今年もやります、毎年恒例のまとめ記事。いつも通り、完結作編と、継続作編の2記事をお届け。まずは完結編からです。うだうだと前置きをするのも面倒なので、早速いきましょう。 ではではどうぞ…… 1.田村由美『7SEEDS』(全35巻) ……「このマンガがすごい!」や「それどこマンガ大賞」では散々『スタンドバイミー・ラブレター』を推したわけですが、こっちでは『7SEEDS』という、知っている人からするとツッコミが来そうなピックですが、いや、ああいう年単位の企画はどうしても巻数の多い作品はプッシュしづらい側面がありまして……。10年以上の連載を終え、ついに7SEEDSが完結を迎えました。途中で緩むことなど一切なく、最初から最後まで全速力で駆け抜けました。傑作中の傑作、SF少女マンガの金字塔と言っても過言ではないでしょう。クセのある絵柄とこの巻数に、未読の方は一瞬読むのをためらうかもしれません。でも大