表現規制阻止を旗印にコミケ街宣などで知名度を上げ、2016年参院選では落選したとはいえ約29万票を集めたことで「オタク票」と自身の存在を全国に知らしめた山田太郎前参院議員。落選後も表現の自由を守る会として活動を行ってきた氏の周りが参院選前になってざわつき始めてきました。どうやら、参院選全国比例区からの出馬を決断したようです。 山田太郎さん支持でも政治には興味のないオタクの皆さんもご覧になられるかもしれないので、ここで参院選比例区の仕組みを解説しておきましょう。まず、前提条件としてどこかの政党に所属していないと出馬することは出来ず、当選の基準も政党が大きく関わってきます。国民は政党名か候補者の名前を書いて投票し、政党名+その党の候補者名の合計票がその政党の票となり、それをもとに議席が割り振られます。そしてその割り振られた議席の中から個人名での票が多かった順に当選が決まっていく仕組みです。 山