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常に真剣に戦わせることで子どもの自立を図る 今回は東京都府中市で活動する府中新町FCの練習にお邪魔し、監督の葛谷さんにお話を伺いました。 (写真をクリックすると拡大します) 「府中新町FC」とはどんなチームですか? 創設は1994年で、連盟に登録したのは2002年からです。多摩地区を中心に、市内はもとより、立川、国立、国分寺、清瀬、狛江や、遠いところでいえば横浜などから小学1~6年生、約80人の子どもたちが集まり、水・土・日・祝日に活動しています。基本は新町小学校での活動となりますが、水曜日は体育館練習で、かつて行っていた「金田カップ」という大会のようなゲームをひたすらやっています。 「金田カップ」とはどういったものですか? まだ連盟に登録していないときに、金田喜稔さん(元日本代表、解説者)主催で発案した「金田カップ」という、金田さん自身も毎回参加するストリートサッカー大会をよく行っていま
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム 育成/環境 最低限、教えるサッカーの共通理解とは?「中学2年生くらいまでは“サッカー”をやらなくていいんじゃないか」 サッカースクールmalva(以下、マルバ)の浅野智久代表へのインタビュー第2回までは、サッカーに必要な感覚の磨き方や、固定概念にとらわれない指導を教えていただいた。第3回ではそれをサッカーの育成に一般化すべく、話をさらに掘り下げていく。 【第1回】マルバが求めるピッチでの「感覚」とは? サッカースクールが11人制で全国優勝できた理由 【第2回】「いいサッカー選手」は「自分の範囲」が広い。成長の可能性を狭めかねない既成概念とは? インタビュー・文:加藤健一(ジュニサカ編集部) 才能を潰している部分もある ――ワーチャレに出るようなレベルの高いチームは、「こういうサッカーがしたい」というところに選手を当てはめていっているような気がします。
イギリス・マンチェスターでの「ワールドスキルファイナル」で仲佐友希くんが優勝! 2013年10月28日 ジュニアサッカーニュース マンU選手たちとも交流! 10月18日(金)にマンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム、オールド・トラッフォードで行われたワールドスキルファイナルで11歳の仲佐友希くんが優勝した。 同競技大会には、21カ国40名以上の選手たちが参加。日本からは春と夏に開催されたマンチェスター・ユナイテッド・サッカースクールキャンプの中で選ばれた、 ・花城琳斗(はなしろりんと)くん〈8歳 沖縄市(沖縄キャンプ)〉 ・仲佐友希(なかさゆうき)くん〈11歳 茨城県つくばみらい市(茨城キャンプ)〉 ・新田琉海(にったるな)くん〈8歳 福山市(大阪キャンプ)〉 ・土岐成利(ときなりと)くん〈9歳 尾道市(広島キャンプ)〉 ・関総一朗(せきそういちろう)くん〈9歳 世田谷区(東京キャ
アーセナルサッカースクール市川は、2019年4月1日よりチーム名を「FC市川GUNNERS」に変更する。 英国アーセナル本部サッカースクール事業の全世界的な育成方針変更が行われ、全世界約20カ国で行われていたアーセナルスクールは全て閉校することを受けて、チーム名が変更することとなった。 GUNNERS(ガナーズ)は英語でFCアーセナルを意味する愛称で、これまで5年間慣れ親しんだチームのアイデンティティを含めたチーム名に。チームエンブレムは市川という文字をデザイン化して象徴し、より市川市に密着して活動していく方向性を表している。チームカラーはこれまでの赤を踏襲し、サブカラーのゴールドは市川市の特産物の梨の色を象徴している。 なお、ホームグランドの北市川フットボールフィールドやクラブハウスなどの施設や、チーム運営に関して変更はない。 また、クラブは今後、社会人チームとなるトップチームを創設もし
アメリカ・フロリダ州のクラブメッドサッカーアカデミーが第二回スカウティングキャンプを開催【PR】 2019年04月08日 ジュニアサッカーニュース アメリカ・フロリダ州の世界的リゾート施設内にあるクラブメッドサッカーアカデミーは、 4月19日と20日に神奈川県のAOBA SKY FIELDで、第二回スカウティングキャンプを開催する。スカウティングキャンプでMVPに輝いた3名は、クラブメッドサッカーアカデミーへの短期留学へ招待される。 全米の大学、プロチームにコネクションを多く持つクラブメッドのコーチ陣がアメリカ式のサッカートレーニングを行い、アメリカサッカー留学に興味がある小中学生、大学サッカー(NCAA D1 D2 NAIA、NJCAA)に挑戦したい高校生には絶好の機会となる。 トレーニング前にコーチ陣よりクラブメッドサッカーアカデミー、カレッジサッカーの説明があり、1日のみ、説明会だけ
元U-17アメリカ代表コーチが来日! ダーリントンサッカーアカデミーが都内でキャンプを開催【PR】 2019年04月05日 ジュニアサッカーニュース 1905年に創立されたアメリカの私立学校ダーリントンスクールが主催するダーリントンサッカーアカデミーは、元U-17アメリカ代表コーチでアカデミーのヘッドコーチであるChad Liddleコーチが来日し、4月16日に東京都大田区の昭和島二丁目公園でサッカーキャンプを開催することを発表した。 本キャンプは、アメリカサッカー留学のチャンスになっており、翌17日にはLiddleコーチを交えたカウンセリングも行われる。 ジョージア州アトランタから北西110キロにある中高一貫の私立学校ダーリントンスクールは、15~19歳を対象にした選手育成のサッカーアカデミー、ダーリントンサッカーアカデミーがある。8月から5月までサッカートレーニング、リーグ戦、Show
外国人のほうが日本人を知っているという罠にはまっていないか。オシムは言う「普通に行動しろ」と 2019年08月03日 読んで学ぶ/観て学ぶ イヴィツァ・オシムが日本代表監督時代に、“日本サッカーの日本化”を唱えたことはつとに有名である。いまだにその言葉にハッとさせられるのはジュニサカ編集部だけではあるまい。グラーツに戻って幾星霜を重ねた賢者は日本人に対し、ときには「普通に行動しろ」という。今、どこかのチームに追いつこうとあがくジュニア年代の指導者にこそ、“オシムティーブレイク”をしてほしい。 『フットボール批評issue25』より一部転載 取材・文●木村元彦 写真●ドラガナ・シュピッツァ 日本人のことを私に聞く、そこに罠がある ――日本代表監督に就任(2006年)して日本サッカーの「日本化」を提唱されてから13年がたちました。あの意図をあらためて聞きたいです。志が半ばであったと思いますが、
ミスにも「いいね!」の環境づくり。ポジティブ思考は選手に何を与えるのか? 2018年10月21日 未分類 「何をやっているんだ!」。子どもが失敗(ミス)するとネガティブな声をかける指導者や保護者、選手がいる。否定的な声をかけられると選手の頭の中は真っ白になり、チャレンジしなくなる。「選手主体のボトムアップ理論」を用い広島観音高校サッカー部を2003年に初の全国大会、2006年には全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会で初出場初優勝に導いた畑喜美夫氏(現広島県立安芸南高校サッカー部監督)はどんなときも「いいね!」と言える環境をつくっているという。選手がポジティブ思考になることにどんな意味があるのだろうか? 『チームスポーツに学ぶボトムアップ理論』より一部転載 著●畑喜美夫 写真●佐藤博之 チャレンジを評価。失敗の先に成功がある 「失敗することは、悪いこと」と考えることが多いのですが、失敗す
ジュニアサッカーを応援しよう! ニュース ジュニアサッカーニュース 【参加費無料】突然の心停止、脳振とうから子どもを守るには?「親子でPUSH!JFA+PUSHコース」が大阪で開催! 【参加費無料】突然の心停止、脳振とうから子どもを守るには?「親子でPUSH!JFA+PUSHコース」が大阪で開催! 2021年10月28日 ジュニアサッカーニュース 「親子でPUSH!JFA+PUSHコース」がJ GREEN 堺(大阪府)にて開催される。JFA+PUSHコースとは、日本サッカー協会が開発した突然の心停止、脳振盪、熱中症などサッカーはもちろん、あらゆるスポーツの現場で起こりうるトラブルに対応できることを目的とした2時間の簡易型救命コースである。コースの詳細は以下のとおり。 (写真●佐藤博之) 【日時】 11月23日(祝) ①10:00〜12:00 ②11:00〜13:00 ③12:00〜14:0
「三日坊主」はどのように防ぐ?子どもの自主トレを効果的なものにする“成功体験の仮説と検証” 2021年10月20日 メンタル/教育 サッカーだけではなく、勉強や趣味、習い事でも最初の段階はより多くのパワーが必要になってきます。そのため、物事を長く続けていくということが難しいものになっていきます。サッカーが上手くなるためには自主トレが必要だとわかっていても、それがなかなか続かないという子どもたちも多いのではないでしょうか。そこで今回は『フットボーラー独学術 生きる力を自ら養う技法』から、自主トレを効果的なものにする秘訣を紹介します。 『フットボーラー独学術 生きる力を自ら養う技法』 文●柴村直弥 最初の期間は「頑張りどころ」と想像する 小学校5年生の時、通っていた小学校のサッカー教室の父兄コーチが私たち選手にこう言いました。 「リフティングを自分で毎日やり、その日の最高記録を紙に書いて記録し
「見る力」を養う。まず“見えて”いなければ努力をしても意味がない【サッカー外から学ぶ】 2019年06月27日 育成/環境 【デッサンスクールを運営する成冨ミヲリさん】 実は努力の積み重ね? 絵をうまく描くためのトレーニングとは? 絵のトレーニングと聞いてピンと来る人は少ないかもしれない。成冨さんの教室では、「ただ描くだけ」では絶対に得られない、「うまく描くためのコツ」を言語化、見える化したうえで生徒たちは筆を握る。 「絵のトレーニングと言えば『デッサン』を思い浮かべる人も多いでしょう。枚数を描くことは重要ですが、漠然と描いてもやっぱり上達はしないんですね。かといってコツを掴んだら本のタイトルじゃないですけど、『3日で』とか『1カ月で』とか一定の期間でインスタントに結果が出るものでもありません。基本を身につけるにはコツがいるし、コツを掴んでもトレーニングを積まなければうまく描ける回路はつな
人生最大の挫折――。本田圭佑がガンバユースに昇格できなかった本当の真相【後編】 2018年06月16日 読んで学ぶ/観て学ぶ 「(本田は練習に)注文をつけてくることもあった」 ガンバのトレーニングはボール回しからスタートする。鴨川コーチも選手たちに交じって参戦し、いつの間にか熱くなってどんどん時間が長くなる。マーカーを10数個並べたドリブル練習などスキルを磨く内容も多く盛り込まれていた。選手たちの競争意識を煽りながらテクニックや個人戦術を引き上げようというガンバ流のトレーニングを通して、本田の技術レベルは格段に向上した。 「圭佑が南アフリカワールドカップのデンマーク戦(ルステンブルク)で岡崎(慎司=現レスターシティ)の3点目をアシストしたシーンがありましたよね。ギリギリまで相手を引き寄せてから裏に出したあのプレーは、ガンバで身につけたもの。当時、アカデミーを統括していた上野山信行さんがギリ
「クラブに登録する」か「スクールに通う」か。多様化する“サッカーをどこでするか”の選択 2020年02月19日 育成/環境 2月の特集は「街クラブのコーチに選手育成を聞く」と題し、センアーノ神戸を取材した。このクラブは兵庫でも安定してベスト4に位置し、12月に鹿児島で開催された「全日本U-12サッカー選手権大会」でもベスト4に進出。2016年にはバーモントカップと全日本の二冠を達成し、その育成手腕を証明している。そこでU-12の監督を務める大木宏之氏に話をうかがった。今週のインタビュー第二弾では「選手登録、審判、コーチの減少など」について、大木氏の考えを聞いた。 【2月特集】街クラブのコーチに選手育成を聞く 〜センアーノ神戸〜 取材・文●木之下潤 写真●佐藤博之 JFAのデータは登録外活動の選手が含まれない! ――クラブ以外にも、少し兵庫のことも聞きたいです。JFAのデータを見ると、4種の
心拍数のトレーニングが効果的 中学生年代は、もう少し専門的に有酸素性の持久力を高めることに重点を置きたいです。 サッカーは体力的にきついスポーツといえます。 普段のゲーム以下のレベルでトレーニングをしていても、殻を破ってそこから上にいくことは難しい。 地区大会から県大会へ、県大会から全国大会へとより高いレベルの目標を持つのであれば、適度なトレーニングだけではどうしても壁を越えられない。 自身のレベルアップを考えて、いつも1試合で6~7キロ走るとしたら、それよりたくさん走れる体力をつけなければなりません。 心拍数を参考にしてトレーニングすることも一つの方法です。 専門の機器がなくても、例えば6秒で何回かというように選手に測らせて、その数字を10倍すれば心拍数は大まかにでもわかります。目安として140回/分ぐらいは楽なレベルで、まだまだトレーニングの強度が低い。 一番良いのは160~170回/
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム なぜ4種の選手は「多忙」なのか…。少年サッカー界が抱える”トレセン”の深刻な問題/指導者座談会2【9月特集】 「選手たちの多忙な原因に」。トレセンの深刻な問題 高橋「活動には、トレセンも加わってきますよね?」 末本「そのことについてはタイムリーな出来事がありました。8月のオフ期間にトレセン活動がありました。2名の選手が参加したのですが、その翌日のクラブの活動前に1人の選手が『疲れているのでお休みしたい』と。私たちのようなクラブは平日にトレセン活動が入るため、それと練習と試合が続いてしまうことがあります。 また、ジュニアでは地域の選抜のような活動もあり、これがまた選手たちが多忙な原因になっています。中学生のトレセンに関しては、平日3回ある練習日の合間に入ってしまい、休養日もなく週6で活動している週もあります。体の成長が著しい時期なので選手の負荷に対して
人生最大の挫折――。本田圭佑がガンバユースに昇格できなかった本当の真相【後編】 2018年06月16日 読んで学ぶ/観て学ぶ 「スピードが足りない」 鴨川コーチは本田の強い意欲を理解し、左サイドバックや左サイドハーフ、ボランチなどさまざまなポジションにトライさせた。読みの鋭い彼はどこをやっても無難にこなす。けれども、残念なことにスーパーな特徴がなかった。 左サイドハーフではタテへの突破力で見劣りし、左サイドバックだとゴールラインまで駆け上がるスピードが足りない。ボランチをやっても反転も遅くてボールを奪われる。成長期が他の選手より遅く、心と体のバランスが崩れるクラムジーにも陥り、学年が上がるごとに本田の試合出場機会は少なくなっていった。 中学2〜3年のときにジュニアユースの指揮を執っていた島田監督は当時の本田について、こう話す。 「圭佑は短い距離も長い距離も走るのは遅かった。体も小さくて、な
「eスポーツ」はスポーツか? サッカー選手を目指した少年がeスポーツ選手になるまで 2021年01月20日 サッカーエンタメ最前線 近年、急速に拡大し、メディアに取り上げられる機会も増えているeスポーツ。日本ではまだピンと来ない方も多いかもしれません。しかし、世界的には優勝賞金が数十億円の大会もあり、「プロゲーマー」は子どもの憧れの職業となっています。サッカーキッズ憧れのFCバルセロナやマンチェスター・シティといった海外のサッカークラブもeスポーツチームを結成しています。かつて東京ヴェルディの育成組織でサッカーに打ち込み、現在は東京ヴェルディeスポーツに所属し、プロゲーマーとして活躍する『らんこむ』さんにお話をお聞きしました。 文●島田佳代子 写真提供●らんこむ ―サッカー歴を簡単に教えてください。 サッカーを始めたのは小学2年生の時です。小学3年生の時に東京ヴェルディのスクールに入り、中
(取材・文●中澤捺生/ジュニサカ編集部 写真●佐藤博之) C大阪キャプテンが描く「大きな夢」とは 「将来は必ずプロサッカー選手になって、日本代表や海外クラブで活躍する選手になりたい」 多くのサッカー少年・少女たちがそんな”夢”を持っています。 12月25日(月)から鹿児島で開催された「第41回全日本少年サッカー大会」の開会式でも、JFA田嶋幸三会長、選手宣誓を行った西森大輔くん(丸亀FC)の口から「世界」という言葉が聞こえてきました。 「世界」とは「世界で活躍するサッカー選手」ということを意味しています。今大会で優勝したセレッソ大阪U-12の選手たちも「トップチームで活躍をする」ことや「ドルトムントに入団する」ことを目標に掲げます。 キャプテンとしてチームを鼓舞し続けた渡辺皐くんも「日本代表になる」という夢を持っています。 「僕は、ボランチの選手として日本代表になることができる力はありませ
「相手の背後を取り、DFを剥がす動き」を身につけるトレーニングメニューとは 2020年10月14日 戦術/スキル 前回の記事(「良い立ち位置を取り続け、スペースを支配する。」机上の空論にならないポジショナルプレーの指導法)で、2019年までベガルタ仙台を率いていた渡邉晋氏の相手を困らせる動きについて、最終ラインを破るシーンに言及しました。今回は、相手を困らせる動きをすることを前提として、相手の背後を取ったり、相手DFを剥がす動きについて、実際にトレーニングメニューも見せながら説明していきます。 『ポジショナルフットボール 実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる』より一部転載 文●渡邉晋 【前回】「良い立ち位置を取り続け、スペースを支配する。」机上の空論にならないポジショナルプレーの指導法 《レーン》を真っ直ぐ走り2人の相手を困らせる 2016年は様々なベースを構築し
数ヶ月におよぶ緊急事態宣言が明け、少しづつ町に活気が戻りはじめています。サッカークラブも活動再開というチームが増えているのではないでしょうか。もちろん感染症が終息したわけではないので、新しい生活様式のなかでの活動になるかと思います。しかし、活動再開後に潜む危険について、感染症以外のリスクも忘れてはなりません。サッカーコーチ・久保田大介氏の連載コラム、今回は「コロナ後のジュニアサッカー」について久保田氏が考えていきます。 文●久保田大介 写真●ジュニサカ編集部 【前回】ほんの些細な“言葉の言い換え”で、子どもたちに判断力と自信がつく?指導者が気をつけたい言葉の選択 コロナ禍で見えてきたもの 新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、2月末から続いた休校措置、そして4月からの緊急事態宣言。全国のサッカークラブも、ほぼ99%はこの間ずっと活動を休止し続けていたことでしょう。 しかし緊急事態宣言も
昨年出版された元日本代表監督・岡田武史氏の著書「岡田メソッド」が話題を集めたように、日本サッカー界には様々なメソッドが存在している。1990年代に渡来した「クーバーコーチング」のような欧州から輸入されたメソッドもあれば、独自に発達したメソッドも存在しているように、複数のメソッドが乱立しているのが現状だ。岡田メソッドはスペインの強豪FCバルセロナのメソッドを参考にしているように、欧州のメソッドを日本サッカーの文脈から再解釈するパターンもある。今回は、6月8日発売となる『フットボール批評 issue28 』の企画『メソッドの源流を辿る』から一部抜粋して紹介する。 『フットボール批評 issue28』 より一部転載 文●結城康平 写真●Getty Images そもそも『メソッド』とは何なのか? 先ず、メソッド(Method)という単語についての論考が必要となる。 何故なら、日本におけるメソッド
「褒める」ことから始める言葉かけ。大阪市ジュネッスFCのハーフタイムで見たもの/ジュニサカ取材日記③ 2018年12月27日 メンタル/教育 取材・写真・文●中澤捺生 まずは褒めること 12月26日(水)、鹿児島ふれあいスポーツランドにて「第42回全日本U-12サッカー選手権大会」の1次ラウンドがスタートしました。 同大会に大阪府の第2代表として出場しているのが大阪市ジュネッスFC(以下、ジュネッス)です。 ジュネッスは今年の8月に開催された「JFAバーモントカップ 第28回全日本U-12フットサル選手権大会」で初の日本一に輝きました。それだけでなく、「ダノンネーションズカップ」ではベスト8、「ワールドチャレンジ」では予選リーグで敗退したもののJクラブの育成組織を相手に互角以上の戦いを演じています。 取材でジュネッスの試合を見る機会が多かったのですが、どの大会でも共通していたのは試合に出場
2017-18シーズンにプレミアリーグの最多勝ち点記録を樹立して優勝を果たし、2018-19シーズンには2連覇を達成したマンチェスター・シティ。稀代の名将、ペップ・グアルディオラが率いるドリームチームはなぜ強かったのか。4月22日に発売した『ポジショナルフットボール教典 ペップ・グアルディオラが実践する支配的ゲームモデル』から結城康平氏(『欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて』著者)と龍岡歩氏(『ポジショナルフットボール教典 ペップ・グアルディオラが実践する支配的ゲームモデル』監修)による“ポジショナル賢者対談”を一部抜粋して紹介する。 『ポジショナルフットボール教典 ペップ・グアルディオラが実践する支配的ゲームモデル』より一部転載 構成●編集部 写真●Getty Images ポジショナルフットボールとは何なのか? 結城 本書の表紙を見た瞬間、ペップ・グアルディオラがスティー
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム 読んで学ぶ/観て学ぶ “JFLでも通用しなかった”。サッカーを“嫌いになりかけていた”朴一圭がJ1リーグ王者の守護神になるまで “JFLでも通用しなかった”。サッカーを“嫌いになりかけていた”朴一圭がJ1リーグ王者の守護神になるまで 2020年03月06日 読んで学ぶ/観て学ぶ 男なら誰もが一度は思い描くであろう。「BIGになりたい」と。横浜F・マリノスのGK・朴一圭は、日本サッカー史のなかでも、屈指の〝成り上がり伝説〞を持つ。朴は、いかにしてJ1優勝チームの守護神の座まで登りつめたのだろうか。その異色のキャリアを振り返る。今月6日に発売した『フットボール批評 issue27』から一部インタビューを紹介。 『フットボール批評 issue27』 より一部転載 文・写真●舩木渉 〝在日Jリーガー〞が歩んだ異色の冒険譚 ――朴一圭選手が本格的にプロを目指そ
ワーチャレで感じた「日本はすでに…」。日本サッカーが“次のステージ”に進むためには 2019年09月25日 育成/環境 今夏も6〜9月にかけて様々なカテゴリーで、いろんな形式の大会が行われた。そこで、今月の特集は「ジュニアサッカー取材備忘録」と題し、それぞれの大会で気づいたことを書き綴りたい。テーマを一つに絞り込むと、他に存在するジュニア年代で大切なことを伝えられない場合もあるので、今月はコラム形式で多様な記事を配信させていただきたいと思う。 【取材大会】 6月 2019コパ・ベルマーレU-11 8月 JFAバーモントカップ (第29回全日本U-12フットサル選手権大会) 8〜9月 U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2019 コラム第四弾は、8〜9月に大阪で行われた「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2019」を取材して感じたことについて書きたい。9月の特集最後となるテーマ
ラグビーがブームになり、サッカーの人気に停滞感が漂う今だからこそ、フットボールの原点と魅力を思い起こしたい。今回は、『フットボール批評issue09』からフットボールの源流を一部抜粋して紹介する。 (文●後藤健生 写真●Getty Images) 『フットボール批評issue09』より一部抜粋 サッカーとラグビー、最大の違いは? フットボールに類するゲームは世界の各地に存在したが、現在のサッカーやラグビーの直接のルーツはイングランドで盛んに行われていたフットボールという名の遊びだった。町や村の男たちが(時には女も)組んずほぐれつしながらボールを敵陣に運ぶ、かなり乱暴な遊びだった。ほとんどルールらしいルールもなく、多くの怪我人も出た。 19世紀になると、フットボールはイングランドの上流階級の子弟のための学校であるパブリックスクールで体育教育の一環として取り入れられ、次第にルールが整えられてい
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム 育成/環境 日本の子どもたちは「成長のピーク」が早い? となると、セレクション時期なども見直す必要があるのではないか Jリーグクラブの監督を務めながらも、育成視点を持ち続けるシュタルフ悠紀氏。ベルギーの育成コンサルティング企業『ダブルパス』で働いていた際に「日本の子どもたちは欧州の子どもたちに比べて発達発育が早い」ことを知った。これは選手育成を語るうえで大きな問題があるという。 【8月特集】育成のオーガナイズに目を向ける 取材・文●木之下潤 写真●佐藤博之、ジュニサカ編集部 シュタルフ氏 新著『プレーヤータイプ別診断トレーニング』 1/19発売! 年齢特性に応じたレギュレーションは大切 ——ピッチの作り方で言えば、日本だと単純に「ジュニアなら通常サイズを半分に割ればいいじゃないか」みたいなことで済ませますけど、もっと発育発達やレベルによって臨機応変に
サッカー未経験者も知ってほしい! 戦術分析ブロガーが語る「もっと楽しくサッカーを見る方法」 2019年08月19日 戦術/スキル 「サッカーが“ながら見”できなくなる本」。そんなキャッチコピーを掲げた本が今年5月に発売されました。執筆したのは『サッカーの面白い戦術分析を心がけます』というブログを主宰する『らいかーると』という名のブロガーです。古くからTwitterなどでサッカーの情報をあさっている方はご存じかもしれませんが、らいかーるとさんは、とあるジュニアチームの監督を務めるサッカー指導者でもあります。今回は、らいかーるとさんにインタビューを敢行。執筆の経緯やジュニアサッカーに対する思いなどについて伺いました。 取材・文●高橋大地(ジュニサカ編集部)、写真●ジュニサカ編集部 お母さんにも最後まで読んでほしい サッカーをやっていない人でも、もっとサッカーを見るのが楽しくなるような本をつくり
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム 育成/環境 「勝利か? 育成か?」 勝つだけでは得られない“スポーツの意義”を教育的観点から切る【サッカー外から学ぶ】 「勝利か? 育成か?」 勝つだけでは得られない“スポーツの意義”を教育的観点から切る【サッカー外から学ぶ】 2019年07月25日 育成/環境 高校野球岩手県大会、今夏最も注目を集めたピッチャー・佐々木朗希選手(大船渡高校)は決勝戦で登板することなくチームは姿を消した。大船渡高校・国保陽平監督の真意はわからないが、簡単な決断ではなかっただろう。ときに、育成年代のスポーツでは「選手の将来」よりも「チームの勝利」が優先されることがある。もちろん、子どもたちが目標に向かい、試合で勝利を目指すことはスポーツに取り組むうえで非常に大切なことだが、そこに大人が介入してくると話がややこしくなる。「サッカー外から学ぶ」連載では、花まる学習会代表・高
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