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夏の料理
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兄妹同居の10年、ここで幕を閉じる 突然両親に置いていかれ、兄妹2人で暮らすことになった私たち。 兄妹同居の期間は約10年。まさか、こんなにも兄妹で暮らすことになるとは、誰も思っていませんでした。 そして、その幕がお互いの結婚で閉じることも。 お互いにずーーっと独身で、このまま10年も20年も老後までも兄妹で同居する恐怖の未来予想図をしたこともありました…が、叶わなくて心から良かったです(笑) 兄と暮らしていた日々は、予想外の事件が次々と起こりました。そのたび、罵って、テンパって、怒りをぶつけて… 最後は開き直って、笑いに落ち着く不思議な日々でした。 当時の出来事は、まだまだ漫画にできていないものもたくさんあるのでしょうが、いかんせん私の256MBの脳みそでは思い出せなくなってしまったため、兄妹漫画はここで終わりになります。 このような漫画を読んでくださったブログ読者の皆様、最終回までお付
離婚でなければ夫婦でもなくただの兄妹です 何とか準備を終わらせ、迎えた引っ越し当日。しかし、新たに浮上してしまった、離婚した夫婦だと思われてしまっているかもしれない問題。 夫婦じゃなくて、兄妹です!離婚じゃなくて、結婚です! とはいえ、引っ越し業者さんも、きっといろいろ修羅場を切り抜けてきたプロの方。あえて説明をすることはせず、事情はご想像にお任せいたしました。 引っ越し業者さんは作業で忙しいのだから、私たちのような一般人のゴシップなんかに付き合ってる暇なんてないのですからね。 まあ、兄との言い争いを見られたから、円満だと思われてはなさそうだけど…。
荷物と本人を退去する家に置いていくべきだったのかもしれない… 夏休みの宿題は、7月中に終わらせよう☆と最初の3日間ぐらいは気合を入れて意気込むものの、結局最終日に何とか片付ける私。 引っ越しの荷造りも、そこそこマイペースに進めていたら、さらに上をいくマイペース、夏休みの宿題は新学期が始まってから終わらせる兄がいた。 引っ越し二週間前。梱包した段ボールの数…ゼロ個!! 後悔先に立たず。 今さら悔やんでも仕方ないけれど、あの時に兄も荷物も、退去する家に置き去りにしておけばよかった…。
お世辞でも似てるって言うのやめていただきたい 「〇〇ちゃんって、芸能人の〇〇に似てない⁉」的な会話が始まると、よっっっっぽど似てない限り、同調しなくてはいけないような空気を醸し出す女子世界。 そこで投下された「もろこしちゃんって、永作博美に似てない⁉」発言。 人間であり、女性であるぐらいは似ているかもしれないけど、他に似ているところはないから、そういう無茶ぶりは勘弁してください。同調もしないでください。 そして向けられる男子からの期待を含んだ視線。 いや、勝手に期待しといて、あからさまに残念な顔しないでほしい。 そもそも、私が自ら永作博美様を宣言したわけじゃないから、腑に落ちないし。
ミスして支えてもらい、成長して支えてあげる 新人時代。学生でなければ、社会人にもなりきれない、その狭間で生きていく時代。 最初から仕事ができる人なんてごく一部で、大多数の新人が、先輩に支えてもらいながら成長していきます。 時に、ミスをして、まわりに迷惑をかけながら。 だけど、今は仕事ができる先輩だって、新人時代は数多の失敗をしながら、まわりに支えてもらい、少しずつ強くなり、仕事のできる社会人になっていったはずです。 ひな壇にデデーンっと座っている大先輩の部長だって同じはず。 先輩に支えてもらいながら、成長していく後輩。 そして、次の世代を支えてあげる先輩になっていく。 以上、もろこしでした!
完膚なきまでのリアル周回遅れ 兄妹でマリオカートの対戦をしていたある日。兄が投下してくるアイテムによって、順位を大幅に落としていた私に、追い打ちの爆弾発言まで放ってきました。 一度結婚して【抜かれた】、再度結婚しただと【周回遅れ】…!? こっちなんて、結婚の気配どころか、相手を見つけるところから始めなきゃいけない状態なのに、ちょっと容赦なさすぎるスピードじゃないですかね、兄の同期さん。 あなたリアルでもキノコ使ってダッシュしすぎだわ。
普段料理をしない人間が、なぜそんなに醤油をもらってくるのか… 兄妹で何気なく日用品の買い物をしていた休日。地元商店街の福引券を手に、私たちは数回ずつガラガラを回します。 結果、5等の醤油ゲット(下から2番目) 兄は安定のポケットティッシュ(1番下/参加賞) 少しだけ勝った少しだけのくじ運を兄に見せつけたところ、どうやら彼の勝負心に火をつけてしまったようです。 後日、嬉しそうに醤油2本を持って帰ってきた兄。家の戸棚には、使いかけ分を含み、4本の醤油が鎮座することになりました。 どうせ格の違いを見せつけるんだったら、特賞を持って帰ってきてくれ。
私の背中を押してくれる悲しくて優しい思い出 好きな人がいても、なかなか行動することができなかった大学時代。好きな人と両想いになることよりも、自分が傷つかないことを優先して、逃げ腰の恋をしていたのです。 思いを告げるどころか、一緒に出かけようと誘うことすらできなかった。 そんな臆病な私にとって、まぶしい存在だった桃子先輩。いつもニコニコ柔らかい雰囲気で、ぱっと見は草食系女子と思わせつつ、気になる男子を攻めに攻め、次々落としていくモテっぷりです。 まさに、名は体を表すモテ子先輩。(通称だけど) 天と地ほどの差があるモテ子先輩と私のモテっぷりに行動力。百戦錬磨のモテ子先輩にアドバイスをもらえば、きっと恋愛レベルも上がるだろうと思い、話を聞いてみたところ… 先輩の口から紡がれる、悲しくて優しい思い。 いつも明るく振舞っていた彼女は、大切な人を失って伝えられなかった好きの気持ちを、その笑顔の裏で後悔
会社って、派手な成績を残すことだけが大事じゃないはず 多くの人が、長く働くことになる会社。だからこそ、そこで生まれるたくさんの物語があります。今、社会人の端くれとして働いている私も、楽しい・辛い・嬉しい・悲しい…様々な出来事を経験してきました。 誰かが、退職する時にも。 会社で大きな成果をあげられるのは、ごく一部の人。だけど、その華やかな成績を残している人たちの裏では、事務仕事を懸命にこなし、彼らを支えているたくさんの人たちがいます。 辞める時のまわりのあたたかさこそが、きっと、その人に対する評価なはず。 今回は、そんな実話をもとにしたお話でした。 以上、もろこしでした!
環境にもお財布にも優しいTシャツの有効活用 Tシャツ。気軽に着れて、ゆったり過ごせて、部屋着としては文句なし。欲をいうなら、いつものサイズよりも大きめだと、なおゆったり着られて最高です。 でも、わざわざ部屋着用に買うのはもったいないし、今ここで着たいし、どこかにいいTシャツないか… …あった。目の前に。太った兄が着られなくなった、やつのTシャツが。 どうせ着られないTシャツだからと、持ち主に断ることもなく、しれっと着こなす私。想定よりも多い枚数を拝借され、ちょっと驚いている兄。 家が大好きな私には、部屋着の替えがたくさん必要だから、ねっ! でも、兄が着ている時には浮き出ているTシャツの文字は、なぜか私が着ると、たちまちパッと消えてしまうのです。 うん、恥ずかしい文字のTシャツを着ることなくてよかったわ。
相談相手は計画的に! 類は友を呼ぶ、兄ノリタマ。彼の(数少ない)友人も、ご多分に漏れず、モテない男子の集まりです。 そんな中、革新的な出来事が。なんと、非モテの友人の1人が、生まれて初めて女子と2人きりで出かけることになったというではありませんか! 何だそのトキメキシチュエーション。私に代わってほしいわ。 このあと兄の友人は、初デートをした相手の女子と交流を深め、お付き合いに発展。そして、とんとん拍子に結婚まで発展させていったとのこと。 まわりから全く有意義なアドバイスがもらえなくても、彼は独力で道を切り開いて、ハッピーエンドにつなげたのです。 めでたしめでたし、ちゃんちゃん☆ …じゃないわ。兄妹が完全に行き遅れたわ。
結び直しても結び直しても荒らされる髪 邪魔になる髪をまとめて、読書を楽しんでいた私。そこに、もっと邪魔になる兄がやってきました。 ペンペンペンペン! 面白そうなオモチャ(妹の髪)を見つけ、遠慮なく叩く兄。いや、ちょっとは遠慮しろ。人の髪の毛だぞ。後始末するの私だぞ。 一難去って、乱れた髪の毛を結び直す私。気を取り直し、邪魔されて中断してしまった本を再び読み始めます。 ペンペンペンペンペンペンペン! いやだから、遠慮しろって。さっきよりも遠慮なくペンペンしてんな。髪の毛めっちゃグチャグチャにしたまま満足そうに去っていくな。 普段動かないくせに、こういう時だけ私のまわりウロチョロするの自重してほしい。
初心者は基礎をかためることが何より大事 恋愛ど素人の兄ノリタマ。今まで気になる女子に出会ってきても、その思いが報われることはありませんでした。 それでも負けずに、女子に淡い恋心を抱く兄。今度こそ勝利をつかむため、どこかのネット記事から学んだ小手先の技術を使おうとします。 いや待て!まずは基礎をかためろ!女子の好感度を上げるんだ! 小手先の技術自重。文中に「?」が入っていようとなかろうと、返信したい相手には返信するし、したくない相手には返信しないからね。 日の出が嫌いってなんだよ。暗闇族かよ。 ああ…また鳴らない電話だ。
切実な悲しみが伝わってくる切ない面接 登録制の倉庫作業のアルバイトを始めるため、仕事を請け負っている派遣会社に面接をしに行った時のこと。採用が決まり、明るく返事をする私と対照的に、憂いをおびた表情を見せる派遣会社の社員さん。 次々と祖父母が亡くなったら、そりゃ暗い気持にもなるさ。 派遣会社としては、仕事を請け負っている立場として、欠員を出すわけにはいかないのです。代理の派遣が見つからない場合、社員自らが現場に派遣される運命に。 社員さんの笑顔の裏から溢れ出す悲しみ。 最近のおじいちゃんおばあちゃん、めっちゃ元気に公園とか図書館にいるから!みんな、おじいちゃんおばあちゃんのためにも、社員さんのためにも、生きてる人を勝手に亡き者扱いするのはやめてあげて! 社員さんのためにできること…うん、私、無遅刻無欠席を頑張ろう。
どこでもフラグを立てたい乙女ゲーム好き女子たち まさかの新幹線の乗り過ごしで、イチゴ狩りとイチゴスイーツ食べ放題ツアーへの参加が怪しくなってしまった私たち。 その原因が、ツンツン男子の攻略論で盛り上がっていたからとか、言い訳もできない。 そんな乙女ゲーム脳の私たちに、イチゴ農園のスタッフさんが、寛大な神対応をしてくれました。待ち合わせに遅れてしまったことを一切責めず、ツアーが楽しめる最善の方法を考えてくださるというのです。 ハートフルイケメンボイスのイチゴ王子、ここに爆誕! 一瞬、自分たちの非に反省した私たちは、懲りることなく、イケメンとのトキメキフラグを立てようとし続けるのです。 イチゴ王子、逃げて…!
なぜ落ちたのが分かっていて拾わないのか…? のほほんと過ごしていた安らぎのひと時。突如視界の端に映る、絶対に自宅に招き入れたくない生き物を連想させる赤茶色の物体。 まさか…これは…恐怖のゴッキ!? と恐怖していたら、兄から信じられない発言が。どうやら、面倒だから落としたブドウをそのまま放置していたとのこと。そして兄は、落としていない別のブドウたちを食べることに夢中なのでした。 人間なら落ちたブドウぐらいすぐに拾えよ。 ゴッキジェットを噴射せず、本をぶつけるだけで我慢した妹の温情に感謝するべきだと思うんだ。
先生、笑顔がまぶしすぎで直視できません… 確かに太りすぎていた。それは紛れもない事実。 だけど、無駄なお肉をつけすぎた反省を活かし、甘いものを(自分なりに)控え、スポーツジムで(自分なりに)運動を頑張ったんです。 無駄なぜい肉を3㎏落としたぐらいでは、問診の先生の心になんて届きません。 心配してほしかったわけではないけど、罵られたかったわけでもない。「何かあったの?」とか「大丈夫?」ぐらいの一言があっても罰は当たらないと思うのです。 また太ったから、今度の健康診断では罵られること間違いなしだね☆
たとえ理想が上がっても、私はアシタカの妹になりたい 兄ノリタマのいいところは、決して自分を過大評価せず、美化しないところ。ダメなところは全部ごまかさずに受け止めています。 …欠点だらけだけど☆ 確かに、兄の残念っぷりを日々目の当たりにしていた私は、たいていの男子ができる存在に見えている。 だがしかし、それでも私はノリタマではなく、アシタカが兄であってほしかった。 とりあえず、シャツをズボンにインする前に、腹の上の肉を収めるところから始めてみてはどうだろうか。右肩上がりの体重で。
動物ものにはめっぽう弱い兄妹 ふと兄妹でテレビと観ていた昼下がり。2人して完全に油断していた時に、問題の映像は流れ始めます。 そう、映画『HACHI』の予告編が…! 何だこの愛らしい生き物。何だこの切ない話。うるうるした目でこっち見んな。完全に、テレビの前の人間を泣かせる魔力のかたまりとしか思えません。 しかし、兄の前で涙を流すわけにはいきません。泣いている姿を見られようなら、バカにされることは必須。と、涙をこらえていた私の耳に届く嗚咽。 あれっ?私、泣いてないけど? 兄…男泣きしてる! 心優しい妹は、兄を決してバカにせず、温かく見守ってあげることにしました。 動物の悲しい話とか反則だ。泣くなとか無理だろこれ。 映画のHACHIは、涙腺崩壊が怖く、いまだ観れていない作品です。
あんなに会いたかったのに、会えても寂しくて仕方ない むかーしむかし、そのまた昔の懐かしくてちょっと寂しい記憶。 両親と一緒に暮らしていた頃、家族の一員として存在していた、いたちどん。人に噛みつくわ、物を壊すわ、いたずらはしまくるわで、なかなか大変でしたが、まあ、まとめると可愛い存在でした。 が、人間よりも生きられる時間が短いのがペットの宿命。永遠の別れは避けられません。 ヤンチャだったいたちどんも、年齢には勝てず、年を重ねるにつれて、いたずらしようにも体がうまく動かない様子でした。 いたちどんがたまにいたずらをしようものなら、無事に遂行できるか、温かく見守っていました。悪いことをたくさんしていた頃は、あんなにやめてほしいって思っていたのに、人間って勝手ですね。 夢の中で会える一瞬の幸せ。だけど、目が覚めると襲ってくる大きな喪失感。 忘れられない、いたちどんの記憶。
華麗にスルーされた渾身のニャンニャン 初めてのメイド喫茶。明るく受け入れてもらえたと思いきや、まさかのニャンニャンの洗礼を受けた友人花ちゃんと私。 注文するのに、メイドさんを「ニャンニャン」と呼ばなくてはいけないとか、どんな試練だ。みんなやるのか? そこで、自らニャンニャンの使い手に名乗り出てくれた勇者花ちゃん。 勇気を振り絞って繰り出した、花ちゃんの立派なニャンニャン。華麗にスルーする塩対応メイドさん。 えっ…?あのっ…?「ニャンニャン」って注文の時に呼ばなくてはいけないって教えてくれたの、そちらでしたよね…?? 花ちゃん、あなたのニャンニャンと屍は、私が拾おう。
初心者に立ちはだかるニャンニャンの壁 とある休日。友人花ちゃんと私は、思いつきでメイド喫茶に行くことを決めました。 花ちゃんも私も、メイド喫茶は初。いろいろと噂には聞いていたものの、どんなところかは分からず、ドキドキしながら来店しました。 初心者の私たちを、優しく迎え入れてくれた可愛いメイドさんたち。何だよ、身構える必要なんて全くなかったじゃん…と安心したのもつかの間… 立ちはだかるニャンニャンの大きな壁!! いや、あの、花ちゃんと私、そんなに可愛いキャラの立ち位置していないので、どうか手加減してくれませんかね。 後編に続く☆
私ずっと、男子って夏にパンツ一丁ですごすと思ってた… 姉妹と兄妹。そこに男子がいるかいないかというだけで、時として大きな認識の溝ができてしまうものです。 そのひとつが、夏の風物詩、家の中をパンツ一丁ですごす男子。 最近暑くなってきたから蚊が増えてきたな…というぐらいの感覚で、最近暑くなってきたから兄と父がパンツ一丁になってきたな…というぐらいの認識でした。 まさか、姉妹育ちの友人たちが、男子のパンツ一丁姿をそんなに嫌がっているとは… パンツ一枚ですごす夏の男子、気持ちよさそうでいいなって思ってたけど、もし私が来世で男として生まれてきたら、女子の前ではちゃんと服を着ているように気をつけるわ。
龍恋の鐘のジンクスよ、兄妹に呪いをかけないでくれ カップルで鳴らすと別れなくなるという言い伝えがある江の島・龍恋の鐘。その伝説の鐘の音を、仲睦まじく男女たちが鳴らしていきます。 でも、せっかくのいい場面なのに、写真を撮る人がいない。カップルの素敵な思い出が、スマホの自撮りによって、質を落としてしまいます。 そんな時は、独り者の私に任せな☆ カップルに写真を代わりに撮ることを提案すると、嬉しそうな顔で感謝の気持ちを伝えられました。うん、たまには人の役に立つこともできるもんだね。 が、心優しき彼氏と彼女。なんと、私と兄の写真も撮ると言ってくれました。 あっ、いえ、我々はただの兄と妹。全く微塵も恋人同士でなんかないし、別れなくなるジンクスとか、心の底からあやかりたくないことなので…。 と、心の中で思っていても、善意に満ち溢れた表情を前に、我々兄妹には、写真を撮ってくれるという提案をはねのける強さ
自己防衛能力発動、お得意の現実逃避! たこせんべいのためには動けるのに、恋人の丘のためには動けない両親に裏切られ、兄妹二人っきりで恋人の丘に行くことになった前回。 早くも兄と妹は、自分たちの選択を後悔することになります。 見渡す限りの幸せそうな男女の姿。手をつないだり、腕を組んだり、見つめ合ったりしながら、二人だけの世界を満喫している男女たち。彼らのまわりからは、ハート乱舞の幻覚が見えそうなぐらいです。 しかし、せっかく来た江の島。何とかたどり着いた恋人の丘の入り口。ここで幸せオーラに圧倒され、諦めるわけにはいきません。 そこで発動した現実逃避。そう、きっと、ここにいる男女はみんな、私たちと一緒で兄と妹で来ているんだ。いやいや、そうじゃなかったらきっと、姉弟に違いない。 みんなみんな、恋人の丘には肉親同士で来るといいさ。
全ての悲劇は両親の一言から始まった… 家族で行った江の島観光。 普段は兄妹で二人暮らしをしている私たちですが、たまーに離れて暮らす両親と一緒に、家族全員で旅行する…なんてこともありました。 しかしながらこの両親、兄妹に負けないぐらいの自由人。さすが、我々の遺伝子の元となった人物なだけあります。 たこせんべいのためには歩けるのに、恋人の丘のためには歩けない。 兄妹二人っきりで恋人の丘に行くか、行くのを諦めるか。兄と妹は、せっかく来た江の島の観光を満喫したい気持ちと、兄妹二人っきりで行く恋人の丘のハードルの高さを天秤にかけさせられることになりました。 そして選択した、兄妹で行く江の島・恋人の丘。 さあ、悲劇の幕開けだ☆
今までありがとう…花ちゃんのガラケー… スマホの普及により、ガラケー使用者が急減していた数年前。友人花ちゃんは、数少ない生き残りのガラケーを最後まで使っていました。 が、あれっ?いつの間にかスマホに変わってる?? ヤケ食いをするため、スイーツのお店に向かう電車の中、花ちゃんから聞いたガラケーの最期。乙女の恋を鎮めるため、ガラケーは尊い犠牲となり、真っ二つになってしまったのです。 失恋をしたのは私だけではなく、花ちゃんも同じ。そしてこの世界のどこかに、同じように失恋で辛い思いをしている人がたくさんいる。 ありがとう、ヤケ食い。ありがとう、ガラケー。
今の恨みの気持ちは全てせんべいにこめよう 休日の癒しのひと時。完全に武装をといて心身ともにリラックスしていた私。ゴロゴロしながら大好きなSLAM DUNKを読みながらせんべいを食べる幸せ。最高の瞬間です。 まさか、兄の友人と最低最悪なタイミングでエンカウントするなんて予想もせず。 私のありのままの姿を見て、気まずそうにしている兄の友人。律義に挨拶をしてくれるものの、明らかに泳いでいたその目。 どんな状況でも、きちんと挨拶できるおとなの対応、素晴らしいですね!(私も) あいつ(兄)、今度パンツ一丁の時にでも、私の友人を連れてきてやろうか!? いやいや、汚いものを見せられる友人が気の毒すぎるからやめておこう…。
いやなぜあんたが逃げ出すのか、兄 兄妹同居にトラブルはつきもの。異性だからこそ、同性の兄弟よりも、日々いろいろな問題が起こるのかもしれません。 そう、着替え中の妹と、ドアをいきなり開けてきた兄がバッタリ☆なんてことも… 兄妹で大好きな映画ドラえもんの名作、帰ってきたドラえもん。DVDを買った喜びの気持ちが溢れるあまり、妹が着替え中だということに気づかず、部屋に突撃してしまった兄。 結果、逃走。兄が! いや、本来逃げ出すのは、着替えを見られた私の方だろ?驚きすぎで状況が理解できずに、思わず固まってしまったわ。 まあ、仕方ない。このあと帰ってきたドラえもんを見せてくれたから、優しい私はのぞきの罪をチャラにしてやろう。
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