あるところにカオス・ラウンジという兄弟がいました。 彼らは努力はしたくないけれど、有名になってちやほやされてお金持ちになりたいと思っていました。 ある時、他人の畑から作物を盗みそれで絵を作ったところ大層誉められた事に味を占め 毎日他人の畑から作物を盗むとせっせと現代アートを作っておりました。 次男の梅はいろいろな人の畑を荒らしてはその作物をぐちゃぐちゃに混ぜて、 三男の嘘は他人の作物を踏んづけたり切り刻んだり水で溶かしたり、 二人より絵が描けないが口がうまい黒は二人の作品がすごいとおおぼらを吹いていました。 それを見ていた職業不詳のアズマさんは「これは金になる」と思い、知り合いの八百屋のピクシブさんと新聞屋のビジュツテチョウさんを呼び寄せました。 「ピクシブさん、彼らにアートの材料をあたえておくれ」 「わかりましたよアズマさん」 そういうとピクシブさんは、自分の店の商品を、制作者の許可無く