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中東情勢
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本日の「サザエさん」は東芝がスポンサーとなる最終回でした。そんな日のAパート「いその家の屋台」(作品No.7740)が、ラーメンの屋台を引退して屋台を売り渡す話で、何だかスポンサーの看板を下ろしてしまう隠喩にも見えてしまいました。 脚本の雪室さんはエッセイ本「テクマクマヤコン」で、川崎に暮らしていたこともあるのでしょうが「中学を卒業したぼくは、東芝の入社試験を受けた」「もし、あのとき、ぼくが合格していたら、定年を迎え、安穏な年金生活を過ごしていたかもしれない」「不合格のおかげで、まだ細々と働けるのだから世の中、捨てたものではない」と東芝との不思議な縁を書かれています。 花沢家の夫婦ゲンカから始まる展開が雪室さんっぽいですが、屋台の譲り先についての話がどうしても東芝のスポンサーやその後釜の話に重なってしまいます。 花子「だれか引き取ってくれないでしょうか」 マスオ「今どきリアカーの屋台は売れ
毎週見ている「サザエさん」ですが、OP主題歌を聞くとき、いつも音程が狂っているような違和感を感じていて、いつかちゃんと調べようと思っていました。後奏の部分がつぎはぎされていて転調がおかしいという話は知っていますが、それは別にして、歌の最初からおかしな感じがするのです。 1年ほど前に「サザエさん音楽大全」が発売されて、ちゃんとした音源とステレオで聞くと、TVよりは正常に聞こえる気がします。まずは、譜面を取ってみようと思い、キーボードの音と比較しながら音を取ってみましたが、どうもしっくりきません。ニ長調で取ってみましたが、いまいちなのでネットで調べてみると、「ニ長調」と「変ニ長調(=嬰ハ長調)」の2説があります。 自分には判定できないので、ピッチを検出できるソフトを探して、フリーソフトSound Engineのピッチチェッカーにかけてみましたが、伴奏やハモりのある場所ではあまりちゃんと働いてく
「サザエさん」の雪室さん脚本作品です。 12月2日 「ボウズ頭に花束を」 12月9日 「秀才になるコタツ」 12月16日 「カツオ夢の長財布」 12月23日 ちびまる子ちゃんスペシャルのため放送休止 12月30日 年末特番のため放送休止 なんと2週連続の休止とは。
昨夏にこちらに簡単にレポートした「アニメーションと仮現運動」研究会ですが、 アニメーションと仮現運動 - あずき残雪 主催者の吉村先生(法政大学)が詳しい記録をまとめて公開されています。アニメーションの動きに興味のある方にとっては非常に面白いと思いますので、大変オススメです。 ↓こちら http://www.i.hosei.ac.jp/~yosimura/record20130825.htm テキストだけなので、現場で映像も見ながら聞いたのとは違い、わかりにくいかもしれません。少し補足すると、 (1)(2)は研究会の発端になった問題提起です。アニメーションの原理としてよく言われている「残像説」は間違いなのではないかといった疑問です。また「間欠映像」というのは、コマ間にある真っ黒な映像(ISI)による非連続な画像呈示のことです。動いて見える原理が「残像説」でも「間欠映像説」でもないとしたら、
仕事でPCを使っていたところ、何だか焦げ臭いにおいとともに白煙が立ちこめ、一瞬火事かと思ったらPCから発煙していて、次の瞬間にはPCが落ちていました。 PCを開けてみたら、原因はDVDドライブのSATA電源コネクタでした。 プラス12VのラインがGNDとショートして火を噴いたようです。買ってから5年くらい、ずっと問題なく動いていて、ほこりの積もる場所でもないし、ケーブル側コネクタの不良でしょうか…。ググってみるとSATA電源コネクタからの発火は結構あるようです。焦げたラインとドライブを外して起動したら、元通り起動してほっとしました。 当初は電源ユニットの故障だろうということで、余っている電源ユニットと交換しようとしたのですが、このHPの320W電源(型式:HP-D3201A0)のコネクタは、通常のATX電源とは違うのです。 まず、電源から出ているコネクタが3個だけで、ピンアサインをたどって
しばらく前に録画しておいたDiscoveryチャンネルの「本当にあった奇妙な科学実験史」第4話を見直してみました。1946年に米国Los Alamos国立研究所で起きた臨界事故の再現映像なんですが、あまりにも漫画チックで、かなり脚色してるのではないかと思っていました。 金属プルトニウム球の周囲に、中性子反射材としてベリリウム球殻を2分割したもので囲みます。ベリリウム球殻をぴったり閉じるとわずかに臨界を超えるように設計されているようです。ある程度隙間を空けておけば中性子の一部が逃げ、臨界に至らないというわけです。 しかし、その隙間を制御しているのが、実験を行っている研究者の手になる、ドライバー(再現映像ではバールのようなものでした)1本なのでした。研究者は器用にドライバーを操作し、隙間を狭めていきます。 臨界にどのくらい近づいているかは、核分裂で発生している中性子をすぐ横でカウントして、助手
1967年「ハリスの旋風」 第53話「アメラグの卵」 卵にレーザー光線を当てると、怪人アメラグが孵り、暴れまくるというTV番組に、国松の弟が夢中になっています。国松が、同級生・小沢の落書きを見て「アメラグの卵」だと思ったら、実は小沢の父はアメラグ(死語:現在のアメフト)の先駆者で、そのボールだったことがわかります。大学にアメラグを見に行った国松は、ハリス学園にもアメラグ部を作ろうと駆け回る…という話になります。この頃から丸いものを見るとタマゴを連想する回路があったことがわかります。 1974年「ミラクル少女リミットちゃん」 第17話「おんどりのタマゴ」 縁日で、ボスが妹にピンクのひよこを買ってあげたのですが、縁日のひよこはオスなのでタマゴを産みません。ニワトリを飼い続けるために、産卵偽装をするボスでしたが、ついに親にばれてしまいます。ボスはニワトリを養鶏場にまぎれ込ませようとするのですが…
10月5日から「サザエさん」のオープニングが長野県になりました。 しかし、開田高原といえば御嶽山と必ずセットで語られる、切っても切れない関係なのに、背景に山がありません。似たような写真を、ロケ地と思われる「開田高原 木曽馬の里」 http://www.kis.janis.or.jp/~kiso_uma/ から探してきましたが、やっぱり背景は御嶽山です。(写真は引用させていただきました) なんか、あわてて背景を差し替えたような気もしますが、だとしたら草薙とエイケンは大変だったでしょうね。 「ヤマノススメ」2期も今日の放送からエンディングが1期の曲に戻ってしまいましたが、背景に御嶽山が描かれていたため?のようです。おそらく開田高原からの眺めですね。 ※ 2件とも、特に情報があるわけではなく、個人的な推測に過ぎません。 御嶽山は一度登頂もしましたので、ニュースで聞く被害に心を痛めつつ、いろいろな
「サザエさん」がついに完全デジタル作画になるそうで、9月29日の「まわれネジリン棒」がセル画の最終回となりました。「サザエさん」は現在唯一のセル画作品でしたので、これが日本の最後のセル画作品ということになるかもしれません。 その話が、お客が来なくなった床屋の閉店の話でした。 近所の床屋?が臨時休業だったりして、カツオがバスに乗って他の床屋に行くという話から始まります。これがおそらく原作4コマかと思います。 これがネジリン棒の正体でした。「ネジリン棒」で検索してもハゼ科の魚が出てくるだけです。「ねじりん棒」という床屋さんの映画があるようなので、業界では通じるのかもしれませんが、自分は材料力学みたいの(丸棒のねじり)しか想像できませんでした。 もちろん脚本は雪室さんです。 フネ「ぜいたくです」、「叱ってやって父さん」とサザエ。しかし、カツオの頭を見た波平は「なかなか腕のいい床屋さんじゃないか」
さて、11月26日の「サザエさんの秘密徹底解明SP」はごらんになりましたでしょうか? 全話の映像がちゃんと残っていたのはうれしいニュースで、これを死蔵させていることの損失を、関係者の方は自省していただきたいと、まずはひとこと苦言を申し上げさせていただきます(笑)。ついでに、今回の大規模調査でサブタイトルリストとか、スタッフのリストもできていると思いますので、ぜひ何かの機会に結果を公表してほしいですね。 放送の山場は最後の10分ほどの、制作スタッフの登場するコーナーでした。おそらく客観的に見ても、ここがいちばん面白かったと思います。 左から、エイケンの毛内社長、録音調整の嶋津さん、加藤みどりさん、音響効果の柏原さん、そして雪室さんです。 加藤みどりさんは有名人なので画像省略。毛内社長の話はどうもカットされてしまったようで、来ただけになってしまいました。残念。 そして雪室さん。花沢さんの生みの
前回の仮現運動〜の続きみたいな研究会に行ってきました。 今回はブレインズ・ベースの深井利行さんとアニメ監督の森田宏幸さんが、実際の映像をたくさん映写してくれて、現場サイドからアニメーションの動きとは何かということを見せていただいたのがものすごく面白かったです。中割りが全く無いのに動いて見える画像とか、逆に60fpsなのに静止画が見えてしまう画像とか、1コマ/2コマ/3コマの違いとか、信じられないくらいの実例をたくさん見せてもらって刺激的でした。これって、こんな数十人にしか見ることができないのは本当にもったいないです。 片渕監督のほか、アニメ業界の人も多数来ていたようでした。(なんか会場で原画を書いていた人がいた) あとは大学の中村浩先生の、人間の動きを抽出する「ポイント・ライト・ウォーカー」の話もしっかりアニメ作画と連動していて面白かったです。一応北国生まれの意見としては、氷上で歩くときは
にゃんぱすー 「のんのんびより」10話に出てきた背景の星空が、どうもオリオン座周辺っぽい。 というわけで星図と比較してみました。(滝星図6.5等を利用、色線は加筆) だいたい合ってる、とも言えるわけですが、実際の星空には無い明るい星もたくさん付け加えられているのが惜しいところです。 また、この絵を見たときに感じた違和感の原因ですが、初日の出前の沈みかけのオリオン座がものすごく横倒しになっています。オリオン座の三つ星をちょうど天の赤道(星図に赤い線で記入)が横断しているわけですが、これが鉛直線から15度程度になっています。 水平線と交差する点(真東か真西)での、天の赤道の鉛直線からの傾きは、観測地の緯度に一致します。日本であればこの角度は約40度となるはずなのです。しかしこの作画が真実だと仮定すると、現場は北緯15度程度の場所ということになります。日本の最南端でも北緯25度くらいなので、聖地
パネルディスカッション「アニメーションと仮現運動〜この似て非なるもの?」を見てきました。正直、この分野の理解と共通認識がこれほど進んでいないのかということに頭が痛くなりました。 フィルム上映でコマ間に黒ブランクが挟まれているのに認識されない。 静止画の連続提示が運動として認識される(仮現運動)。 60fps、24fps(実写フィルム、1コマ作画)、12fps(2コマ作画)、8fps(3コマ作画)の違い。 といったあたりが、うまく整理もされず「残像」「仮現運動」といった言葉でなんだか適当に説明されているような状況のようです。 表示装置については液晶画面で黒ブランクがなくなっても同じように見えるという話がありましたが、最近のDLPなんてRGBの時分割表示でPWM変調による光強度呈示だったり、それでもちゃんと見えてるのって、皆さんあまりご存じじゃないんでしょうか。 信号処理を専門とされている吹抜
先週の雪室さんのラジオトークで「サザエさん」については「原作を必ず一つ入れなければならない」「原作にこだわらず自由に作るので原作の入り場所がなくなって謎オチになってしまう」という話がありました。「原作を入れる」お約束については、何度か書かれたりしていますが、「謎オチ」について言及するのは初めてではないかと思います。実例を見てみましょう。 2013年2月24日放送の「となりの浮江さん」(作品No. 6914)は、浮江さんの声がする缶ジュースの自動販売機が出てくる楽しい回でした。声が浮江さんに似ているというだけで、自動販売機が磯野家一帯のブームになり、みんなで缶ジュースを買いまくるという話です。数えてみると、(1) タラちゃんがサザエに買わせる、(2) カツオが波平に買わせようとして通りがかりの人が買う、(3) カツオがノリスケに買わせようとして花沢さんが買う、(4) カツオが伊佐坂先生に買わ
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