出版社を見てアアアッかと思ったらそうでもなかった 文学青年が会社勤めでの学歴差別と兵役をさけるために 大阪府の警察官に志願して見事になることができた 文学青年で同人誌に自分の作品を出したりもしてたので 文章を書くのはお手の物で報告書を書きまくってたら それが評価されて特高警察にスカウトされた 細かい特高警察の末端の一員の仕事が興味深い 警察の手では図部手を監視することは不可能なので 近所の人からの報告とかに頼ってたところもあるんだそうな 収拾した反戦がらみの投書を焼却せずに持ち出していて 中にはチェーンメールみたいなのもあったという そこら辺りにテロリストが潜んでいる、というわけでもないので 実績を上げるために厭戦発言を誘導することもあったという 例えば疎開に伴い家財道具を売る人が増えたのだが そういう人から話を聞く時に「戦争で苦労している」という 発言を聞き逃さずに処罰するとかね 強制疎