まんが「聲の形」に散りばめられたさまざまな伏線・謎・ネタについて考察していく、聲の形ファンブログです。 聲の形が完結して、作品全体についてのエントリを少し書きたいと思っています。 いろいろ書きたいことはありますが、そんななかでも、特にずっと気になっていたのが、この「因果応報」というテーマです。 この物語における1つのキーワードとして「因果応報」というものがありました。 「因果応報」ということばにはいろいろな意味がありますが、辞書を引くと、基本的にはあまりよくない意味で使われることばのようです。 そして「聲の形」のなかでは、「過去に犯した罪によって、その罪が償われない限り、ずっと罰を受け続けること」といったような意味として、このキーワードが使われていたように思われます。 ただ、当初、第4巻あたりまでは、物語の中でなんどか出てくるこの「因果応報」ということばが重要なものであるのかそうでないのか