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『成功に必要なのは運なのか? 実力なのか?』で紹介されていたミュージックラボ実験が面白かったのと、実力と運に関して昔から考えていた仮説を言語化したので今回はそれを紹介したい。 ミュージックラボ実験の詳細は『成功に必要なのは運なのか? 実力なのか?』を読んでもらうとして、結果を要約すると“新人バンドの曲を使って成功に必要なのは実力か運かを調べたところ、一定以上の実力がないとダメだが、成功するかどうかは運次第だった”という話。 この話は、ビジネスの成功においても当てはまる気がしていて、 実力・・・仕事ができる、頭が良い、コミュニケーション能力が高い、組織を作れるetc 運・・・生まれた国、生まれた年代、興味を持った分野の市場規模/成長率、社会環境の変化、タイミング、属したコミュニティetc でざっくり分解すると、実力がない人が運だけで成功するのは無理だと思うが(ミュージックラボ実験では独立条件
今回は最近読んだ『スタートアップの経済学』の中で知った概念「新規性の不利益(liability of newness)」を紹介したい。 過去の経験から“起業や新規事業の立ち上げ当初は苦労することが多いなー”という感覚に持っていたが、「新規性の不利益」という概念を知ったことで、具体的に何に苦労するのか、なぜ苦労するのかを理解することができた。 新規性の不利益とは新規性の不利益とは、企業の「新しさ」に起因する様々な不利益のこと。 起業や新規事業の立ち上げ時には、以下のような不利益が企業を襲う。 【ヒトの観点】 ・経験が乏しいため、経営や技術などの多くの面でスキルや能力が足りない ・「ルーティン」と呼ばれる繰り返し行われる運営上の手順がない ・トラックレコード(実績や履歴)がないため、採用に苦戦 【モノの観点】 ・商品開発に必要な、有形/無形の資産(設備、知的財産など)がない ・取引先の開拓が必
「7RULES」というテレビ番組がある。“今、最も見たい女性”、“今、最も見てもらいたい女性”の人生を7つの「ルール」で描き出すドキュメント番組で、ルール = "いつもしていること"から、その女性の人生観が映し出されるという考えで作られているらしい。 先日、当社の朝会で「7RULES」を模した発表があった。人となりを理解するのに良いフォーマットだなと思ったので、今回は私が働く上で大切にしている7RULESを紹介してみたい。 私の7RULES 実行や継続を重視する 面白くて、得意で、経済的に報われる仕事をする 企業は人なり。ただし、良い事業や仕組みがあった上で 公の場で誰かをディスらない ロジックや理論にこだわり過ぎない ホワイトエンジン NO HARD THINGS 1.実行や継続を重視するこれまでの経験からIQの高さのような「頭の良さ」はビジネスではそれほど重要ではなく、実行力や継続力こ
先日、採用イベント「SAIRU Meetup〜週4.5日勤務、残業なしで成長を続ける秘密〜」を開催した。 イベントだけではすべてを解説できなかったため、本記事では週4.5日勤務、残業なしの働き方の背景にある考えやそれを支える仕組みを紹介したい。 週4.5日勤務、残業なしの働き方を支える21個の仕組み当社では他社にはあまり見られない以下のような仕組みがある。 ①残業なし ②週4.5日勤務 ③ノウハウの蓄積 ④業務プロセスの改善 ⑤提供サービスの型化 ➅週2.5時間のもくもく会 ⑦週次の案件相談会 ⑧人事評価なし ⑨100%インバウンド経由の案件獲得 ⑩売上ノルマなし ⑪sodanチャンネル ⑫timelineチャンネル ⑬ツールのフル活用 ⑭経験豊富な中途人材の採用 ⑮市場平均以上の給与 ⑯リモートワーク ⑰1人3社まで ⑱ツーマンセル ⑲週次の勉強会 ⑳KPT ㉑Good&More 前提と
最近、いくつかの場所で「なぜ、そんなにコンテンツ発信にこだわっているのか?」と聞かれた。このニュースレターも毎週1本の配信を続け、はや42本目。セミナー登壇や取材コンテンツも含めると、私1人で年間7,80本はコンテンツを発信しているかもしれない。 コンテンツを活用したマーケティング手法を“コンテンツマーケティング”と呼ぶが、2011年から10年以上に渡り、コンテンツマーケティングをやっていることになる。今回は自社で実践する中で感じたコンテンツマーケティングのメリット、デメリット、可能性などを書いてみたい。 私が最初にコンテンツマーケティングに触れたのは前職のGaiaxでだった。 Gaiaxは1999年設立で、創業以来、大規模なプロモーションサイト、コミュニティサイトの構築・運用をやっている会社だ。 それらの構築・運用サービスを営業する部署に2010年頃に所属していたが、商談・コンペの際に自
今回は社内で「バリュープロポジション(value proposition)」の話が出たので、バリュープロポジションにまつわる思い出とバリュープロポジションの作り方などを解説したい。 ざっくり「自社が提供でき、競合他社が提供できず、顧客が求める独自の価値」と定義される。 バリュープロポジションが明確なほど、マーケティングメッセージが作りやすく、営業が説明しやすく、顧客に選ばれやすくなる。事業の成功に欠かせない要素だ。 バリュープロポジションのキモは 顧客が望んでいる価値と、自社が提供できる価値を合致させること 競合他社が提供できない、自社独自の価値を提供すること の2つ。1つ目がないと、そもそも顧客に検討してもらえない。2つ目がないと、競合他社と比較されて価格競争になったり、受注率が低くなる。 「バリュープロポジション」は新規事業開発やマーケティングの世界では有名な言葉で、私も以前から知って
今日は株式会社才流(サイル)の成長戦略における注力テーマの推移とその時々で意識してきたこと、これからの3年間で意識していくことを解説したい。 まだまだ小規模な会社で今後もどれぐらい成長できるかは不明だが、事業戦略の一つのケーススタディーとしてご覧いただければ幸いだ。 株式会社才流は2016年7月に設立した会社だ。創業期は今とは別の事業(企業とフリーランスのマッチングサービス)をやっていたが、設立から1年半後に創業事業からは撤退。事業も人も実質なにもなくなった状態から立ち上げたのが、現在の主軸であるBtoBマーケティングのコンサルティング事業だ。 2018年4月から本格的に事業を開始し、これまでは案件獲得の仕組み作り、サービス品質の向上などに取り組みんできた3年間だった。今後は、BtoBマーケティングだけでなく、新しいコンサルティングメニューの開発を加速させていく予定だが、そもそも「なぜBt
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