細胞内液と細胞外液は、中身の電解質成分が異なっています。 Na :浸透圧の調節、細胞外液量・循環動態の維持 K :神経や筋肉細胞の興奮・収縮 ↑この2つで静止膜電位を作り、細胞の興奮を司ったり 体液量を保つための浸透圧を作ったりしています。 Cl-:細胞外液の主な陰イオン(Na の対イオン) HCO3-:血液のpHを正常 (pH7.4)に維持 蛋白質:循環血液量の維持 Mg2 :酵素の活性化 Ca2 :骨、歯の形成、筋収縮 P:骨、歯の形成、高エネルギー物質(ATP)の供給 というような働きがあり、各所で分布が異なっています。 細胞内液はカリウムが多くナトリウムが少なく、 外液はナトリウムが多くカリウムが少ないです。 細胞内液と細胞外液とはこのような組成の違いがあり これを決めているのは、細胞膜という膜です。 この膜で電解質バランスを保って、細胞内と細胞外にそれぞれ浸透圧を作り 細胞内と細