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note.com/nyunnyun
←前記事【番外編 一万円札の原価の話を好む人たちの誤解】 おかみ えっと。前回までのまとめとして、この本は「デフレ不況とそれに伴う政府支出の出し惜しみによって」さまざまな悪いことが起こっているというビュー、そして、どうやら、「お金を作っているのは銀行」というビューが貫かれているという感じがすると。で、そういうのこそ「主流ビュー」じゃんというにゅんさんの論評があったと。 にゅん うん。加えて「民間債務をなぜか軽視する」傾向もあったと。万年筆マネーのところとか。 おかみ それはもうお腹いっぱいだよ。じゃあもう第二章「貨幣の正体-お金はどのようにして作られるのか?」の後半に行こうよ。残る項目は四つかな。 ・二種類の貨幣とブタ積み ・貨幣は債務証書 ・貨幣と国債は親類 ・あなたも貨幣を発行できる いちばん長いのが最初のこれだね。図もあるし。 「二種類の貨幣とブタ積み」の節 (一同、読む) にゅん
小料理屋書評シリーズ!井上智洋『MMT 現代貨幣理論とは何か』 番外編 【一万円札の原価の話を好む人たちの誤解】 ←前回の記事(その3) (にゅんさん、店の外で夜空の星を見ている) (しばらくしておかみも外に出て声をかける) おかみ にゅんさん、少しは落ち着いた? にゅん おかみ。。。 おかみ そろそろいいかな。何を考えていたの? 一万円札の製造原価との差額が「益」だという与太話にゅん あのさ、「一万円札の製造原価が20円だから、一万札を発行すると9980円が利益として生み出されることになる」って与太話はどうして出てくるんだろうかって考えていて。 おかみ 統合政府は通貨の発行者で、そうするとお札を渡すっていうのは「借用証書を渡す」ことに他ならないから、むしろ統合政府の資産「減」になるね。受け取った民間は資産の「増」だもんねえ。だから、一万円の支出をするためにいくらかけるんだよって話なんだね
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