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note.com/y_uehara
湯長制度廃止問題はさまざまな余波を広げている。黒岩町長は「湯長を廃止するだけで、時間湯は残す」と言っているが、もともと時間湯が成立すると同時に、湯長が自然発生的に誕生した歴史を知っていれば、やはり「時間湯=湯長」というのは切っても切れない関係にあるといえる。湯長のいない時間湯は、ただの熱い温泉でしかないからだ。さらに町長は、高温の時間湯の温度を下げると言っているのだが、これではただ日本全国どこにでもある温泉になってしまう。 確かに歴史は絶えず変化しており、数百年昔から残ってきたといわれる文化も、実は生き残りのためにさまざまな変化をしていることは周知の通りだ。 その上でこの湯長を含めた時間湯の伝統文化は、日本で知らない人はいないであろう草津温泉というブランドを下支えしている屋台骨のような存在だと私は考えている。 草津温泉が日本有数の温泉ブランドであることは間違いない。しかしブランド化には、歴
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