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■「攻殻機動隊SAC2nd GIGがつまらなくなった理由」のまとめ 6回にわたりSAC2ndが、どうしてSAC1stよりつまらないのかを分析してきましたが、そろそろこの話題についてまとめたいと思います。 いろんな掲示板をみて見たのですが、少なくともSAC1より面白かったという意見はほとんど見受けられませんでした。その理由については「人物描写が浅い」とか「話がよく分からない」、あるいは「絵が毎回違いすぎる」というこのサイトでも分析した内容とほとんど一致していました。 では、そもそもなぜこんなことが起こったのでしょうか? スタッフの個人的な技量や姿勢の変化、経営判断等もあるのでしょうが、今回はそういったことには立ち入らずあくまで手法の面から考えて見ます。 ■一番の原因はあまりに激変した作品のテーマと世界観 この「SAC2はなぜつまらないか?」シリーズを書いているうちに、気づいたのはSAC2の根
■SACⅡに隠されたシナリオ SACⅡには隠されたシナリオがあります。皆さんは気づいているでしょうか?この作品には全く異なったもう一つの物語構造が隠されています。 この隠された構造の「源流」は、日本のアニメに古くから受け継がれ、ガンダム~AKIRA~エヴァンゲリオン~攻殻へと連綿と受け継がれる一つのパターンです。日本アニメで社会現象と呼ばれるような「時代の句読点的アニメ」にはこの構造が明らかにあるのです。 この構造を知っていることがアニメ界において「大ヒット作」「ムーブメント」となりうるかのポイントであり、作品の鍵でした。 この構造を明確に意識し、演出やテーマに利用する術を持った初めての監督は恐らく押井守でしょう。押井守監督はこの構造を極めて巧みに使う鬼才です。 このSACⅡ分析を書くにあたり、こういうことを書いて良いものかずいぶん悩みましたが、初めて意図的にこのパターンを意識した監督が出
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