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パリ五輪
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mediologic 広告、メディアやマーケティングの話題を中心に雑文を書いてます。最も古い記事は1996年。 しばらく前のエントリーでも書いた(”競争は価格だけで起こっているのではない。消費者が買うのは「商品」では、ない。“が、コンビニ界隈でドーナツ戦争が巻き起こってるのは知られているだろう。すでに食べてみた人も少なくないかもしれない。 非常にニュースになっている試みではあるものの、いくつか残念だなあと思うことがある。 例えば、某所の*ーソンではチョコレートのコーティングがひび割れたドーナツがショーケースに飾ってあったり、*ブン*レブンのある店舗では、客にも見える状態でドーナツ購入者に対する手書きの接客TIPSが貼ってあったり、色々と現場のオペレーションが回ってない状態なのだろう。 ※あ、ちなみに手に入るものについてはどちらについても全種類食べました。いまのところ*ブン*レブンの「きなこ
インバウンドマーケティングやHubSpotというものを売ってきた自分だからこそ、今このタイミングで言いたいことを書いてみます。 また、シンフォニーマーケティングの庭山さんにもありがたい薫陶を受けたのですが、日本語化されていないマーケティングオートメーション(というのは本当はちょっと違うのですが)であるHubSpotをもっとも売った経験からみても、次のようなことは大きな懸念事項として感じているものです。 今日もすでにHubSpotを導入している某企業の、マーケティングとセールスが一緒に介するミーティングで話をする機会があり、セールスの現場の方も拙著『インバウンドマーケティング』をお読みいただき、積極的に同概念を理解してくれようとしていたのですが、正直 インバウンドマーケティングという概念やHubSpot以前に、お客さん側の課題とビジネスプロセスはなんなのかの方が大事なんですよね。 なので、イ
セブン-イレブンがコーヒーに続き、ドーナツ市場に参入して以降、他のコンビニ各社も追随するように同様の動きをしている。この流れに対して大きな痛手を受けるのが大手である「ミスタードーナツ」ではないかと思われている。実際、コンビニ各社の商品は”ミスド”の商品とそっくりのコピー的商品が目につくため、競争状態が激化すると考えられがちだが、まだ結論を出すのは早計なようだ。 昨日、新商品発表会においてミスタードーナツ側がコンビニ各社のドーナツ参入について口を開いたらしい。以下がその記事。 ドーナツ市場:コンビニのドーナツ戦争をどう見てる? ミスドがコメント – ITmedia ビジネスオンライン. この記事の中で、ミスタードーナツの事業本部長である和田哲也氏が語った言葉の中で次の一言は、マーケティングおいて非常に重要であることのように思う。 おいしさというのは、利用動機に対して生まれてくるものなので、
相変わらずこの辺りの議論は業界関係者で熱いです。 そう、Netflix vs. テレビ(民放)の議論。 この話って、対立構造でみんな描きたがるんだなぁ。しかも大体がテレビ(民放)側の話って、首都圏の話が無意識に前提になってるし。 新しいメディアが出てきたときの傾向として、既存メディアとの対立構造で描くというのが多いですよね。 携帯電話のせいでCDの売上落ちたとか、ネットのせいで新聞購読が減ったとか。 ※どちらもダウントレンドが始まったのはそれぞれの普及以前です。加速したとは言えるかもしれないけど。 知り合いの、ケーブルTVや衛星放送業界に詳しい江口靖二さんあたりは、むしろNetflixの件は、地上波よりもケーブルのほうの脅威だと考えてるんじゃないかな? 最近話をする機会がないので、このあたりどうなのかお話を伺ってみたい。 江口靖二のブログ / 江口靖二のデジタルサイネージ時評 ※と書い
Perfume(とそのチーム)は、ポップアーティストの文脈ではなく、メディアアーティストの文脈で見るべきかも これみるためだけにSXSW行きたかったな。 クリエイティブやデジタル業界の人には一番熱いイベントである、「SXSW」にPerfumeが初出演。 当日は生中継もされていたらしい(つまり見逃した) 1ヶ月限定でPerfumeオフィシャルYouTubeチャンネルにて生中継された未発表楽曲「STORY」が公開されている。 曲もさることながら、演出がいい。 移動式のスクリーンとプロジェクションマッピングの組み合わせとか見たこと無いぞ。 メディアアートがついにこういうとこまで来たって感じ。 もう、Perfumeはもう大衆ウケするようなポップアーティストでは無くなってしまったのではないか。Perfume(とそのチーム)は、ポップアーティストではなく、メディアアーティストとしての文脈で見たほうがも
既存のテレビはGrowth Hackできないが、NetflixはGrowth Hackができる。そこに注目したい。 ※上記は、NSCREENMEDIAの記事より。 業界内では、Netflixがやってくるということで、Huluが日本上陸してきたときよりも話題です。多分。 動画配信の黒船、米Netflixが日本上陸 低料金で、映画やテレビ番組見放題 議論の多くは、「Netflixはテレビ局にとって脅威か?」という話で、「そもそも現在のテレビの視聴者はシニアか女性か子供かなので、Netflixが入ってきても属性が違うからうまくいかない」とか、「そもそもテレビをネットに繋いでる人なんていないし」だとか、「そもそもコンテンツ集めることできんの?」とかだったり。 ネットにテレビを繋ぐなんてのはプロモーションやインセンティブでどうにかなりそうだし、ターゲット層の違いも実は単純化するのは怪しいかと。 で、
スマートニュースがウェアラブルの世界に一歩踏み出た 〜 Googleアプリの「Nowサードパーティープラットフォーム」にスマートニュースが対応 こういうニュースが本日出ました。 スマートニュース、Googleアプリの「Nowサードパーティープラットフォーム」に対応 | スマートニュース株式会社. Google Nowは、Androidの利用者でもどれぐらい使ってるかどうかはわかりませんが、手のひらにPush型のパーソナライズされた情報が届く、非常に便利なツールです。 Googleで、できること: Google Now Introducing Google Now – YouTube 第31回 「Google Now」で何ができる? (1/2) – ITmedia よくiOSのSiriと比較されているのを見かけますが、それは音声検索の部分であって、Google Nowに匹敵するものといえ
「今日のミーティングって、スーツでネクタイがいいのか?」って、外国からのビジネス訪問客に聞かれるということ。 仕事柄、国外からのビジネス訪問客と接する機会がしばしばある。 訪問先に行く前に彼らに聞かれる質問としてよくあるのが、 「ノリ、今日のミーティングって、スーツでネクタイがいいのか?」 といったこと。 初対面でのpresentationの中には見た目も含まれる。 彼らの目からすると、日本人は丁寧で礼儀正し、ビジネスではスーツ(ネクタイあり)の印象が強いようで、それに合わせてミーティングに臨もうとするようだ。 When in Rome as the Romans do. のように、 When in Japan as the Japanese Business persons do. なのだろう。 さて、この態度というのは、グローバルに展開するビジネスは、すなわち「異文化コミュニケーション
※この文章は難解めに書いているので、こういう文面が苦手な人は読むことをおすすめしません。その場合は一番下のリンク先を真っ先にお読みください。 箱根湯本にある、神奈川県立生命の星・地球博物館にて、「特別展 どうする?どうなる!外来生物」という企画展をやってることから思いついた、ちょっと変わった視点からの「ネイティブ広告」に関する説明を以下に。 外来種(外来生物)っていうのはある環境において本来その場にいるはずがなくって、例えば在来種を絶滅においやるなど害を及ぼすから嫌われやすい。 外来種は alien species (or invasive species)という呼ばれ方をし、一方で在来種は native species という言い方をする。 これをメディアビジネスや広告の世界であてはめてみる。 まず第一に、メディアを利用する、いわゆるメディア消費だと体験だとか言われることをしている人は、
未知の体験は広告では伝わらない–「ハッカソン」が注目される理由(前編) ハッカソンの話を聞くたび、「ペタろう」や「TRUNK」などのプロジェクトを思い出す。 ”広告(業界)”の仕事としてやると、必ず「集客は広告で」と なってしまう案件が多いけれども、それは短期間のキャンペーンだからであって、長期にわたるプロジェクトの場合は、「広告」は高コストなマーケティングになりかねない。 正直、オンラインサービスのマーケティングは「広告」に頼るべきではない。今でいうハッカソン的なやり口のほうが効果が出る。 この事実は、90年台後半〜00年台頭に、セス・ゴディンの『パーミッション・マーケティング』、 『バイラルマーケティング』や『おまけ付きマーケティング』、大橋禅太郎さんの『ガズーバ』あたりに書かれており、これらを読むと、なんと10ウン年前から あったのかと、普遍の真理だと気づくと思うのだ。 参考資料はこ
さて、なぜか昨日に続き戦略PR業界からのネタです。 はっきり言葉にしておきますと、戦略PR業界の人々は「**は終わった」とか流行り言葉にのるのが大好きです。それゆえ、本質的な部分はまったくほおっておいて、適当なことをいう傾向にあると言われてしまうのはしょうがないような状況です。 例えば昨日話題になった、「戦略PRは終わった」ネタなんかもまさにそうです。 こういう「**は終わった」、「これからは**だ!」という手法は、ラテン語で argumentum in terrorem、英語で appeal to fear、日本語で、「恐怖に訴える論証」と呼ばれるもので、同じく argumentum ad baculum(appeal to force)と呼ばれる「威力に訴える論証」とともに、人々のジレンマにつけこんだり、論理的誤謬を起こしたりするので、非常に危うい物言いと言われています。僕らは「戦略P
今朝、アドタイに次のような記事が出ていて業界内の一部で話題です。 →戦略PRは終わりました。 ※本件に関しましては片岡英彦さんも文章を書かれてますので合わせてお読みください。 →「戦略PRは終わりました。」と言わないための戦略PR 戦略PRという言葉の雄でもあったインテグレートの藤田さんが、転向をしたのか、あるいは「戦略PR」という言葉を使ってビジネスをしていくが厳しくなったのかはよくわかりませんが、おお、終わらせてしまうのね、と。 一部では、「そもそも始まっていたのか?」とか「またポジショントークかよ」とかいう意見も見られますが、結局は、近々『リアルマーケティング』という本を宣伝会議から出版されるので、その宣伝も兼ねての文章なのではあるでしょうが。 ところで、宣伝会議では通称「カスタム出版」と呼ばれる、お金を出せば本を出版させてくれる、半分自費出版なようなものも手がけており、今回四回
日経の「田中電子版」に思うこと。 日経はこれまでも「無知な若者に経済を教えてやろう」というフレームで広告してきた。今回が違うのは、これまでと比べてコミカルな路線になってるということ。 ただやはり、わかってない若者というステレオタイプを設定してクリエイティブを作ってるんだよね。 日経としては、団塊の世代の定年退職が続き、購読を止める人が増えるからこそ、若い読者層を増やしたいというのはわかるんだけど、こうした「啓蒙」的なやり方では、ますます若い層がついてこない気がするのだ。なんか、若者をバカにしたCMにしか見えないんだよね、日経の広告って。 むしろ、日経が潜在読者層として狙うべきは、「わかってない若者」ではないと思う。つまり、広告で表現されているような若者はペルソナとしてもズレていて、もっと学習意欲の高い若者を意識すべきではないか? いつまでも、バカな若者だって頭よくなります的な広告をやめて、
> mediologic > my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. 山本一郎氏につっこまれ、火中の栗を拾うのが得意な徳力くんが、しっかり今朝拾ってます。 あ、僕は友人だろうが後輩だろうが先輩だろうが、やはりそれ間違ってんじゃないの?と思うことにはちゃんと突っ込みますし、正しいと思うことについては両手で賛同します。 でもね、 AMNで使っている「アンバサダー」というのは、「インフルエンサー」とは真逆の意味の言葉なんです。 は、どうなのよと。。。。 さて、、、以前から一部では指摘をしているように(というか徳力くん本人にも伝えてるように)、AMNで普及させようとしてる「アンバサダー」というのは、世界のPR業界で使われている意味とはズレてるか全く真逆なんじゃないと思われる。 「アドボケイツ」と「アンバサダー」
グローバルで活躍する日本人マーケターを育成しよう!というスローガンほど、ガラパゴスなものはない。そう2−3年前から思い始めていた。 すでに日本は世界と接続しているし、見えてないだけかもしれないが、すでに活躍している日本人は多くいる。 上記のようなスローガンの裏には、そうした「海外で活躍している日本人」のイメージがあり、それこそが「グローバルで活躍する日本人」だとする思考があるように思う。 だが、広告・マーケティング業界に関して言えば、長きに渡って、世界2位・3位のサイズの市場だということは世界的に知られているのであり、かつ、一方で世界的に見てもエントリーが難しい市場だということも知られている。 それゆえに世界と接続したビジネスを日本で成功させると、それを世界はリスペクトしてくる。 つまり、海外に出て行くことだけが「日本人が世界で活躍すること」なのではない。 日本市場の難しさゆえに、海外生
> mediologic > my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. えーと。 もう6日ですが、あけましておめでとうございます。以上。 と、新年のあいさつは短めにさせていただきまして。 さて、宣伝会議はブレーンに掲載されたこの記事。 GoogleのAPACのCCO – 真ん中の”C”はこの場合は Creative です – のお話です。 グーグルCCOが語る「ユーザーと価値観で通じ合う広告主たち」 | ブレーン 2014年2月号. 全体的に、ソーシャルメディア全盛期、特にYouTubeを中心としたユーザーをコンテンツの関係について語られています。 例えば、 「人が優れたコンテンツを見つけているのではないということ。真実はその逆で、優れたコンテンツが人を見つけるのです」 といったくだりなどは、YouTu
Post navigation ← Previous YouTubeとテレビの効果を比較する意味。っていうか、YouTubeの価値は大手広告主よりも地方や中小企業にあるんじゃないか?って話。 ■国内のマーケターが「YouTubeマーケティング」にいま取り組むべき理由 タイトルが某ブロガーの影響受けてんじゃないかとか、この「**を取り組むべき理由」というタイトルが薄い内容のブログ記事の間でデフォルト化してるよなあ、とかそういうのはさておき、こら、植原くん、この分析はどうかと思うよと思いつつ、ミスリードが増えそうなブログ記事だったので、以下、書いてみる。 まぁ、そもそもこの記事はちょうどトライバルメディアハウスが「YouTubeマーケティング支援サービス」というのを始めます、というリリースに合わせて書かれたのだと思う。 ちなみにご存知のように同社の池田紀行社長とは長い付き合いなのだけれども、こ
Post navigation ← Previous 複数のGoogleアカウントを持ってて、Google Driveも複数使いたい場合に便利なツール – insync 突然ですが、いくつ Google のアカウント持ってます? YouTubeにアクセスしたらどのアカウントでアクセスするか聞かれるし、検索結果に影響してくるのでどのアカウントでログインしてGoogle検索を使おうか迷うこともある・・・そんな生活になってます。 Google Apps を導入している企業に勤めているとしたら、会社のアカウント、自分の個人アカウント、2つのGoogleアカウントが存在している人も普通にいるでしょう。 僕の場合は、スケダチのほうもマーケティングエンジンのほうも、どちらの会社も Google Apps for Business を使ってるし、もちろん @gmail.com も使っていれば、Google
mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu 古巣の博報堂(辞めて10年!)がデジタルまわりの人材募集をはじめたらしい。 ■デジタル要員の募集について | HAKUHODO Inc.,. もともと博報堂には、「電脳体」のち「インタラクティブ局」や「サイバーメディア部」(前進の名前を忘れた。。。)というのがあって、『ペタろう』や『電子年賀状』、『ガチャロボ』といったそれこそデジタル領域の新規事業をやっていたという歴史があったのだが、ドットコムバブルの崩壊とともに「インターネット?デジタル?そんな儲からんものは辞めてしまえ!」とばかりに、インタラクティブ/デジタル領域の先進を走っていた人々をトラディショナルなSP部門に異動させたりし、デジタル関係の部署
mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu 都営バス、12月20日から車内で無料無線LANサービス提供予定 – ガジェット速報. というニュースが。 すでにスマフォを持っている人が多いからいらないんじゃん?しかもLTEや4Gだし。 って思うことがあるかもしれないけれども、データ量の上限が気になったりする人や、タブレットを使いたい人、海外からの旅行客には非常に便利。 今後、円安、オリンピックなどで増えるだろうと考えられてる海外旅行客も視野に入ってるのでしょうか。 公共交通機関での無線LANサービスといえば、新幹線や成田エクスプレスでは早くから導入されてるものの、有料だし、遅い。ほんと遅い。 東京メトロ(営団)では、”実験中”としながら「MANTA
mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu “tribe”とは、血縁地縁などでつながる「部族」のことを指す言葉だったけれでも、今から10年ぐらい前に、いわゆるデモグラフィックなターゲットセグメントからの脱却として、ある趣味、興味関心で集まる人々の集まりを表す言葉としてマーケティングの世界に使われるようになった。日本では「トライバルメディアハウス」という社名としてぐらいしか知られてないだろうが、海外では Omnicom Group の DDB は早くから、”Tribal DDB”というデザインとインタラクティブの領域に特化したエージェンシーを作っていたり、一定の理解を得られている言葉である。 この tribe というのは次の2つのポイントで、現在の
mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu Why B2B Startups Are Suddenly So Sexy | Inc.com. 上記は、Inc.com よりの記事。 B2Bのスタートアップが、B2Cのスタートアップよりも急に魅力的に思える瞬間があるという。 HubSpotの創業者であるBrian Halliganは、以前VCのメンバーだった時の話として、B2CとB2Bのスタートアップを評価するときに、B2Cに対してB2Bのほうの価値を数倍高く見積もっていて、B2CのビジネスよりもB2Bのビジネスのほうが「カタい」と読んでいたと言っていた。 一方で(特に日本では)B2Bのスタートアップは、B2Cのスタートアップに比べて圧倒的に少ない
mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu I wrote this article here because this is my personal view, not a company’s official opinion. When I was in Google, I often visited advertisers with agencies to introduce new products or to plan their campaigns. At some meeting, I felt trouble with discussion with advertisers and agency guys when they a
こちらもあわせてお読みください。 ■インバウンドマーケティング狂騒曲 まぁ、宣伝会議の公式ページの書籍紹介に書いてあるような、 ”戦略PRでキーワードを拡散、話題化、WEB周りの施策で魅力的な自社コンテンツへインバウンド、そしてCRMによる場づくりで優良顧客化する。この三つの掛け合わせによるマーケティングコミュニケーション活動” が、「インバウンドマーケティング」だと言うなら、HubSpotや弊社含む同社パートナーが考えている「インバウンドマーケティング」とは別物でしょう。 ※注: あるキーワードをPRで拡散して、それを見た人が検索をして、サイトにやってくる、というのは本質的にインバウンドマーケティングではありません。インバウンドマーケティングは潜在顧客が自分たちの興味関心にもとづいて情報を探しているタイミングにあわせて、ちゃんとマーケティングをしましょうよ、という考え方です。なので、戦略
Post navigation ← Previous マーケティングが変化する時代に理解しておくべきこと。”Marketing Management 14e” より。 以下、KotlerとKellrの “Marketing Management 14e”の引用をメモ代わりに。 “Firms now sell goods and services through a variety of direct and indirect channels. Mass advertising is not nearly as effective as it was, so marketers are exploring new forms of communication, such as experiential, entertainment, and viral marketing. Custome
これはまた凄いものが出てきたものだ。 IBM Research の科学者たちが、世界最小のアニメーションを公開。しかもその映像の”ピクセル”になったのは原子。つまり、原子レベルのアニメーションコンテンツを作ったということだ。 参考) 原子を使った「世界最小の映画」、IBM Researchが公開 – CNET Japan. 同研究責任者によれば、 映画を作れば、より多くの人に伝えることができる。われわれが関心を持っているのは、人々に科学への興味を持ってもらうことだ。われわれが研究する理由や、われわれがしていることを人々に伝える手段を見つける必要があるだけだ ということで、今風に言えば、コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングの手法を用いて、「科学への興味を醸成する」というマーケティング目的を果たしている。 以前、教育機関・研究機関の広報活動についての講座で講師をしたことがあるの
mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu 以前にいた会社の、自分がいた組織の離職者率が増えているのを聞いていると、それまで「働きたい会社」だったのが「辞めたくなる会社」になってきているということなのだろう、ということに悲しくなる。 ベンチャー的な気質をもった会社だと、「この会社、このプロダクトを使って何かをしてやろう」というチャレンジャーが集まり、その“志”がエンジンとなって前進していくものだが、あるタイミングからその会社がメジャーになってしまうと「入りたい会社」となってしまい、学歴だけよかったり、対して仕事ができないのに過去の会社での経歴を“華麗に言う”人間が増えてしまう。つまり実力者が入ってこない。またそういう傾向になると、「マネージャー」
Post navigation ← Previous SEOmozから”SEO”が取れました。〜インバウンドマーケティング/コンテンツマーケティングの潮流 SEO、いやオンラインマーケティング業界では知らなかったらモグリの、SEO情報サイトから始まった“SEOmoz”が、”SEO”の部分を取り、“moz”というサイト&サービスになりました。 カンヌ国際広告祭から「広告」という文字が省かれた、という経緯が広告業界では衝撃的なニュースとしてこの2年前後で話題になったわけですが、”SEOmoz”が”SEO”をとったのも、カンヌが「もう広告って言葉だけで語れなくなったよね」となったのと同様、「SEOって言葉だけで語れなくなったよね」ということなのでしょう。 実際、SEOmoz改めmozのCEOである、Rand Fishkinは、”SEO is bigger than just SEO”だとか、SE
mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu 金曜日、東京公演の千秋楽にあたる回で『THE END』を見た。オフィシャルサイトでも言及されている“電子の要塞と化したオーチャードホール”という触れ込みの期待に対し、多少遅れてチケットを手に入れた割りにはいい席に着席をしてみた感想は、「どこが電子の要塞やねん」とツッコミを入れたくなるような普段通りのオーチャードホールである。とはいえ、この会場に来ること自体がマイケル・ナイマンの来日コンサート以来なので、普段通りというほど来ているわけではないけれど。「電子の要塞」という言葉を聞くと、「スーパーマンIII」のサブタイトルをふと思い出してしまう世代であり、かつ、音楽的な文脈で言えばYMOの70年代〜80年代の
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