サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
naotohieda.com
最近、コンテンポラリー・ダンスのコリオグラファー(振付家と書くと意味合いが変わってしまうので英語の Choreographer を用いる)であるマーテン・スパングバーグ (Mårten Spångberg) の文章やレクチャーを追っている。スパングバーグのことは2016年にウィーンで作品を見て、また知り合いから話を聞いていたので人となりもなんとなく知っていたが、ガーディアン紙に「コンテンポラリー・ダンス界の悪童」と書かれるように議論を巻き起こしながらもヨーロッパを中心に高い評価を得ている。著書「ポスト・ダンス」の中でコリオグラフィがダンスを生むという考え方から脱却しそれぞれを切り離して考えるなど一見突拍子のない考え方を提案しているが、実際にはコンテンポラリー・ダンスの流れを汲んで深く分析をしている。 コンテンポラリー・ダンスの界隈で話を聞いていると、「ダンスが嫌いだ」「一度ダンスをしないと
東京オリンピックが一年延期されるというニュースを聞いて、2年前に向井さんと話していて「オリンピックが終わったらメディア・アートの仕事なくなるよね」と言われたことを思い出しました。 それを聞いた瞬間「この人は何を言っているのか」と思ったのですが、それを飲み込んで考えてみたところ一理あると理解しました。ちょうどその頃は私もフリーランスとして体験型の広告系インスタレーションの開発などに携わって今までで一番(そして今現在の何倍も)稼いでいた頃でしたし、向井さんもチームラボに入って既に活躍していた時期なのでそう言われたことには驚きました。しかしよく考えてみると、ちょうど業界のバブルの時期でもあったのではないかと思います。それから渋谷の再開発などもあって店舗や娯楽施設でのインスタレーションの需要は増え、メディア・アート産業のバブルはそれからもしばらく続いています。ところで、アートと産業を結びつけるのは
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『naotohieda.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く