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買ってよかったもの
note.com/mapup
昨年の秋からずっと考えていること、まだまだうまくまとめられるかどうかは分からないけれど、ぼんやりと言葉にしてみます。 先日の旧グ邸の話を書いているときにも思わず漏れ始めてしまったのだけれど……歳を食うとシモの方だけでなく、思ってることもどんどん漏れ出してしまうのよ、これホント(「クイズホントにホント」の佐野浅夫の声で!)……今、自分が一番関心を持っている「パブリッシュ:Publish=出版」という考え方について、少し。 「出版」って言葉は、どうにもこうにも自分がやりたいこととは少し違うとずっと感じています。出版に関わる人たちの多くは、本を作ってそれを販売する、っていうことを目的にしているんだろうけれど、なにか、違和感をずっと感じていたし、今も感じている。出版とは、版を出す、つまり「版=複製物」を出す、ということなのだろうけれど、そういうことがやりたいのか、と訊かれたら、かなり違う感じがする
前回の最後で、“リソグラフのスタジオをやる”って言ったものの、それがどういうものか、多くの方は分からないまま話は進んでいると思います。そこで少しだけ説明をば。 リソグラフっていうのは、プリントゴッコでお馴染みの日本の理想科学が開発した簡易印刷機のこと。実は、そんなに珍しいものじゃなくって、大抵の学校や、ちょっと大きめの企業、官公庁等にあるコピー機のようなあの印刷機のこと。例えば大学時代のレジュメ作り等で、何度も何度も紙をつまらせてイライラした人もおられると思います(私がそうでした)。このリソグラフ、皆、安かろう悪かろうな印刷機だと思っておられる方も少なくないと思うのですが、半分はホント、半分は大間違いです。 このリソグラフは、多くの方はコピー機のようにブラックしか使えないと思っておられると思いますが、それは違う。中の印刷ローラーのような“ドラム”を入れ替えることにより、無限のカラーで作品を
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