データベースのオープンアクセスオンライン論文アーカイブです。 図1 各機関による運営の違い 歴史 1
セミナー, 2018.04.09 こんにちは、ダニエル・イッスです。 3月20日に開催されたJST主催のセミナーに参加してきました。 今回は「信頼されるオープンアクセスジャーナルの要件とは」をテーマに、主に以下の内容が発表されました。 J-STAGE登載誌の品質向上に向けて~信頼されるオープンアクセスジャーナルの要件とは~ ジャーナルのオープンアクセス化に向けた国内の取り組み事例(2学会) 学術ジャーナルのコンサルを専門とするINLEXIO社(オーストラリア)による日本の学協会におけるオープンアクセス化の課題・問題点 オープンアクセスといっても、実はフリー公開と何が違うのか曖昧であったり、オープンアクセス化に向けてどのように取り組むべきか分からない学協会も多いかと思います。 今回は、セミナーで取り上げられた「オープンアクセスの定義」と優良な信頼のあるオープンアクセスジャーナルを採録する「D
ORCID, 2017.09.19 高橋と申します。こんにちは。ブルボン派です。相撲は安美錦です。 これから何回かに分けて研究者識別子ORCID(オーキッド)について書きたいと思います。 あまり難しくない内容にしますので、ORCIDを良く知るプロ筋の人にとっては物足りない内容になると思いますがご容赦ください。 ORCIDに何が登録されるの? 登録される内容は、大きく分けて次の2つに分かれており、これらの情報が研究者毎に登録されています。 ①お名前や所属やメールアドレスなどの情報(ここでは基本情報と名付けました) ②発表論文や講演などの業績や賞歴などの情報(ここでは足跡と名付けました) 誰が情報を登録するの? アカウント登録 アカウントは研究者ご自身が登録します。登録はコチラから 情報の更新 ORCIDでの登録情報は研究者自身が更新することができます。 これだけだと自己紹介サイトになってしま
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