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大谷翔平
ogawasatoshi-clinic.com
第1回「Apple Watchの脈拍数」 脈拍数とは、心臓から送り出された血液が脈になる回数です。手首の動脈の拍動を数えれば誰でも簡単に計測することができますが、そんなことをしなくても、家電量販店では様々な脈拍計が販売されています。Apple Watchなどのスマートウォッチは、装着しているだけで、無意識のうちに脈拍数を記録し続けてくれます。こうした記録は何の役に立つのでしょうか? 安静時の脈拍数の正常値は毎分50-100回とされています。運動をしたり、緊張をすると交感神経によって脈は自然と速くなり、100回を超えることもあります。一方、睡眠中などには副交感神経によって、脈拍は遅くなります。このように、脈拍は自律神経によって調整されています。しかしながら、運動や緊張をしていないのに、あるいは、睡眠中なのに、突然、脈拍数が100回/分を超える状態が続いた場合、何を考えればいいのでしょうか?
第8回「自分で止められる頻拍症があります」 第2回の「動悸が突然始まり、失神してしまった」でお話しした発作性上室頻拍症は、診断が付けばカテーテルアブレーションで根治できます。但し、発作が滅多に起きない方や、起きても自覚症状も強くなく、放置しても1-2時間で自然に治る場合には、発作が出た時だけ頓服薬で早く止めると言う選択肢もあります。この他に知っておくと得をする停止法があるのをご存知でしょうか?意外と、かかりつけの先生から教わっていないこともあるのでお教えしましょう。 少し専門的になりますが、この頻拍症には、心臓全体に電気を流す刺激伝導系が関わっています。中でも、心房と心室の間にある「房室結節」がキーで、ここの伝導を抑えると頻拍が止まります。その一番良い方法が、迷走神経を緊張させることなのです。それには色々方法がありますが、自分で出来て、一番効果的なのが、「息ばる」ことです。専門的にはバルサ
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