プレイドのIPOプロセスをリレー形式で振り返る連載企画。第4回はCEOの倉橋健太が、IPOプロセスにおけるCEOの役割、超えなければならない“ハードシングス”を語ります。聞き手はCFOの武藤健太郎が務めました。 我々は今回のIPOのプロセスを通じて、ありがたいことに、多くの魅力的な投資家の方々と新たに関係を結ぶことができました。また、これまでお世話になってきたVCの方々にも、ある種経済合理性を超えて、ベストなIPOを果たすためにと、快く送り出してもらえました。 こうした関係性を築くことができたのは僕自身、手前味噌ではありますが、CEOの倉橋によるところが大きかったと感じています。どうやってグローバルの機関投資家たちといい関係を築いたのか、口説き落とすための秘技があったのかどうかは、個人的にも知りたいポイントでした。 倉橋はほかにも、世間の“常識”に反して旧臨時報告書方式(以下、臨報)ではな