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買ってよかったもの
logi-labo.jp
先日、東京ベイエリアにある某大手路線会社のターミナル拠点に、日雇い派遣労働者として潜入してきた。以下、数回に分けて、当日の様子をレポートしたい。 派遣会社から指定された集合時間より早く最寄り駅に到着。仕事に入ったら、帰りまで喫煙できないだろうと思い、ホームにある喫煙所で一服。喫煙を終え、集合場所であるターミナル駅の時計台に行くと、同じ現場に出向くと思われる数名の人がいる。互いに、話をしている風でもないので、取り敢えず、集合時間まで待ってみることに。 集合時間の13:00になる。すると、何処からともなく、点呼を取る派遣スタッフが現れる。年のころは二十代半ば。見るからにフリーター風のガッチリとした体格の青年である。その青年は、「○○社の方ですか?」と、派遣会社の名前を口にした。この行動から、派遣労働者が、自身がどこの派遣会社から派遣されてきているのかを認識することができる。 1名ほど、集
◎20年前の物流日雇いはきちんと飯が食えた 派遣ユニオン関根書記長(以下、「関根」):まず、雇用、あるいは、労働力は商品ではないということです。本来、雇用において、労働者が安定して生活できる状況を保障しなければならない。これは、憲法でも保障されており、「直接雇用」と「無期限雇用」が一般原則です。その点において、「間接雇用」に該当する"派遣"や「有期雇用」は、あくまで、例外として認められるべきものなのです。つまり、「間接雇用」や「有期雇用」が溢れている現状は、雇用の原則に反している状況であるというのが基本的な事実認識です。 そして、本来、労働者を「直接雇用」するのが原則ですから、「派遣業」、あるいは、「請負業」なでの名称はともかくとしても、労働者が働いて得る賃金の一部を抜く「派遣」は、あまりよろしくないと考えています。 そもそも、わが国において、職業安定法44条で「労働者供給事業」は禁
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