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買ってよかったもの
matsumuratakashi.com
バブル末期の1990年をピークに、美術市場は低迷を続けていたが、最近2005年の高級品志向も加勢し、新たな動きが起こってきている。美術市場は画商や美術商が作家から買い取り、顧客に販売する1次市場(primary market)と、オークションなど顧客と顧客を結びつける2次(再販中古)市場(secondary market)に分けられる。その市場規模は2004年、1200億円から1300億円とも言われている。 2006.07.25. 松村崇 かつて銀座を中心に画廊も数多くあったが、最近はその数も減り、画商や美術商を志す人も減ってきている。画商のほとんどが個店で、全国的にも数が少なく、日本にも優秀な現存作家が多くいるにもかかわらず、カバーされる作家の数も自ずと物理的に限られてくる。 1次市場を担う美術品販売業者のほとんどが個人的信用関係で成り立っているが故に、業界の商慣行もあり、誰が何をいく
「友達の友達は、みな友達だ、来て…くれるかな?」「いいとも!」毎回、ゲストの知人を紹介して次のゲストとするタモリの長寿番組「笑って、いいとも」はある意味、連鎖の真理を突いている。実は、世界は6人前後を介するだけでつながるかもしれないからだ。 2006.10.10. 松村崇 SNS(Social Networking Service)花盛りの今日、スモール・ワールド現象とともにネットワークを再考する必要がありそうだ。 心理学者のスタンリー・ミルグラムは6人の共通の知人の連鎖を介せば、世界中のすべての人間と間接的に知人関係を結べるとし、これを6次の隔たり(Six Degrees of Separation)と表現した。 彼はネブラスカ州オハマに住む160人の住人をランダムに選んで、それぞれの知人へ手紙を転送しながら、ボストンに住む謀株式仲介人へその手紙を届けて欲しいと依頼した。その結果、ほ
人間が集まれば集団ができる。集まった集団を組織して、全員のベクトルを一致させてひとつのことにあたれば大きなエネルギーが生まれる。そこには1+1=2以上のプラス・アルファ(比較優位の組み合わせ)をもたらす相乗効果が生まれ、予想以上の効果や成果が期待できる。しかし、この組織という系において、突然、相乗効果を打ち消してしまう限界人数、経営者たちが経験的に肌身で感じてきた、組織の性質が変異してしまう臨海人数が存在するそうだ。これが150人の法則だ。 2006.11.21. 松村崇 通信ネットワークは利用する人が増えれば増えるほど、その利用価値が上がる。これはネットワークの外部性と呼ばれる性質だ。例えば、2人だと1通り、3人だと3通りだが、4人だと6通り、5人だと10通り、6人だと15通り…100人だと4950通り……となりn人だとn(n-1)/2通りの通信が可能となる。 何も電話やインター
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