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Stephen P. Weldon, “Bibliography is Social: Organizing Knowledge in the Isis Bibliography from Sarton to the Early Twenty-First Century,” Isis 104 (2013): 540–550. 研究会用に(いつもにもまして)詳しくまとめました。科学・技術・医学史のジャーナルである Isis は、定期的に関連分野の新しい研究を集めたビブリオグラフィを作成しています。その製作の歴史を研究することによって、ビブリオグラフィが有する社会性の様々な側面を描き出そうという論考です。 ーーーーーー 科学が社会の中に埋め込まれたものであることは今日では共通見解となっていますが、科学史という我々自身の学問領域がどのように社会的な文脈のなかに埋め込まれているのかという問題はあま
ものすごく久しぶりになってしまいましたが気まぐれ超不定期更新のケンブリッジ滞在記第3回です。今日は大学図書館 Cambridge University Library がどんなところか紹介しようと思います。 建物の外観はこんな感じ。 この図書館はキングス・カレッジとかクイーンズ・カレッジの裏のほう(街の西側)にあります。google map でいうとここです。 メイン・エントランスの回転扉を入って、まず行くべきはロッカールーム。大きな荷物やコートは持ち込めないようになっています。中に持ち込めるのは小さいカバンか透明な袋のみ。不正な持ち出しなどを防ぐためだと思います。貴重な資料もたくさん所蔵していますし。そういえば Ann Blair, Too Much to Know のなかでは、ある図書館が16世紀に、勝手に図書館の資料を切り刻んで自分の本に貼り付けたりするのを阻止するためにナイフやはさ
Lawrence M. Principe, The Secrets of Alchemy (Chicago: The University of Chicago Press, 2012), 1–7. The Secrets of Alchemy (Synthesis) 作者: Lawrence M. Principe出版社/メーカー: Univ of Chicago Pr発売日: 2012/11/01メディア: ハードカバー クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る 最近ついに発売された西洋錬金術の通史を入手したので、イントロを読んでみました。 ーーーーーー 錬金術は今日にも多くの仕方で生き残っています.小説などの題材に取り上げられたり、錬金術という語が持つイメージを利用した書物のタイトルがつけられたりしています.それだけでなく,大学の研究者を含む,かなりの人々が実践的な金属
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