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ノーベル賞
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京都はいま祇園祭の真っ最中。もう京都に住んでそれなりの期間になるので、自分は山鉾巡行(23基の山鉾を人が引っ張りまわすアレです)はほとんど見なくて、それよりも祇園祭の期間中だけ公開される各お宅の「家宝」を見て回るのがここ数年の過ごし方になってます。 上記の着物の写真も、あるお宅にお邪魔して撮影させてもらったものです。近くで見ると、かなり複雑な模様が立体的に織り込まれているのが分かります。ちなみに1着に使われている色の数は軽く100色を超えていたりするそうな。 それぞれの家主さんによる説明を聞いていると、一流のコンシェルジュがいるミュージアムさながらのライブ感が体験できるところが、自分は祇園祭の醍醐味の1つだと思ってます。それでも京都の長い歴史と文化のほんの一部なんですが。 こういう高いレベルのモノを目の当たりにすると「オマエは自分の作っている製品やサービスにどこまでこだわりを持っているのか
Image by Simon Cunningham on Flickr 今日はたまたまですが、IoT と医療機器の関係について複数の人から同じ意見を聞かされた日でした。 まずきっかけは、Dragon Innovation の最新ブログ記事から。今後これから確実に起きるであろう IoT と医療機器の「衝突」を踏まえて、医療機器特有の懸念事項をまとめた記事です。 今回はこの記事の内容がメインではないので、あえて日本語に翻訳しませんが、コンシューマー向けハードウェア製品で良しとしている “Go fast, fail early” (とにかく速く市場に投入して、早めに失敗して顧客からフィードバックを得る)の考え方は医療機器の開発においては問題になりうると真っ向から否定している点が、とても興味深いです。 今はまだ IoT という言葉自体が若干の新鮮味を持っていること、ソフトウェア業界の人がまだそれほ
日本のスタートアップ界隈の方はすでにご存知かと思いますが、MOVIDA JAPAN の孫泰蔵さんの Facebook 投稿が若干話題になっています。 いつかは誰か著名な方が一石を投じるだろうと思っていましたが、自分も 120% このスタンスを支持します。 自分のようなしょーもない立場の人間でも、関西にいるからというだけで、ビジネスプランコンテストやピッチ大会の審査員依頼を受けることが、最近めっぽう増えてきました。 自分も泰蔵さんと同じスタンスで、プロダクトやサービスが見れないイベントへの審査員要請は「一切全て」お断りさせて頂いています。 逆にハッカソンや Startup Weekend など、何かしらのモノが出来上がることが前提となるイベントには喜んで参加させて頂いています。最近では、さらに一歩進んでハードウェア・スタートアップの作業場となる、ファブラボ的な場所の常駐メンター(Mentor
昨日、TechCrunch Tokyo 2014 ハッカソン に審査員として参加させて頂きました。 自分自身 200人という大規模なハッカソンの審査員をさせて頂くのは初めての体験でしたが、おかげさまで非常に濃い時間を過ごすことができました。結果的に140人が残り、32チームがプレゼンを行うことになりました。 まずは、お声がけ頂いた TechCrunch Japan 西村さんにお礼と、このような大規模なハッカソンを時間通りに進行された Mashup Award (リクルート) の伴野さんに賞賛の言葉を贈りたいと思います。 東の伴野さん、西の角さん(Osaka Innovation Hub / 大阪市)。この2人はおそらく日本で数少ない「ハッカソン職人」ではないかと思っています。ぶっちゃけ、プレゼン終了後の審査員会議でも、このレベルの人たちであれば独立してハッカソン請負スタートアップとして食っ
先日、ファウンダー・インスティテュート関西の第一期生が無事に卒業を迎えることができました。 記事:徹底した育成プログラムで次世代の起業家を輩出する:ファウンダーインスティテュート関西第一期デモデイ – The Bridge 学期中にレクチャーして頂いたメンターの方々、資金面などでご協力頂いたスポンサー企業様、これらの方からのお力添えがなければ到底達成できませんでした。この場を借りてお礼を申し上げます。来学期以降も、引き続きよろしくお願いします。 いま思い返すと、関西でのアクセラレータの立ち上げを模索し始めたのは、2013年8月に このスライド資料 を書いた辺りからでした。 米国 Boulder の VC で TechStars の創業にも深く関与している Brad Feld の著書 Startup Communities を読んだのがそもそもの始まりでしたが、当時は FI のような本格的な
1、起業家精神とは幸せへの近道である 現実:そうとは限らない。自身の会社や自分のやっていることに対して、100% 情熱を持っている起業家にとってはスタートアップは幸せへの近道になる。ただし、スタートアップ人生には困難がつきもの。出来たばかりの会社に見られるあらゆるリスクや不安定要因によって、日中の業務はストレスで一杯になり、そのストレスは仕事が終わっても消えることがない。 「スタートアップをやる時は、あらゆるものをリスクにさらすことになる。夜な夜な目が覚めて、自分の会社のことを考え続ける。もし自分の会社が失敗したら、自分の人生・家族・評判に対していったい何が起きるのか考え続けることになるだろう。」 2、いつどんな時間でも働くことができる 現実:テクニカルに言えば、イエス。起業家は、活動可能な時間の中から実際に活動する時間を「自分で」決める。以下は、Everonote の CEO (FI の
先日審査員を務めさせて頂いた TechCrunch Hackathon Osaka の記事が公開されました。 記事1:Android直挿しボードでIoTの可能性も見えた!? TechCrunch Hackathonの優秀作品を紹介 記事2:TechCrunch Hackathon Osakaでニッポンのレゴマインドストーム「Studino」を見た! パナソニック、シャープ、京セラ、OMRON、村田製作所などモノ作り企業が集積する関西で、IoT (Internet of Things) をテーマにしたハッカソンやスタートアップ関連イベントが最近だいぶ増えてきたように思います。それに比例するかのように、自分の周りでもハードウェアを扱ったスタートアップの起業相談をよく受けるようになりました。 自分自身、20代で仲間と一緒に起業した最初のスタートアップがいわゆるデジタルサイネージ関連で、海外でハー
シンガポールの VC である Golden Gate Ventures の創業者 Jeffrey Paine 氏のブログ記事からの抜粋。 I will also give my input from the start and actively kick people out no matter what the mentor rating is. The criteria is simple: focus on the mission and ideology of your company and clearly articulate the problem statement against your own personal founding story. If the general direction is game changing, and may move me to t
昨年の暮れから立ち上げに関わっている、シリコンバレー発のスタートアップアクセラレータ「ファウンダー・インスティテュート関西」ですが、ようやく第1関門を突破することができ、5月14日のプログラム開始が正式に決定しました。 これも一重に、応援してくださった皆さんのお陰だと思っています。プログラムが実際にスタートしたわけではないので、まだまだ安心できませんが、ひとまずシリコンバレーの FI 本体からも関西の熱意は認めてもらった形です。 さて、今回のブログのタイトルですが、ズバリそういうことです。自分も過去にスタートアップを何度か創業しているので良く分かるのですが、残念ながら世の中には物事を立ち上げられる人とそうでない人が存在します。 まず前者のタイプですが、これは要するに、あらゆる事を「自分事」として捉えることが出来る人です。例えば、スタートアップの創業期では CFO だろうが CTO だろうが
オンライン教育プラットフォームを運営する Udemy。昨年末にトータル $16M の資金調達を達成し、200 万人もの生徒を抱え、毎月 800 以上ものコースが追加される、まさにオンライン教育の先駆者的存在。 そんな Udemy ですが、元々は普通のサラリーマンだったメンバーによって 2010 年に立ち上げられ、鵜用曲折しながら現在に至っています。その経緯がなかなか興味深いのシェアしたいと思います。 共同創業者の1人である Gagan Biyani は、Udemy を創業する前は SAT を学びたい人向けの動画教材をオンラインで販売するサイトを考えていたそうです。※SAT (大学進学適性試験):アメリカの大学入学時に必要とされる試験。 アイデアを思いついた時のメンバーは、自分(非エンジニア)+ビジネス担当+開発担当の3人。 アイデアを実際のビジネスの形にしようと、シリコンバレーのアクセラレ
日経ビジネスにちょっと興味深い記事が出ていたので、今回はこれについて書いてみたいと思います。 日本のITエンジニアの地位はなぜ低いのか ー グーグル、フェイスブックが日本で生まれないもう1つの理由 日本、というかシリコンバレー以外のエリアで IT エンジニアの地位が低い理由として、システムインテグレーターという下請けに徹した業種の存在や、IT エンジニアを採用する側の会社が、実際のエンジニアリングスキルではなく、いわゆる「口のうまい人」を採用してしまっていることなどが挙げられていますが、自分の個人的な見方では、採用される側の IT エンジニアも採用する側の会社もまだまだ改善が必要ではないかと思っています。 ずいぶん前の話になりますが、海外の IT ベンチャー企業の採用基準に興味があり、実際に IT エンジニアとして試験を受けてみたことがあります。1つはドイツ・ベルリンに拠点を置く音楽ソフト
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