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ノーベル賞
kaigo-sodanshitsu.jp
田中尚喜先生にお聞きしました。 100歳まで自分の足で歩くためには、体を支える筋肉が必要です。特別なトレーニングをしなくても、日常的な立つ、歩くなどの動きを正しくするだけで長寿体質の筋肉が作れます。筋肉がつけば、代謝もよくなり、肥満を防ぎ健康な体になります。 中高年の姿勢のくずれで目立つのは「前傾姿勢」、いわゆる「猫背」。猫背は、背筋や胸筋が縮んでしまったために起こります。一方、猫背とは対照的な「反った姿勢」も、間違った姿勢。原因は、腰の筋肉が縮んでおなかが突き出てしまうためです。さらに、中年以降は足裏のアーチ(土踏まずの部分)が下がって、姿勢を保ちにくくなる傾向があります。 こうした姿勢のくずれが起こると、立つだけで疲れてしまい、長時間立っていられなくなります。
田中尚喜先生にお聞きしました。 「歩く力」に直結する脚の筋肉ですが、日常生活であまり歩かなかったり、入院生活が長かったりする場合、当然のことながら衰えてしまいます。脚の筋肉は数多くありますが、中高年から鍛えたい筋肉にターゲットを絞って、効果的なトレーニングを行いましょう。 日頃、デスクワークが中心だったり、車や電車での移動が中心だったりして歩く時間が少ないと、脚力はだんだん衰えてきます。またたとえよく歩く生活をしていても、「膝を伸ばさないで歩く」「悪い姿勢で歩く」「重心移動が下手な歩き方で歩く」などのまちがった歩き方をしていると、脚力は衰えます。さらに中高年以降になると、脚の内側の筋肉が弱くなり、膝痛の原因になります。すると、歩くことがおっくうになって歩かなくなり、ますます筋肉が衰えるという悪循環になりかねません。100歳になっても元気に歩くために、脚の筋肉を鍛えることを意識しましょう。
田中尚喜先生にお聞きしました。 中年過ぎてお腹がポッコリ出てきたら、「腹筋の衰え」が考えられます。腹筋と背筋は連動しており、腹筋の衰えによって背筋もバランスを崩し、腰痛を引き起こします。中年太りや腰痛の対策に、腹筋と背筋、両方のトレーニングをしましょう。 中高年のポッコリお腹の原因は「腹筋の低下」です。腹筋が低下すると、肋骨のガードがゆるみ、内臓の働きが低下し、基礎代謝が下がって脂肪がつきやすくなるのです。背筋は腹筋ほどではないものの、ねこ背など姿勢の崩れで衰えます。また背筋と腹筋は「拮抗筋(きっこうきん)」といって「対」の関係にあるため、どちらかが低下すると連鎖的に両方が低下します。腹筋が低下すると背筋に影響し、腰痛が起きやすくなります。中高年のボディリメイクには、腹筋と背筋、両方のトレーニングが欠かせません。 腹筋や背筋が衰える原因は、何より普段の姿勢と歩き方。中高年になり「太り始めた
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