讀売新聞日曜版(4月21日)のテレビ欄にちょっと面白い記事が載っていた。見出しは“池田秀一のシャア、「次郎ちゃん」からの脱出”。“機動戦士ガンダム”のシャア・アズナブル役池田秀一氏のインタビュー記事だ。氏は8歳の時に児童劇団に入り子役としてスタートし、ドラマ「次郎物語」(NHK)の主役、次郎役でお茶の間の人気者となり、何処に行っても「次郎ちゃん」と呼ばれる毎日だったそうだ。“ガンダム”の中でもシャアは魅力的なキャラクターであり、僕も興味をそそられた人物の一人だったので池田氏のインタビュー記事を引用して紹介することにした。 ーーアニメーションの仕事に興味はなかった。洋画の吹き替えと違い、原音を聞かずに声をあてるアニメの声優の仕事は「自分には出来ない」と感じていた。だから「機動戦士ガンダム」のオーディションを勧められた時も乗り気でなかった。でも「後で飲もうと誘われてそれなら参加してもいいかとお