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NTNさんで、本業のベアリング技術を生か し、既存の用水路壁面に乗せるだけで設置 できる、小水力発電装置(マイクロ水車)の 実証実験が終了し、2016年12月からの 販売開始に向けて商品化を進めるという 発表がなされています。 http://www.ntn.co.jp/japan/news/press/news201600062.html 実証実験は、福島県須賀川市の「新安積 疏水でおこなわれたそうで、須賀川出身の 私も、「おー、あそこでやってたのか。」 と、ローカル感あふれさせながら読みました。 (「安積疏水って、須賀川ではなくて、郡山 じゃなかったっけ?」という、これまた、 めちゃくちゃローカルな疑問を抱きつつ読み ましたが、須賀川の外れのほうなので しょうか?) まあ、それはともかく、マイクロ発電と いうのは、大きな商用発電と違い、小規模な 発電なわけですが、ウィキなどを見ると、 マ
「エコリモコン」って知ってます? oukajinsugawa.hatenadiary.jp この前、音姫について、上のように、 ちょっと書きましたが、「エコリモコン」と いうのは、この「音姫」を商標登録(登録 5299094、5604064)している、TOTOさんの 登録商標なんです。 (エコリモコンというのは、1件、他からも、 登録されています。) ・ 商標登録5724051「エコリモコン」 標準文字商標 権利者:TOTO株式会社 出願 2014年7月16日 登録:2014年12月5日 指定商品: 洗浄機能付き便座及びその付属品,洗浄 機能付き便座用リモートコントローラー, その他の便座及びその付属品,その他の 便座用リモートコントローラー,便器及び その付属品,便器用リモートコントローラー, 便所ユニット及びその付属品,便所ユニット 用リモートコントローラー,浴室ユニット 及びその付属
この前、下のようにちょっと書きましたが、 放棄と取下げの違いについて、今回は書いて みましょう。 oukajinsugawa.hatenadiary.jp 企業などで、昔は研究開発者として、バンバン 特許出願をしていた方で、今では偉くなって しまったような方は、若い頃に知財について 覚えたことを、結構、今でもそのままで覚えて いる方がお出でです。 昔は、企業では、出願をしてから取り 下げることで、先願の地位が残り、後願を 排除できるとして積極的にこの出願取下げ 戦法が用いられていたようです。 (後で説明しますが、実際には取り下げるの ではなく放棄です。) どういうことかというと、人には教えたくは ないけれども、ほかの相手に特許登録されて しまうと困るというような技術の場合、まずは、 特許出願をして、出願の公開前に取り下げると (正確には放棄)、出願したという事実は残り、 その後に出願した同
この前、セブンドリーマーズさんの 「ナステント」という商品について書きました。 oukajinsugawa.hatenadiary.jp このときに、セブンドリーマーズさんて、 いろんなことをやってるんだね、というのを 書きましたが、実は、セブンドリーマーズさん、 洗濯物を自動で折り畳む研究もおこなって おり、以下のように、パナさん、大和ハウス さんと共同で、全自動洗濯物折り畳み機 「ランドロイド」の共同開発をスタート させたんだそうです。 ランドロイド|seven dreamers https://sevendreamers.com/wp/wp-content/themes/fc351/data/7DR_CEATEC_Press%20Releases.pdf 全自動洗濯物折り畳み機「 laundroid(ランドロイド) 」の共同開発をスタート|ニュースリリース|企業情報|大和ハウス工業
カップラーメン、おいしいですよね。 私は、3食カップラーメンでも大丈夫 なのですが、まあ、毎食カップラーメンを 食べていたら体に悪いでしょうから、 我慢しています。 私が好きなのは、カップ麺では日清食品の シーフードヌードル、袋入りでは明星食品の チャルメラしょうゆ味です。 皆さんは何が好きですか? 「そんなの知らねーよ」という声が聞こえて 来そうですので、話の本題に入ることとして、 東京新聞に、日清食品の記事が出ていました。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015061202000155.html チキンラーメンの特許については、今まで にもいろいろ書いている方もお出でですが、 私のほうでも、少し書いてみましょう。 上の記事では、日清食品さんが、東明 商行さんの製法特許を買い取ったという ことで、即席麺には長寿麺とい
この前書いた「新・拒絶理由通知との対話の 第二弾です。 この書籍では、「水飲み鳥」も取り上げられて おり、登録番号は特許185346号なんだそうです。 昔、このようなおもちゃを見た記憶がありますが、 最近見たことがないような気がしますが、それは、 私だけ? ということで、早速プラピ(J-PlatPat)で検索 してみましょう。 と言っても、プラピさんでは特許公報蓄積 範囲外ですので、昔の公告特許公報ナンバー 「特公昭25-2455」で調べてみましょう。 方法は、上のように、S25-2455と入れるか、 1950-2455と入れましょう。 すると、出ました、昔のものなので、ちょっと 見にくいわけですが。 須田さんという方が発明したもので、発明の 名称は、「沸騰球を使用させる原動機関」と いうものです。 ただの水飲み鳥ではないんですね。 (話は違いますが、この出願は1948年11月 15日です
oukajinsugawa.hatenadiary.jp この前、上のように新井式回転抽選器に ついて書きましたが、弘前さくらまつり 100周年記念で、紀伊国屋弘前店の店頭にも 新井式回転抽選機が飾ってありました。 残念ながらいつの製造か書かれていませんが、 前のブログで取り上げた抽選機は、左から右に 文字が書かれていましたが、こちらは右から 左に書かれていますので、こちらのほうが もしかすると古いのかもしれません。 平山萬年堂というのは弘前の古い万年筆屋 さんだそうで、そこの持ち物だそうです。
何だ?「AgIC」って?というところ ですが。 AgICさんの本名?は、「AgIC株式会社」、 設立が2014年1月、社長さんは清水信哉 さん、本社は東京本郷、資本金6,520万円、 事業内容は電子回路のプロトタイピング ツールの開発・製造という会社です。 http://agic.cc/ja (HPの資本金は、上記となっていますが、 2015年1月に、借入と第三者割当増資に よる調達で、合わせて約1億円を調達して いますので、現在は、もう少し資本金が 多いかも知れません) この企業は、「導電性の紙に書けるインク を発売しているんだ」ということで、結構、 テレビなどで取り上げられており、紙に 線を引いて、その線の端に豆電球を付けて 電池をつなぐと、豆電球が光るので、 「へー」などと、出演者が驚くお約束に なっています。 この企業は、東京大学発のベンチャーで、 実は、紙に書けるインクというのは
以下の記事が出ていますね。 japan.cnet.com 詳細は上のURLを読んでいただくとして、 私のほうで、情報をさらに付け加えましょう。 まずは、このような技術は今までなかった のかというと、デンソーさん(株式会社デン ソーアイティーラボラトリ)で、特許 5231846「車載調光装置、透過率制御方法 およびプログラム」というのがあるんです。 【課題】 安全性および利便性を向上することの できる車載調光装置を提供する。 【解決手段】 車載調光装置1は、車両の窓部に取り付け られた透過率可変ガラス2に対する接触 動作におけるユーザの接触位置を検出する 接触位置検出センサ4と、その接触位置に おける透過率可変ガラスの透過率を変化 させる接触制御部5を備える。透過率 可変ガラス2に対してユーザが接触動作を 行うと、ユーザの接触位置の透過率が 変化する接触制御が行われ、ユーザは 車両の窓部の透
昨日は、バイクの意匠を検索してみた わけですが、ヤマハさんでは、LMW テクノロジーというのがあって、以下の ような意匠登録がされています。 ・ 意匠登録1543913「自動三輪車」 このLMW技術というのは、以下のように 説明されています。 広がるモビリティの世界 LMW(リーニング・マルチ・ホイール)の第1弾 「TRICITY MW125」日本仕様を新発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社 ヤマハさんでは、このLMWというのが いかにすぐれていて、安定性がある技術 なんだというのをアピールするために、 乳母車(ベビーカー)をこのLMW技術で 作製し、動画で公開しているのですが、 ご存知ですか? クレイジーパパとベビーカーがLMWチャレンジ! もしもベビーカーにLMWの技術を取り入れてみたら??みんなはもぅ見てくれたかな? - Yamaha Motor Life|ヤマハ発動機株
新聞によると、パワーアシストインター ナショナルさんで、この秋にもアシスト スーツを発売するそうですね。 名前は「LiBERo」だそうで、 和歌山大発のベンチャーなわけでして。 急斜面などで中腰の姿勢で雑草を刈り 取ったり、農作物を収穫したりするのに 効果的なのだそうです。 この八木先生からの直近の出願公開は 特開2016-150420「パワーアシストロボット 装置」となっています。 ということで、アシストスーツについては、 「ロボットスーツ分析シリーズ」として以下の ように2015年に分析してみました。 oukajinsugawa.hatenadiary.jp 分析後2年が過ぎましたので、その後の 出願企業がどのようになっているのか調べて みましょう。 前回は、少し狭い範囲で検索しましたが、 ちょっとノイズが混じりますが、今回は、FIの その他のマニプレータB25J11/00@Zで、 2
日曜日にテレビをつけたら、「理系いたずら グランプリ!」というのをやっていて、いろいろ 紹介していましたが、今回は、「目の前の壁が グニャグニャに動き出す」というものです。 テレビでは、絵のモナリザの目がいろいろ 動くというのをやっていて、絵のほうには何も 仕掛けがなくて、プロジェクターからの光を 動かすと、脳が錯覚を起こして動いているように 見えるんだ、などと紹介していて、次世代広告 として注目されており、大日本印刷とNTTComが 共同開発&販売中だということです。 壁に貼られた広告の髪がなびいているように 見えるようにすることができるそうで。 変幻灯と言うんだそうで、商標を調べると、 登録5816438、標準文字商標で、権利者は 日本電信電話株式会社、指定商品、指定 役務は多数ありますが、液晶プロジェクタ, デジタル画像処理用のコンピュータソフト ウェア、等々、となっています。 ニュ
一昨日、商標法での抽選機の話を書き ました。 前回は、ウィキに、「新井式回転抽選器は、 かつて東京で帽子屋を営んでいた新井卓也が 客へのサービスとして考案したためこの名が ある。現在は東京抽籤器研究所の専売特許で ある。」と書かれており、特許なんですかね? というところで終わりましたが、今回は、この 発明だか考案だかを調べてみましょう。 尚、ウィキは以下になります。 抽選器 - Wikipedia まずは、新井卓也さんの権利化されたものは、 以下となります。 (漢字は現在の漢字にしています。) ちなみに、「追加」とあるのは、追加の特許の ことで、大正10年改正法(昭和4年改正法でも 同じ)の第二条では、「特許権者又ハ特許出願 者ハ其ノ発明ノ改良又ハ拡張ニ係ル新規ノ発明ニ 付独立ノ特許ニ代ヘ追加ノ特許ヲ受クルコトヲ得」 となっており、第四十六条では、「追加ノ特許権ハ 原特許権ニ附随ス」となり
アプリケーションシリアルナンバーって 何だ?というところなのですが、日本で いうと、まあ、出願番号ですね。 ただし、日本の出願番号は、2016年 でしたら、以下のように、2016がついて、 000001から始まります。 しかし、USPTOの仕組みはちょっと、 違うんです。 試しに、AppFTのQuick SearchのField というのを見てみると、Document Number というのがあります。 http://appft.uspto.gov/netahtml/PTO/search-bool.html これに20160000001と入れてみると、 これは出願公開番号であることが わかります。(公開番号は7桁です。) これは、AppFTのNumber Searchでも 同じ結果になります。 http://appft.uspto.gov/netahtml/PTO/srchnum.html
日経新聞に、以下のような記事が出て います。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB02H02_S6A101C1L60000/ 電子版では、途中までしか読めませんが、 高齢者などが靴紐を結ぶ手間が省けるよう ですね。 商標は、ルカチャというようで、登録 5871292となっています。 (どういう意味なんでしょうか?) 神永製作所さんは、以下のように、「有限 会社神永製作所」、本社は北茨城市、業種は、 電子機器・部品となっています。 http://itp.ne.jp/shop/KN0801010800004178/ 特許取得と書いてありますので、どんな 特許なのか見てみましょう。 神永製作所さんからの出願はこれ1件だけ で、特許5826423「紐留具」、出願は2015年 4月28日ですが、早期審査がおこなわれて、 半年ほどで登録されましたので、出願公開は
特許出願すると、「あんた、拒絶ね」など と、拒絶理由通知書とかが来るのが多い ですよね。 まあ、特許出願とかの拒絶理由通知と 対話をしている人はいないと思いますが (どうやって対話すればいいのでしょう?)、 拒絶理由通知と対話をするというのは、まあ、 比喩なわけでして。 ということで、特許庁で審査官や審判官を されていた方が(その後、弁理士をされて いましたが、弁理士会の弁理士ナビで検索 しても出て来ないので、現在はお亡くなり? になっているのかもしれません)書いた書籍で 「拒絶理由通知との対話」というものがあるん です。 (上記は絶版になっていて、現在市販されている ものは、「新・拒絶理由通知との対話」という ものです) この本は、さすが審査官、審判官だった 方が書いた本だなというもので、さらには、 文章が平易でわかりやすく、ウィットにとんで いますので、知財関係者の方にはおすすめ の一
帝人ファーマさんで、「上肢麻痺のリハ ビリロボットReoGo-J」を上市するそう ですね。 http://www.teijin-pharma.co.jp/information/2016/20161104.html すでに発売の、下肢麻痺患者の歩行補助・ 歩行改善神経筋電気刺激装置は、「ウォーク エイド」というそうですが。 今回のロボットは、イスラエルのベンチャーが 開発した「ReoGo」を日本向けに改良した と書かれていますので、今回は、espacenetと パテス子さん(Patentscope)で比較しながら 調べてみましょう。 まずは、企業名で調べることとして、英語版の Yahooに「ReoGo」と打ち込むと、「motorikaに ようこそ」というのが出てきます。 (そうは書かれていませんが) http://motorika.com/ この「Motorika Ltd」は、2004年に
この前、フジテレビの「めざましテレビ」で、 小学5・6年生の平均IQが160~170という、 東京・武蔵野市の聖徳学園小学校を取り 上げており、ここで、恩賜記念賞を受賞した 「無針弧ンパス」というのを紹介していました。 これを発明したのは、道脇愛羽ちゃんという 小学3年生なんですが、テレビで紹介はして いませんでしたが、実はこの愛羽ちゃん、あの、 ゆるまないネジで有名な、株式会社「NejiLaw」 社長、道脇裕さんの娘さんなんです。(と、 「月刊発明6月号」に載っていました。) この愛羽ちゃん、2歳の時に考えた発明が 特許登録されており、以下のようになって います。 ・特許第5327812号「足裏部分嵩上げ体」 出願:2010年6月20日 登録:2013年8月2日 特許権者:道脇裕 発明者:道脇愛羽 【特許請求の範囲】 【請求項1】 平面の面積が足裏面積より狭めに設定され、 有限の厚みを有
…ども可能ですよ。 (J-PlatPatでは、「ロボット検索すんなよなー。」 などと怒られてしまいますが、USPTOでは可能なん ですね。) また、お友達に文献などを送ったり、検索結果を 送ったりする場合、検索結果をダウンロードして 送らなくても、URLを貼り付けて送ることができ ますので、非常に便利ですよ。 尚、文献を複数送る場合には、 https://ppubs.uspto.gov/pubwebapp/external.html?q=(5046537|20190351873…
正月はぐだーらぐだらと酒ばっかり 飲んでました。 「いきなりなんだ! それはおまえだけ だろう」、という声が聞こえてきそうですが。 テレビも、駅伝を見たりしていたわけですが、 バミューダ海域で宝探しをするという番組も やっていました。 バミューダ海域というのは、魔の三角海域と して有名ですね。 バミューダトライアングルとも呼ばれて います。 この海域を地図で見ると、USのフロリダ沖 から、今話題のキューバ、さらにプエルトリコ から、北側のバミューダ諸島までを結ぶ 三角海域だそうですが、ここを通る船舶や 飛行機が消えちゃうんだそうです。 話によると、作り話ではないかとかいろいろ 言われていますが、タイムトンネルだったり したらわくわくしてしまうのですが。 昔の映画で、あの「卒業」という映画で 有名なキャサリン・ロスさんが出演していた 「The Final Countdown」という映画が あ
これまでに、概要と簡易検索の勉強が 終了したわけですが、プラピ(J-PlatPat) さんで、何ができるんだ?というと、特許 や実用新案、意匠、商標の出願情報や登録 情報を調べることができたり、審判情報や 審査経過、どんな拒絶理由が通知され たんだ?なども調べることができます。 さらには、ある程度の外国の公報も 調べることができます。 プラピさんでは、新しく、論文検索の J-GLOBALともドッキングされています。 (論文の内容を見るには、お金が必要 ですが) また、IPCなどの国際技術分類や、 日本の技術分類も調べることができ ます。 じゃあ、できないことはなんだ?と いうと、訴訟情報などは見ることはでき ませんし、海外特有の技術分類(たとえば、 CPCというものや、USPCというもの など)などは調べることはできません。 (ちなみに、CPCはプラピさんでは調べる ことができませんが、特
本日も、この前の特大がっちりマンデー でやっていたもので、「ヒラメ」編です。 なんでも、2013年に青森県八戸水産 高校がヒラメを冬眠させる実験を日本で はじめて成功したそうで。 これを応用して、水無しで、活きた ヒラメを運ぶ箱を積水化成品工業と 宮城大学が完成させて、ヒラメを冬眠 させて、水無しで青森から東京に運ぶ 実験の模様が放送されていました。 月刊食品包装によると、冬眠させると、 水無しでヒラメが24時間生きている んだそうですね。 水の中でヒラメを冬眠させたあと、 引き上げると、ちゃんと、エラ呼吸を していましたよ。 その後、水なしでヒラメを箱に入れて、 青森から東京までヒラメを運び、再度 箱から出して水に入れると、普通に 泳ぎ出しました。 同時に水に入れて運んだヒラメと、 冬眠水無しヒラメの食べ比べをしていま したが、冬眠させて運んだヒラメのほうが、 「おいしい。旨みがある!!
今回からは、いよいよFタームです。 使用するのは、今まで使っていた 「調査業務実施者育成研修テキスト」で、 前回までは平成26年版でしたが、今回 からは平成27年度版です。 (といっても、平成26年度版とあまり 変わりませんが) http://www.inpit.go.jp/content/100640809.pdf まずは、Fタームって何だ?ということ ですが、Fタームは「File Forming Term」 の略で、前回説明したFI(File Index)は IPCをベースに、IPCを補完する形で 作られていましたが、Fタームのほうは、 このFIを所定技術分野毎に分けて、 その分けたものを、種々の技術観点から さらに細区分したものなんです。 と言っても、なんかわかったような? わからないような?気がしますので、 INPITのテキストから、図を貼り付け させてもらいましょう。 まず、FI
それでは、今回は、以前にちょっと 書いた大日本除虫菊株式会社さんです。 有名ですね。 どこの家でも必ずこの製品は持って いるでしょう。 「どこの会社だ、それ??って言った 人いませんか?」 はえはえカカカ、キンチョールですね。 「キンチョーの夏」、でもいいですが。 今では、「虫コナーズ」でしょうかね。 http://www.kincho.co.jp/ ということで、得意のプラピ(J-PlatPat)で 出願人は「大日本除虫菊株式会社」さんで 出願公開検索をしてみるわけですが、 あんれー?? おかしいですね、特開 平09-188832が最後で、その後の出願 公開が全くないんですね。 キンチョーさん、研究開発をやめて しまったんでしょうか? というわけで、得意の申請人識別番号を 入れてあげるわけです。 識別番号とは何か?というのは以下を 見てください。 oukajinsugawa.hatena
特許庁から、「特許庁ステータスレポート 2015」というのが発表されましたね。 http://www.jpo.go.jp/shiryou/toukei/status2015.htm 今までは、毎年、特許行政年次報告書 というのが出ており、特許庁がどのような 取り組みをしているかということに重点が おかれた報告書だったのですが、今回の ステータスレポートは特許出願などが どのようになっているのかに重点が 置かれており、かなり見やすいレポートに なっています。 (特許行政年次報告書も別途出るそう ですが) たとえば、第1章の特許、というところを 見ると、グラフを主とした構成となっており、 今までもグラフが掲載されていましたが、 今までよりもかなり親しみやすい構成と なっています。 (私一人だけがそう思ったのかもしれま せんが) 結構役に立つなと思ったのは、分野別 特許出願件数で(「第1章特許出
五庁統計報告書というのが発表 されています。 日米欧中韓の特許五庁が持ち回りで作成 しているとのことで、今回はEPO(欧州 特許庁)が作成しています。 URLは以下となり(英語です)、日本の 特許庁の説明も以下にありますが、見るのが 面倒でしょうから、また私のほうで見繕って 書いてみましょう。 http://www.fiveipoffices.org/statistics/statisticsreports/2013edition.html http://www.jpo.go.jp/torikumi/kokusai/kokusai2/ip5_statistics-report2013.htm 2012年末時点での全世界での、権利が 存続している特許登録件数は約850万件で、 90%が五大特許庁に属しています。 (以下のグラフは、すべて上記レポートから 貼り付けたものです) もっとも多いのは
今回の分析では、2社比較をおこなわない のですが、EXCELでのパテントマップ作成も 紹介するのが今回の目的なので、試しに、 今回はコンパラマップをエクセルで作って みましょう。 (下にもあるように、コンパラマップとは、 2社を比較して分析するマップです) このコンパラマップの作成方法は、グロス レイトマップにも応用できます。 (グロスレイトマップの説明も、下の、以前に 書いたものを見てください) ということで、以前に以下のように、いろんな パテントマップを紹介しました。 ねじ分析 パテントマップ特許情報分析編1 パテントマップをまとめてみよう! - 知財アナリストのひとりごと カプセル内視鏡分析 パテントマップ特許情報分析編2 まとめ - 知財アナリストのひとりごと これらのマップは、ほとんどがエクセルでも 作成可能で、マトリクスマップは前回紹介した バブルチャートで、ニューエントリーリ
本日からは、特許検索のための特許分類 上級編です。 今までは、虫食い的に分類を説明してきま したが、今回からは、系統立てて勉強をして いこうかなと思います。 といっても、「いきなり上級かよ」という かたもおいでと思いますが、少々難しい話も ありますが、一緒に勉強して行きましょう。 どのような話になるかということですが、 テキストは、下記のURLの資料を使用し、 下記のプレゼン資料も参考にしながら 勉強していきましょう。 http://www.inpit.go.jp/jinzai/kensyu/kyozai/outlink00057.html プレゼン資料 それでは行きましょう。 れっつら、ごー!! 最初は、むかーし昔の物語から始まります。 早く分類を知りたいかたにはあまり関係ない 話ですが、昔は、世界共通の特許分類というのは ありませんでした。 しかしながら、国際的な技術交流が盛んに なり
この前、イノベーション・ジャパンというのに 行ってきました。 これは、大学見本市(出展しているのは大学 だけではありませんが)といって、国内最大の 産学マッチングの場だそうで、大学や企業 関係者が出展をしており、お台場の近くで やっていました。 今回は11回目だそうで、国内大学など 164機関が参加していました。 (中国の大学なども多数参加していました) ということで、私もパープリンじゃいけないな と思い、最新研究はどんなものがあるのかな ということで、見てきたわけですが、おいでに なっていないかたも多いと思いますので、面白 そうなものをかいつまんで書いてみたいと 思います。 まず分野では、ナノテクノロジー、装置・デバイス、 情報通信、医療、ライフサイエンス、マテリアル、 防災、エネルギー、環境、ロボット・モノづくり・ 福祉などに分れていました。 まずは、ロボット関係では、あのパナソニック
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