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アメリカ大統領選
kisaragikyo.hatenablog.com
あだ名はいじめに繋がるとして、禁止する学校があるそうだ。 本人を中傷して、嫌な思いをさせるものは禁じられるべきだけど、そうでなければ別に良いのではないかと思う。 私は小学生の時に『親分』と呼ばれていた。ドラマの中の親分と同じ名字だったのでそうなったのだが、別に気にはならず、むしろ嬉しかった。 「親分、ちょっと」と言われたら普通に「何か用?」と答えていた。 中学の時は『牛ちゃん』だった。理由はよく分からないけれど、動作がのろいからかな。それが自分だと受け止めて、呼ばれれば返事をする。気にした事も無い。 大学に入った途端に下宿の先輩から『うさぎちゃん』と呼ばれ、このあだ名は定着した。私が鳥取出身なので、因幡の白兎から来ている。 この神話、若い人は知らないかも…。 満員バスの中で、友達に「うさぎちゃ〜ん」と呼ばれて恥ずかしかったが、嫌な思い出ではない。もしかしたら、私の本名を知らない友達も居たか
熱々のふろふき大根を食べると、おなかの中からぬくぬくです。大根は美味しいだけではなく、そんな効果があります。 ◾作り方 大根の皮をむいて3㎝の厚さに切り、面取りをして、厚みの半分くらいまで十字に切れ目を入れます。(面取り忘れた!) 米の磨ぎ汁であく抜きをします。 さっと水で洗い、昆布を入れて水から茹でます。 沸騰後は弱火にします。 竹串がスッと通るまで茹でます。(40〜50分)。 圧力釜なら、下茹でなし・茹で時間10分+放置時間10分です。 甘い味噌だれをとろ〜りとかけて、仕上げに胡麻をトッピング。 ◾味噌だれの作り方 (3〜4人分) 味噌大さじ3・砂糖大さじ3・みりん大さじ1に水大さじ2を加え、小鍋に入れてよく混ぜながら一煮立ちさせます。 お好みで甘さを加減して下さい。 調理は簡単ですが、結構時間が掛かるので、余裕のある時にゆっくりと…。 * * * *
空気が冷たくなり、秋色が深まっています。 この季節に因んで、去年の記事からミニチュアの画像2種類を編集して、再アップしました。 今年は大変な事が多過ぎて、ゆっくり秋を楽しめない方(私もその一人です)に、深まり行く秋の雰囲気を感じて頂ければ嬉しいです。 * * * * * 🍁《 遠足 》 紅葉の下でお弁当〜 お母さんのお弁当は美味しいね 〜。 温かいお茶と一緒に食べましょう。 遠足必須アイテム、帽子・運動靴・リュックサック。 * * * * * 次はインドアで静かに秋を楽しみたい方の為に…。 🍁《 秋乃お姉さんの部屋 》 秋乃お姉さんは、芸術を愛し読書好きの、優しく美しい大人の女性、という設定です。 家具やインテリアは、彼女の深みのある性格に合わせて、シックなものにしました。 引出しや扉は全部開閉できます。 机の上には閉じられた日記帳。書かれている
大好きな恵文社さんで買ったステイショナリー&豆本。 まずは豆本のご紹介。 ちっちゃいけれど(3×3.5㎝)、立派な図鑑である。 エヘン。 見開きには『いろいろなきのこ』とある。 中にはカラーの絵と、解説文。 私の好きなベニテングタケ(有毒)のページもちゃんとある。 図鑑はこれ以外に蝶・貝殻があり、全部で3種類。1巻が1,100円+税で、貧乏な私は散々迷ったけれど、買って良かった。見ているだけで、幸せな気分になれる。幸せを手に入れたと思えば安い買い物だ。 この値段で、ラーメンと餃子が食べられるな〜、と迷った私を叱りたい。 いつか全巻を揃えたいと思っている。 そしてこちらは、銀座月光荘の鉛筆削り 480円+税。コロンとした重箱みたいな形が気に入って買ったけれど、正直言って使い心地はあまり期待していなかった。普通に削れたら合格、位に思っていた。 しかし、私は間違っていた。削ってみてすぐに、その凄
「前に君が作ってくれた○○、あれ美味しかったな〜」 と言う夫の言葉を、最近重荷に感じる。 料理の内容は、カレーコロッケやポテサラ、手作り餃子など、何れも手間の掛かるものばかり。 買ってきたのでええやん、と思う。それを言うと、「あ、そやけどな、家で作った方が熱々で美味しいやんか」という返事。 一度も作った事の無い人のお言葉ですな。全然褒め言葉になってないよ。むしろパワハラじゃん!心の中でアカンベをする。 少し前にポテサラ論争が起きた。 お母さんは忙しいんだよ。ポテサラ作る暇さえ無い時だってあるんだ。それに、買いに行くのだって結構な労働だ。それを責める権利は誰にも無い。 同じく、餃子論争もそのすぐ後にあった。 それはともあれ、暮らしのちょっとした事に関する○○論争は、今まで何度も起きている。 学校に持って行く雑巾を母親が作るべきか否かという、雑巾論争。共働きの家庭が増えて、雑巾をお店で売り始め
これからやって来る季節にピッタリの、熱々でトロトロのお料理です。冷蔵庫に残っていたチンゲン菜と、カニかまで作りました。 その名も、見たまんまの………、 チンゲン菜とカニかまの卵あん 《材料》 ・チンゲン菜 1束 ・カニかま 1パック ・卵 1個 ・水 300cc ・顆粒ガラスープ 小さじ1 ・酒 大さじ1 ・塩コショウ 少々 ・片栗粉 小さじ2 ・サラダ油 大さじ1 ・ごま油 小さじ2 《作り方》 1.あらかじめ水・ガラスープ・酒・塩コショウ・片栗粉を混ぜた液を作っておきます。 2.適当な大きさに切ったチンゲン菜をサラダ油で炒め、しんなりしたら、カニかまをほぐしながら入れます。 3.作り置いた1.の液を、よく混ぜながら流し
国勢調査をインターネットで回答し、そのあっけないほどの簡単さに気を良くした私。 この勢いで、マイナンバーカードもオンラインで申請しようと、説明を読んだ。 予めスマホで顔写真を撮っておく必要があるらしい。背景は白が良い。顔に影が写ってはいけない。ま、それくらいは常識でしょうね。 そう思って、数少ない中から少しましなTシャツを選び、カーディガンを羽織って丁寧にメイクを施した上、白い壁の前で撮影に臨んだ。撮影者は夫。 スマホだと視線をまっすぐに合わせにくい。その辺を苦労しながら何とかクリアして、撮った画像を見ると、何かおかしいのだ。 はっきり言って、老けて見える。首のシワ、目立ちすぎじゃない? 「私、こんなんじゃないよねっ?(かなり強制的)」 「う…うん。こんなんじゃない…よ」 夫の見せた一瞬の迷いが気になったが、そこは追求しないで、首にスカーフを巻いて撮り直し。 「何か、違うのよね」 今度は、
《 &TOKYO 》のピンバッジは、和の色使い。 本当なら今頃は「金メダル○個だった!」とか、「あの選手の活躍は凄かったね!」とか、オリンピックの余韻に浸りながらこれを眺めていたのだろう。今は、来年の開催は可能なのかと、不安な思いで見つめている。 こちらは、東京が開催地の候補になり招致活動をしていた時のピンバッジ。東京に決定した時は本当に嬉しかった。 冒頭のピンバッジのような『伝統色』と言われる、暮らしに取り入れられた深みのある色彩は、日本人の体にも心にもしっくりと馴染む。 自然や事象に因んだその色名には、先人の想像力の豊かさを感じさせるものが多い。 色の名前事典507 作者:福田 邦夫 発売日: 2017/02/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) 暮らしの中にある日本の伝統色 (ビジュアルだいわ文庫) 作者:和の色を愛でる会 発売日: 2014/12/12 メディア: 文庫 DIC
東京の息子のお嫁さんから画像が届いた。 初めてのピアノ発表会を間近に控えて、当日着るドレスの試着をした姉。窓ガラスを姿見にして、ポーズをとっている。ワクワクが伝わって来る。 妹も同じようなドレスを着て並ぶ。何でも同じ物を欲しがる年齢なのかな。お〜い、ボタンが外れてますよ〜。 そして数日後。 発表会を終えて、ほっとした姉(真ん中)に寄り添う妹。じっとしているのが苦手な子なのに、最後までおとなしく座っていて、少し疲れた様子。姉以上に緊張したみたい。 ステージを見て、いつも遊んでいるお姉ちゃんが、急に遠い存在に思えて不安になった…と言うのは私の想像。そう思えるほどに、ガシッとしがみついている。 二人とも頑張ったね。 後で家族でカラオケに行った時には、笑顔が復活して、歌もダンスも元気一杯だった。何故か両手にチュッパチャップス。 男ばかりの3人兄弟の夫は「女の子ってかわいいな〜。何もかも全部いい」と
9月の連休に鳥取に帰省してきた。コロナの影響で、施設の母には会えない。 今回の目的はお墓参り。そして、家の管理と諸々の雑事だ。 高速道路は渋滞していて、いつもの倍、6時間かかって実家へ到着した。 郵便受けに、「敬老の日のプレゼントをお渡ししたいので、帰ったらご連絡を」とメッセージが入っていた。 帰省すると、こういった付き合いも大切。 電話すると、顔馴染みの町会長さんがすぐにお祝いを持って来て下さった。相田みつをのタオルセット。今年は敬老の日の集まりが中止になったとの事だ。 施設に入る前の母は「敬老会は、年寄りばかりで楽しゅうない」。 まだ30代のつもりらしかった。 前回ツルツルに草取りをした庭は、草ボーボーで力が抜ける。しかし、夫はヤル気満々で「さて、始めようか」と準備をし出した。 「先ずはご先祖様にご挨拶。今日はお墓参りだけにしようよ」 それもそうだなと、あっさり引いてくれたのでほっとし
敬老の日に向けて、息子一家からプレゼントが届いた。 届いたのは今年が初めてだったので、全く予想していなかった。しかも早めに送ってくれた為「父の日でも母の日でもないのに、一体何だろね〜」と、不思議な気持ちで 箱を開けた。 「この前ジブリ美術館に行ったらしいから、トトロクッキーかなんかかな(実在するのか?)」 「にしては大きすぎる」 老人の自覚の無い、まだ若者のつもりの二人。 おやっ? 箱の中にはこんな袋が入っていて… ありがとうって書いてあるけど、まだピンと来なかった。8月に贈った上の孫の誕生日プレゼントのお返し? 袋の中には… あらら。色んなものが入っているよ。 レトルト食品・入浴剤・ドリップコーヒー・アルコールジェル・湿布・マスク等々。 中に入っていた手紙を読んで、あっそうか、敬老の日だね。やっと納得した。 嬉しいけど、フフフ、まるで救援物資のようだな。 気を使わせちゃって悪いね
金曜日の昼前「事故っちゃったよ〜」と情け無さそうに言いながら、夫が帰宅した。怪我は無さそうなのでひとまずホッとする。 夫は優秀なドライバーだと、私は評価している。自分のミスから事故を起こした事は、今まで一度もなかった。 私が知る限り、事故と言えば、交差点で信号待ちしている時に、横合いから現れた自転車にぶつかられたのが1回。そして停車中に無理な車線変更をした車がぶつかってきたのが1回。 どちらも夫には責任が無いが、前者のように相手が自転車だと、車の方の不注意になるのだと警察からの説明を受けて、壊れた自転車を弁償した。相手の学生は「僕の方からぶつかったんです」と言っていたらしいのに、納得出来ない。 しかし、自動車のドライバーには、それだけ重い責任があると自覚しなければいけないのだろう。 後者の事故では、相手が自分の責任ではないと主張したが、車載カメラに事故の様子がバッチリ残っていたので、全面的
私が生まれ育った家は、元々は呉服屋を営んでいた父方の祖母が倉庫代わりに使っていた民家だった。父が結婚した折に改築して、やがて私と妹が生まれ、15年間一家はそこに住んでいた。 二階建てで、屋根の上に昭和の家にありがちな木製の物干場があり、そこで飼い猫のチビはよく日向ぼっこをしていた。 灰色の綺麗な猫だったが、オツムの方はイマイチで、とても要領が悪かった。(写真の猫は違います) 例えば、寒い時季に近所の家のかまどに入り込んで眠ってしまい、朝になって家の人にみつかり、灰だらけになって帰って来た事がある。知らずに火をくべられていたら、大火傷だ。また、ひどい時には汲み取り式のトイレに落ちて、あやうく命を落とすところだった。この時はゴム手袋をしてみんなで押さえ付けて洗ってやったが、死に物狂いで暴れて大変だった。(びろうな話ですみません) 木登りをしたのはいいが、降り方が分からず救いを求めて大声で鳴いて
こんなドラマが観たかったんだ。 9月3日にEテレで放送した《歩くひと 》特別版を録画しておいてよかった。30分×4回分を1時間に凝縮してある。 『これ、面白そう』という予感は当たっていた。 主人公はただひたすら歩く。目的も無く歩きながら何かを見つけ、感動する。それはありふれた、小波のようなささやかな感動。 ある時は地面になって空を見上げ、微かな鳥の声に耳を傾ける。ある時は唐突に現れた雄大な風景に息を呑む。 迷いこんだ場所で少し怖い目に遭っても、臆する事無く歩き続ける。 引っ越してきたばかりという以外に、説明的な事は一切無く(場所の説明すら!)、台詞も少ない。土地の人とのふれ合いも必要最小限なので、観る側はかえって想像力を掻き立てられる。 井浦新の自然な演技に好感が持てる。怒らず笑わず、誰もが一人で歩く時にはこんな表情なんだろうな。 少年のように歩き続ける夫を、おおらかに認めている奥さん(田
昭和30年代の暮らしを、ミニチュアで再現しています。 解説を兼ねて、小学5年生のまこちゃんの目を通して見た、簡単なストーリーを作りました。 * * * * * 《 まこちゃんの日記 》 夏休みも終わりに近づいた日、山崎さんの家で、宿題をすることになりました。仲良しの高田さんも一緒です。私はあまり宿題がはかどらなくて困っていたので、大助かりです。 久しぶりに、お友達に会うのも楽しみです。 お邪魔しま〜す。 山崎さんのお母さんが、一番風通しの良いお茶の間に通して下さいました。裏山から吹いてくる風がひんやりとして、本当に涼しいお部屋です。 「かわいい浴衣ね」 「お祭りの時に、おばあちゃんが縫ってくれたの」 いいな〜。私も来年は作ってもらおう。 窓辺の金魚は、お祭りですくったものらしいです。かわいい〜。 さあて、早速宿題をしましょう。 「夏の友」、私はまだ半分しか出来ていなかったけ
夏の居間に置く3点を制作しました。 扇風機は去年の展示会用に作った物です。これにとても手こずったので、もう二度と作りたくない、いや作れないだろうと思います。プロペラ物は、本当に難しい。 あっ、スイッチを忘れていた!後でくっつけます。 革の表紙の本は、100均で見つけた20×20㎝5色セットの合成皮革を使用しました。これからも、色々使えそうです。 他の色もあったようなので、今度探してみます。 そして、竹製の椅子。 子供の頃にこんな椅子があり、よく座っていました。でも、雨ざらしの二階の物干場に置いてあった為、数年で壊れてしまい、大好きだったのでとても残念な思いをしました。 それをミニチュアで再現して、今度は屋内用にしました。 骨組みに竹串、座面に竹ひごを使っているので、材料は本物と同じ《竹》です。 壊れないように、裏はガッチリ補強してあります。誰も座るワケじゃないけどね。 今年は夏休みが短くて
夏休みになると、こんな帽子でお出かけ。 心弾ませてお友達の家へ。 本当は宿題をするのが目的だけど、久しぶりに集まってお喋りするのって、一番の楽しみじゃない? 手提げバッグに勉強道具を入れて…と。 * * * * * 早くしないと夏が終わりそうなので、急ピッチで帽子を作りました。帽子の直径は3㎝です。 作り方はこんな感じです。 1.麻布と木綿を、茶+黄色の染料で染めて、乾いてからボンドで貼り合わせます。麻だけを貼り合わせると、マーブル状のムラムラになりますので注意。 左のポッコリしたのは、大きめに切った布(麻の方が表)に直径1.5㎝のアートフラワー用のこてを当ててあります。右は外側の直径3㎝、穴の部分は直径1.5㎝です。 2.ドーナツ型の内側の縁(木綿の方)にボンドをつけて、 3.ボンドがはみ出さないないように、エイヤッと被せます。 麦わら帽子に見えますか? 4.裏側のはみ出
草笛を背高き子より吹きはじむ (父の句集より) 夏の季語《草笛》が生きる立秋までにアップしようと思っていたのに、間に合わなかった。でもまだ夏の暑さは続いているので、敢えて掲載を決めた。…とは言い訳(笑)。 風に吹かれてざわざわと草が鳴り、子供達は山道を歩く。やがて年上の子が草笛を吹き始めると、後ろを歩いていた小さい子も、それを真似て吹き始める。 そんな牧歌的な光景がうかんで来る。 私が住んでいた町の子供達は、夏休みになると誘いあって山道を歩いた。大きい子は小さい子の手を引き、危ない場所では庇ってやる。誰が決めたわけでもなく、何となくそんなルールが出来ていた。 山のてっぺんに池があり、その畔には駄菓子屋の出店があった。私達はよくそこでラムネを飲んだり、冷たい池に足を浸けて遊んだ。 笹舟を浮かべたり、メダカを捕まえたり…。おもちゃは無かったけれど、欲しいものは全部そこにあった。 私が小学生の頃
ここ数日、セルロイドのペンケースを作っていた。サイズは、0.7×1.7㎝。 透明粘土《すけるくん》が手元に無くて、今回は100均で見つけた、この《おゆまる》を使用。 なぜペンケースなんか作るかと言うと、「去年作った「昭和の家・夏休み篇」にどうしても置きたくなったから。 《おゆまる》には初めから色が練り込んであるので、とても便利。しかも安いときている。 しかし、難点がある。80度以上のお湯に浸けて柔らかくしてから形成するのだが、取り出す時に熱い!子供用みたいだけど、大人が居ないと無理だと思う。 そして、はじめはフニャフニャだけど、冷めるとすぐに固まるため、素早く作らなくてはいけない。だから、固まったら再びお湯に浸ける。 そのような困難を克服して漸く作ったので、可愛さひとしおである。 蓋だって閉められるんだよ。ちょっといびつだけど…。ま、それすらも愛せるのだ。 この辺が限界やわ。 指に乗っけて
月末の4日間、鳥取に帰省していた。 夫のコロナ休暇は終了して、今月から通常の営業に戻っているが、休暇を取ってくれた。 高速を通ると見える万博記念公園。この大きな観覧車を見ると撮りたくなる。でもこちらに集中すると、向かい側にある太陽の塔が撮れない。小さなジレンマ。 鳥取に滞在中はずっと雨。洗濯物が乾かなくて困った。乾燥機は無理にしても、除湿器ぐらいは買った方が良いかもしれない。 今回は、母が先月から入居している施設に、家具やテレビ等を搬入するのが第一の目的。母との面会が可能かどうかはわからない。 以前の施設では、タンスとテレビは備え付けで、クローゼットもあったので、衣類や身の回りの品だけ持ち込めばよかった。 今回は備え付けの家具が無く、全て自前で用意しなくてはならない。それが普通なのだろう。 着いてすぐに、ホームセンターでプラスチックの整理ダンスとパイプのハンガーラックを買い、テレビとテレビ
東京の孫・3歳が、時々電話をくれるようになった。 第一声が「おばあちゃん、頭大丈夫?」 「ハハハ。大丈夫だよ。何ともないよ〜」 去年の大晦日、私は自転車にぶつかって壁に激突する事故に遭い、その現場に一緒に居た二人の孫は、一部始終を目撃。瞼から血がたら〜っと流れるところを、しっかり見ていたのだ。 息子によると、下の子が時々心配になって「おばあちゃん、大丈夫かなぁ。電話してみようよ」と言うのだそうだ。 トラウマになっちゃったかな。悪いことしちゃったな〜。 「おばあちゃんは元気だから心配しないでね。電話、どうもありがとう」 と言うと「どういたしまして」と切った。 この前まで赤ちゃんだった子が、どういたしましてだって。くすぐったいね。 シャイな上の孫は、電話に出ずに後ろで「あと2分…、あと1分…」とカウントしている。 無料通話の制限時間は5分。 それぞれに役割があって面白い。 そんな上の孫が、絵を
高く低く 早く遅く 強く弱く 青い列車は わたしを乗せて 風景を貫く 遠のく時間が わたしを見送り 過ぎ行く街並みが 心の余白を埋める 置き去りにした物への後悔や 行く先への濁った屈託が 混ざり合い 揺らめきながら ゆっくりと沈殿していく その澄んだ静寂の中で わたしは目を閉じる 瞼の裏に広がったのは 不安 この闇を抜け やがて現れる終着点で わたしは振り返るのだろう 測るには遠すぎるあの世界に 本当に帰れるのかと そしてあの世界はまだあるのかと * * * * * この詩は去年の末に作ったのですが、読み返してみると、まさに今の状況や心境にぴったりで、掲載を決めました。 今まで車中で撮ったものを探して貼り付けましたので、画像の季節は様々です。 書いた時は、京都から鳥取への通い介護の移動中の列車の中でした。帰省する時はいつもそうですが、京都に思いを残しながら、行く先でちゃん
蒸し暑い日が続くと、つい冷たいものばかり食べてしまう。今からこれでは、夏本番が思いやられる。 そろそろ、温かいスープなんてどうかな。体が温まって、胃もたれしない、野菜だけの優しい味。 材料は野菜とコンソメ、それに塩コショウだけ。入れたのは、ニンジン・ジャガイモ・タマネギ・シメジ・キャベツ。どれも冷蔵庫の残り野菜。 鍋に野菜と水、コンソメを入れて、月桂樹の葉っぱと一緒に柔らかくなるまで煮込む。これだけ。炒めないしアクも取らない。 体にも、お財布にも優しい。そしておいしい。(これが一番!) iPadで動画を観ながら寝るのが楽しみな私に「眩しくて寝られない」と、夫からクレーム。フン、自分は大イビキで爆睡してるクセに。 でも、文句を言われるよりは、何とか工夫してみようか。 つまり、明かりが漏れなきゃいいんだよね。 出来たのが、こんなミニシアター。家にある段ボールで作ってみた。多少デコボコはあるけれ
律儀な息子から、父の日プレゼントが届く。 箱の中に細々と品物が入っていて、いつものように長文のメッセージ。 「昔の写真を見ていると、ただただ父に感謝せずにはいられない」などと、冗談半分のように。照れているのかな。 何か贈らないと気持ちが悪いらしい。 メインは中村屋の涼菓セットと… モンダミン自動ディスペンサーセット。 定位置にキャップを持っていくと、センサーが働いて、自動的にモンダミンが出てくる。 これはピースサインではなく、間違えて2回もキャップを持っていき、溢れそうになった、という意味。残念そうな表情はカット。 夫は息子を叱った事がない。私も怒られた事がない。夫の怒った顔を想像出来ない程だ。 私は嵐のような家に育ったので、そんな穏やかな家庭が存在するとは思わなかった。 本当に有難いと思いながら、口には出せずに今まで来てしまった。
暑い日が続いた先週、そろそろ出番がやって来そうなので、リビングのエアコンを掃除した。 いざ試運転。 ありゃりゃ、風がぬるい。イヤだ、故障かな? そのうち、外のファンがビタリと止まった。こりゃ大変だ。故障に違いない。 去年、隣の部屋のエアコンを買い換えたばかり。2年続けて買い換えるのは、我が家にとって大きな痛手だ。でも、もう16年も使ったエアコンだから、そろそろ取り替えた方がいいのかな、熱中症も怖いから。 何せこれって、Panasonicじゃなくて、Nationalの時代だしなぁ。 と、悩みながら30分程動かないエアコンを見上げて過ごした。 その間にジャパネットタカタの広告をネットでチラ見して、今度はこれかな?日立の《白くまくん》なんて考えたりしていた。 外は雨。窓を開けると湿気が入ってくる。 そのうち、あまりに蒸し暑くなり、耐えきれずに、境目の扉を開けて隣の部屋のエアコンを入れた。温度設定
母が新たに入居した施設の事務的な手続きがあり、夫と二人で暫く実家に帰っていた。 本来は面会不可だけれど、責任者の方の特別な取り計らいで、ロビーで母と会うことが出来た。元気そうにしていたので一安心。 以前の施設からの引き継ぎで、食べ物の好みや好きな事などが伝えられてあり、以前とあまり変わらない過ごし方をしているらしい。 塗り絵や脳トレクイズは、毎日楽しんでいるようだ。友達も出来たらしい。 施設に隣接して同じ系列の病院があり、二週間に一度往診があるので、 通院の必要が無い。看護師さんも常駐している。 まさに至れり尽くせりである。 私は好きな時に面会に行けば良いそうだ。今までは、母の通院に付き添う為にスケジュールを組んだ事を考えれば、まるで夢みたいだ。 以前の施設にお礼を言いに行くと、職員さんが「出る時には、行きたくなくて泣いておられましたよ」と話された。 「ここがとても好きだったんですよね」と
コロナ休暇で暇そうな夫と、母の暮らす鳥取へ11日~14日まで介護帰省していた。 「京都ナンバーだと、石投げられたりしないか?(コロナ感染者が多いから)」と、心配する夫。 「そんなアホな。『八つ墓村』じゃあるまいし」 徳島でそんな事件があったので、実は私も少し不安だった。 でも、母の通院があるので、帰らないわけにはいかない。 高速道路を走っていると、モノレールとすれ違い、撮影。 空に向かっているみたい。 実家に到着。 まず、薔薇の花が目に飛び込んだ。 手入れしていないので、原種に戻って一重になっている。 ツツジが咲いていた。 手入れもしなかったのに、こんなに綺麗に咲いてくれて、申し訳ないね。 ホエッ。 アリャリャ。松の木が変だよっ! 何かニョキニョキ伸びてるし。 これは剪定が必要だ。夫を連れてきて良かった。 ネットで調べると、『3本伸びているうちの真ん中を根元から取り去り、残った2本は2~3
随分前に貰ったイギリス土産の陶器の家は、アニメ《魔女の宅急便》に出てくるパン屋さんに似ている。こんなに可愛い家なら、ずっと居ても楽しいと思う。 「家のどこかにネズミが2匹居るから、探してみて」と言われ、手に取ってまじまじと見るけれど、未だに見つからない。本当に居るのかな? 外出自粛になって久しい。 どうせ家に居るなら、何か実りのあることをしようと、私にとって難しい事に挑戦した。 それは、 米津玄師の《Lemon》を歌えるようになる …という事。 Lemon 発売日: 2018/03/14 メディア: MP3 ダウンロード ムリムリ。昭和育ちの私に、この曲はあり得ないほどに難しい。昭和にこんなメロディーは存在しなかった。しかも、私は歌が苦手。その上、楽譜が読めない。 マイナス要素が多すぎ。 YouTubeで聴いて、寝る前にやっと歌えるようになったのに、朝には綺麗に忘れている、という繰り返し。
心が重くなりそうだったから 妹と開いた 小さなコンサート 私がオルガンで妹は木琴で 曲は覚えたての 『春の小川』 そうだ 窓を大きく開けて 春風さんをご招待しましょう 顔は見えないけれど 声は聞こえないけれど きっと喜んでいるよ だってほら カーテンを揺らして 笑っているもの * * * * * 厳しい日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 ままならない外出、感染の不安…。鬱々と過ごされている方も多いかと思います。幼いお子様がいらっしゃる御家庭は、本当に大変だと想像しています。 私も暗い気持ちになりそうだったので、自分に出来ることは何だろうと考えながら、去年合同作品展に展示したミニチュアに、詩を付けてみました。ミニチュアの設定は昭和なんですけど、丁度今日は《昭和の日》ということで…。 子供の頃、時々妹とコンサートを開いていたな〜、と思い出しまし
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