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体力トレーニング
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[題名]:スターメイカー [作者]:オラフ・ステープルドン 哲学者にして小説家オラフ・ステープルドン氏による、絶句するほどの壮大な鳥瞰視点で宇宙と生命を描いたSFです。 初出は一九三七年、SFが成立してから半世紀近くが経ってはいるものの、まだまだジャンルとしては未成熟な頃です。そこへステープルドン氏が哲学的・科学的に途方もないスケールのヴィジョンを持ち込み、後のSF作品に多大な影響を及ぼすことになります。もしかしたら、本書なくしてSF黄金時代は到来し得なかったかもしれませんね。 ストーリーの筋は単純で、霊魂的存在となった一人の男性が段階を踏みつつ宇宙の神秘を垣間見ていく、というお話です。一般的な意味でのエンターテイメント性は皆無に等しく、実のところ宇宙及び生命の存在に対するステープルドン氏のヴィジョンを綴っただけの、れっきとした物語とは主張しづらい作品ですね。:-) しかし、これは本書が面
[インデックス]:作者別(2024-01-27更新) ◎レビュー ・アレックス・アーバイン 『パシフィック・リム』(ノベライズ) ・アイザック・アシモフ 『永遠の終り』 『神々自身』 『ネメシス』 『ミクロの決死圏』(ノベライズ) 『ミクロの決死圏2――目的地は脳――』 『聖者の行進』(短編集) 『夜来たる』(短編集) 『サリーはわが恋人』(短編集) 『木星買います』(短編集) 『変化の風』(短編集) 『停滞空間』(短編集) 『火星人の方法』(短編集) 『地球は空地でいっぱい』(短編集) 『アシモフのミステリ世界』(短編集) 『アシモフ初期作品集1 カリストの脅威』(短編集) 『アシモフ初期作品集2 ガニメデのクリスマス』(短編集) 『アシモフ初期作品集3 母なる地球』(短編集) 〈ロボットもの〉 『われはロボット』(連作短編集) 『ロボットの時代』(短編集) 〈イライジャ・ベイリもの〉
[題名]:星群艦隊 [作者]:アン・レッキー ※このレビューには前巻までのネタバレがあります。ご注意ください。 〈ラドチ帝国三部作〉の第三巻『星群艦隊(原題:"Ancillary Mercy")』です。 邦題の由来は不明ですが、原題の方は三作揃ったところで意図が見えてきます。"Ancillary Justice"/"Ancillary Sword"/"Ancillary …続きを読む
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