当初の想定以上に膨らんでしまいましたが、監査結果報告書における指摘事項及びその想定される影響について2回に分けて分析してきました。 今回でようやく最後です。 5.給食費、宿泊支援費に関する指摘事項について一つだけ「妥当性が疑われるもの」と小節を分けている指摘事項初めに、監査結果報告書の当該指摘事項の文言を改めて振り返ってみましょう。 (給食費、宿泊支援費について) 対象人数が不明であるものの、一回当たりの支出が比較的高額なレストラ ンでの食事代やホテルの宿泊代、また食事代とは理解し難い物品の購入代が 計上されている。さらに、宿泊支援費について都外遠隔地での宿泊代が計上 されていることなど、本件契約の仕様書に記載される文言そのものからは委 託事業の経費として計上することに妥当性が疑われるものが見受けられる。監査結果報告書P.23。太字は筆者による暇空氏自身もホテル代の過大計上を疑う主張をかな