さて、どれほど根性続くかわからないけど、いままでブログに書いてきた簡単な画像処理の話じゃなくて、もっと専門的な画像処理の話を書いていこうと思う。というのも、私来年から画像処理屋じゃなくなる予定なので、今のうちにまとめとかないとわからなくなる可能性大なのよね。 画像と行列 何から書き始めようかと思ったけど、とりあえず行列の話から。画像処理において、行列は非常に大事です。画像はコンピュータ上では行列として扱っていますからね。 連続空間において色や輝度値の関数がf(x,y)と与えられたとき、計算機上で扱う画像はI(x,y)=f(ax,ay) (x,yは自然数、aは正の定数)となります。aはサンプリングレートの逆数です。サンプリングレートあたりの話は過去に何度か書いたので省略します。このIが行列として表されるわけですね。 行列の固有値と固有ベクトル 線形代数で習うあれ。私は当時はなんか問題解けと言