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詳細レビュー収納しやすいサイズと袋本体、ポール、ペグの3つに分かれていますが、本体収納袋には本体、フライシート、ペグが収納できます。圧縮可能なコンプレッション式で絞れば小さくなるため、これら以外にもテントを使用するときのみにしか使用しない道具を入れておけば、リュック内のスペースを有効利用できそうです。 実測値は本体重量1104g(テント、フライ、ポール)と、メーカー値の1060gよりわずかに重かったのですが、誤差の範囲でしょう。収納袋やペグなどを合わせた重量は 1255gで、それでも十分軽量です。それぞれ個別の実測値は本体789g (テント422g、フライ312g、袋54g)、ポール379g(ポール本体370g、袋9g)、ペグ86g(79g:ペグ16g× 5本、袋7g)でした。 設営の簡単さは及第点設営は一般的な自立式ドーム型のテントと同じ。ポールはスリーブに通すのではなく、ポールを四隅に
冬山のテント泊をはじめ、厳しい寒さのなか夜を明かすときに無くてはならないのがもちろん冬用のスリーピングバッグ(シュラフ)です。 疲弊した身体を暖かく快適な睡眠により回復させることは、翌日の行動に大きく影響を与えます。冬の朝はシュラフの中が気持ちよすぎて、ついついシュラフから出られないなんてこともよくあります。 一方、山は一年中そうですが、万が一不十分な寝具で一夜を明かそうものなら、寒さで眠れなかったり、夜中に何度も起きてしまったり、最悪の場合低体温症にだってなりかねません。その意味ではシュラフは高価ですが、装備の中でも慎重に選ぶ必要があるギアの一つでしょう。 では、どんなシュラフを選べばいいのか。凍えるような低温化で使うのだから保温性が高いことは当たり前です。キャンプや車中泊等ならば多少大きな荷物になってもとにかく温かいものを持っていてけばいい。ただし、登山などで使用する場合はそうはいきま
寒さも本番。寒さにはめっぽう弱い自分にとっては、万全に寒さ対策をしないと容易に走りに出られない時期となりました。 そんな時意外とツラいのが、体の末端である手足の冷えです。ある程度走ると身体の方は温まってくるものの、風に当たり続ける手足はかじかんで感覚はなくなるし、なかなか温まってくれないしで、なんとも悩ましいものです。 そんなわけで冬のランニングやハイキングには手袋が欠かせませんが、例によって目的や気候別に、さまざまなモデルが存在します。今回は特にトレイルラン(あるいはランニング)用にちょうどいいグローブはどんなものがあるのか、どんなモデルを使えばいいのか?いくつか候補を集め、比較レビューしてみます。ひそかに気になっている人も多いはず。軍手もいいですが、やはり専用のグローブはいいものです! 目次今回比較テストしたアイテムについてテスト結果&スペック比較表各モデルのインプレッションまとめ 今
冬山登山に欠かせないアウターであるハードシェル。かつてはとにかく冬山の厳しさに耐えられる堅牢なモデルが主流でしたが、現在では多くの素材メーカーやブランドによって、用途や目的に合わせた様々なモデルが登場し、手に届きにくい価格もあって悩ましいとの声をよく聞きます。 昨シーズンはさまざまな素材・特徴を備えたハードシェルを横並びで一通り試してみました(「比較レビュー:雪山アウトドアの心強い味方、ハードシェルジャケットを着比べてみた」)が、その比較レビューでも分かるとおり、すべての項目において完璧なハードシェルはなく、モデルの特徴や一長一短を理解し、使用目的によって使い分けることが重要です。 そちらのレビューで紹介しているモデルは2019年の1月現在でも現役ばかりなので、もし興味のある方は参考にしてみてください。 今シーズンのハードシェル、気になったのは「軽量・高透湿・快適」モデル2018-19シー
保温性・通気性・エコ素材……化繊中綿はまさに戦国時代なんだかんだで毎年注目せずにはいられないので、今年も例によってチェックしてみました。山の防寒着・行動着として欠かせないミドルレイヤー(中間着)である、化繊綿のインサレーションジャケット、今シーズンの注目モデル紹介です。今年も欲しがりながら、いくつかは実際に試している最中です。 いつの時代もそうだったかもしれませんが、今年も化繊インサレーションの覇権争いは落ち着くどころか、ますます激化の一途をたどっている気がします。毎年のように繰り広げられる、世界を見据えて研究開発にまい進する素材メーカーと、他社を出し抜いて、いち早く画期的なプロダクトによって市場を席巻したいアウトドアメーカーの駆け引き合戦は、いつ見てもエキサイティングです。 各ブランドでラインナップ充実の2018-19秋冬シーズン出そろった各ブランドのラインナップを眺めてみると、今年は確
驚異的なコスパの高さで当サイトでもかなりの反響があったカジメイクのメッシュインナー、ATION Crater Mesh(エーション クレーターメッシュ)。 当時の紹介記事でも言及していたのですが実はこのインナー、寒い冬の日常からスポーツなど低温下でのアクティブな活動まで、毎日着倒すのにもちょうどよいシロモノだったりします。 もちろん、登山向けの高機能インナーを数多く所有している自分にとっては、山に入るときにはそうした”スタメン”たちを身に着けていく方が快適であることは確かです。ただ、これらのハイクオリティで高価なインナーを現実的に「毎日」着れるかとなると、価格・劣化の心配・手入れの手間などがネックで、ぶっちゃけちょっと気が引けてしまいますよね。 そんなわけでこれまでは、日常生活においてはある程度妥協して、いわゆる定番の防寒インナーを着ていたわけです。それがこのクレーターメッシュに出会ってか
ついに毎日着けていられるPRO TREK Smartが出た! 2019年1月、カシオ計算機のアウトドア向けスマートウォッチPRO TREK Smartシリーズの最新モデルWSD-F30が発売されます。2018年12月1日にはPRO TREK Smartを取り扱っている店舗での先行予約受付がはじまるそうです。 各種センサーやオフライン地図など、アウトドアシーンでの活用を踏まえた機能や耐久性だけでなく、Wear Os by Googleによる日常での使い勝手も兼ね備えた前モデルWSD-F20の上位モデルにあたり、ほぼ2年を経過しての待望のダウンサイジング。初代WSD-F10のころからこのシリーズに注目し、山でのさまざまな使い方をレビューしてきたOutdoor Gearzineですが、今回は発売前のサンプル機を一足早く使わせてもらうことができました。まずはどこが新しくなったのか、前モデルと比較し
冬であろうとも、登山中は大量の汗をかくため、水分補給は欠かせない。とはいえ凍えるような環境では、冷たい飲料水ばかりでは身体を冷やしてしまう。さらに気温の低いなかでの登山は、冷たい飲料水は凍ってしまうこともしばしば。そんなとき温かい飲み物は、芯まで冷やされた身体をほぐし、心身に再び活力を与えてくれる。 冬のアウトドアシーンで重宝するのが、保温保冷に優れたウォーターボトルだ。バッグのサイドポケットなどに収納している方も多いだろう。「保温・保冷」というだけあって冷たさもキープしてくれるため、冬だけでなく夏にも大活躍してくれる。昔と違って近年では日常使いからキャンプ、レジャー、そして本格登山向けまで、使えるモデルのバリエーションも豊富になってきた。デザイン、機能性にそれぞれ個性があるが、今回は主にアウトドア・登山向けウォーターボトルとしてのストライクゾーンを判断してみた。 今回比較した保温・保冷ボ
自分に関していうと、登山に積極的な使用を前提にダウンジャケットを持っていくことは、よほどの条件でない限りほぼありません。理由はシンプルに、登山では使いにくいからです。行動中は大汗をかくことが多い登山では、ダウンを着たまま行動するとすぐに中が蒸れてくる。休憩のたびにいちいち脱ぎ着が必要です。また万が一ダウンが濡れてしまえば、その圧倒的に優れた保温力はどこへやら。手入れも面倒。一方、最近は化繊インサレーションの性能がどんどん上がってきている。一般的な登山におけるダウンの必要性は、日に日に薄れていっているように感じられます。 ただそれでも、現時点ではまだこのアイテムが役に立たなくなったということは決してありません。同じ重量での断熱性(保温力)においては、やはりまだまだ頭一つも二つも抜き出ていますので、ダウンジャケットは、丸めればほんの握りこぶし二つ分程度の容量で、大きな安心を備えることができます
インリーチとは2018 年ガーミンはinReach Explorer®+ (以下Explorer +) とinReach® Mini (以下Mini) を発売した。両方ともイリジウム衛星網を利用した位置情報付きの双方向メール・システムで、SOS 送信もできる。Explorer + は本体に地図表示が可能なので、独立したGPS としても利用できる。Mini は超軽量の衛星通信用デバイスである。共にスマートフォンとBluetooth 接続すると楽にメールが作成できる。また、Earthmate というアプリは独立したGPS アプリとしても利用可能である。 現在、ガーミンがinReach を販売しているが、元々、inReach はデローア(DeLorme) という会社の製品である。ガーミンが2016 年にデローアを買収した結果である。そのデローアの設立は1976 年と古く、アメリカの地形図の販売を
天候の変わりやすい日本の山では、登山であろうとトレイルランであろうと、お構いなしに必携の装備がレインウェア(雨具)。 どんよりジメジメとした天気が続く梅雨時ではいつにも増して重要なこのアイテムをいざ選ぼうとなると、幸か不幸か、山での遊び方が多様化した最近では色やデザインはもちろん素材や重さや機能など、途方に暮れるほど多種多様なモデルの中から選ばなければなりません。 そこで今回はそんな数多あるレインウェアのなかでも特にここ数年でにわかに注目を集めつつある、トレイルランやファストパッキングといった山の中で「走る」ことの多いアクティビティを想定したレインジャケットについて、今シーズン注目したモデルをピックアップし、比較評価してみました。 トレイルラン・ファストパッキング向け軽量レインウェア比較レビューについて比較候補を選ぶトレイルランやファストパッキングといったアクティビティは、軽くて少なめの荷
特定の条件アウトドアでは危険がいっぱい。そんなとき、これだけは覚えておこう登山やキャンプといったアウトドアでは、実はまったく人の手が入っていない場所というのは意外と少ないものです。ただし、いくら人の手が入っていようと、またきちんと管理されていたとしても、自然のなかでの活動である以上、何が起こるか人間には完全な予測がつきません。当然のことながら自然においては、最終的に自分の身は自分で守らなければならないのです。 今回は、日本ガス石油機器工業会さんの監修、その他参考資料等から、登山をはじめとしたアウトドアを安心して楽しむために、万が一の危険に際してついついやってしまいがちだけど、実際には安全上よろしくない行動についてまとめてみました。 アウトドアをはじめたばかりという人も、いつかはしっかり学ぼうと思ってついつい素通りしてきたという人も、これを機会に一度チェックしてみてはいかがでしょうか。 目次
ビヨンビヨンに伸びてサラッサラに乾く、だけじゃダメだかつてはとにかくタフなマテリアルであればよかった、ハイキングのためのパンツ。自分が山をやりはじめた90年代にはさすがにそこから進化して、動きやすくて速乾性に優れた製品がたくさん出ていました。 そして2018年、お店にずらりと並んだハイキングパンツは速乾・ストレッチなんて当たり前。より心地よい着心地、洗練されたデザイン、ハイテク機能など、さまざまに個性豊かなモデルがより取り見どりです。何を穿いてもダメということはありませんが、行動中ずっと動いている下半身は地味に快・不快に大きく影響しているともいえ、実のところ、自分にしっくりくるパンツは山歩きの楽しさを一段と広げてくれる名脇役なんじゃないかと思っています。 そこで今回は、今年爆買いしたトレッキングパンツの中から、汗ばむ夏をものともしない最高の快適さと、穿いている自分の気持ちを上げてくれるシャ
今やスポーツやアウトドアのフィールドで欠かせないギアとなりつつあるGPS付きアウトドアウォッチ。ABC(高度・気圧・方位)機能にとどまらず、現在位置の把握やオフラインでの地図表示ができるなど、ますます進化の一途をたどっています。 そんなGPSアウトドアウォッチのなかでも、登山での使用も想定してデザインされている代表的なモデル、CASIO PRO TREK Smart WSD-F20 、GARMIN fenix 5x Sapphire 、EPSON Wristable GPS for Trek MZ-500の3つを、実際に登山で同時に使用して比べてみることで、各モデルの特徴と得意・不得意を見てみようというこの企画、今回は後編、日帰り登山で使用して、何がどれくらいできるのかを比べてみたいと思います。ちょうど買おうかどうか迷っていた人に少しでも参考になれば幸いです。 なお、外観やハードウェアの使
GPSが内蔵されたスポーツ向けの腕時計が、ここ数年でいよいよ活況を呈しています。 発端はやはり2015年のApple Watchの登場。これによってスマートウォッチ(腕時計型ウェアラブルデバイス)市場は急拡大、はじめはランニングの距離や時間などを記録するだけのシンプルなものでしたが、最近では様々なアクティビティに合わせた詳細なデータを閲覧・記録・分析し、アドバイスが得られるモデルまで登場し、着実に進化の一途をたどっています。今やスポーツやアウトドアのフィールドで欠かせないギアとなりつつある人も多いのではないでしょうか。かくいう自分もまさにそのうちの一人です。 そんなスマートウォッチのなかでも、現在地を把握したり、天候を含めた外界の危険を察知したりすることが求められる登山で便利なのが、GPSを内蔵し、さらにABC(高度・気圧・方位)機能、さらにはオフラインでの地図表示機能を備えたGPS付きア
大多数のランナーがそうであるように、トレラン後は温泉入って、足をリリースしたいもの。とはいえ、下山後でも通常歩行を始め、車移動、電車移動、飲食店などなど、移動はしなくてはならない。 若干荷物になってしまうかもしれないが、運搬に問題がないのなら、リカバリーシューズを持参したいところだ。疲労軽減だけではなく、山へのアプローチ前でも使えて重宝するぞ。そのまま海へGOもありでしょ! 目次今回比較テストしたアイテムについてテスト結果&スペック比較表各シューズ評価結果 今回比較したリカバリーシューズについてリカバリーシューズとは、主にアクティビティの後に、衝撃を極限まで吸収して疲労の回復スピードを早めることを目的とした、足腰をリラックスするためのシューズ。専門メーカーの他に、ランニングシューズメーカーや、トレイルランニングに強いアウトドアメーカーなど、近年では多くのブランドから選べる。今回は専門ブラン
今シーズン見逃せない超軽量レインウェア 2018で、今年見逃せないレインウェアをずらっとご紹介しました。新作が多いし、機能も進化しているし、さらに軽くなっているし、デザインもかっこいいしで、どれにしようか正直迷います。超軽量レインウェアの基本的な話は「そもそも超軽量レインウェアって何がいいの?どんな人に向いているの?」を見ていただくとして、そのなかから今シーズン着てみたい3着を選んでみました。 ついに軽量ウェア界に挑むこれまでは、寒さを防いだり、風雨にさらされて低体温になったりしないよう、安全第一でスタンダードな雨具を使っていました。でも、ちょくちょく低山も行くし、晴れた日の日帰り登山もするし、そろそろ軽量ウェア領域に一歩踏み込んでみてみるのもアリかもと、心がうずうず動き…。そこで筆者、とうとう軽量ウェアに選びに挑戦してみることにしました。 基準は200g以下、筆者が暑がりなので透湿性があ
夏山シーズンも開幕し、今年はどこの山に登ろうかと検討している方も多いと思います。 都市近郊の低山から国内外への遠征など計画は人それぞれです。雪山シーズンにはちょっと近寄りがたい北アルプス・南アルプスの雪解けも進み、今夏でアルプスデビューを計画している方も多いのではないでしょうか。 アルプスともなれば計画はもちろん、ウェアや装備についてもしっかりとした準備が必要です。夏といっても標高の高い山にはまだ雪渓が残り、安全に歩くためにはアイゼンが必要ですし、森林限界を超える山が多いことから岩場を登る場面も多くなります。 ソールの柔らかいトレッキングシューズで登れないことはありませんが、ケガなどの危険がつきまとうことを考えるとやはり用途に適したしっかりとした登山靴が必要です。そんなわけで今回は北アルプス・南アルプスをはじめとする岩稜帯の多い山にオススメの登山靴をレビューします。 目次今回比較テストした
重い荷物に、荒れた路面——。過酷な状況下の歩行をしっかりとサポートしてくれる登山靴は、快適な山歩きにとっての最重要ギア。 なかでもスニーカーのように軽量で柔らかい履き心地のハイキングシューズは、キャンプなどのほのぼのアウトドアから日帰り・2~3泊までの登山、スピードハイクなど、幅広い用途に使えるとあって、ビギナーから健脚まで近年高い人気を誇っています。 そんなシューズ売り場で徐々に存在感を高めつつあるハイキングシューズは、軽さ、履き心地、耐久性など、用途やターゲットの地形によってコンセプトも多種多様です。足型に合うことはもちろんですが、のんびりと快適にハイキングを楽しみたいビギナー、悪路でもスピードを落とさず歩きたい健脚など、目的と足腰の強さによってふさわしいシューズは違ってきます。 そこで今回は、2018シーズン新たに登場のハイキングシューズの中でも、より安全で軽快にハイキングを楽しめる
実際に着用してみました登山の下山直後にまだ雪が残る高妻山を往復約9時間かけて登り、下山後、体力・気力共にゼロの状態でスキナーズを履いてみました。こういう状態の時こそ、その真価を発揮するのではないでしょうか。車に戻って登山靴を脱ぎ(ここでまず、1爽快目)、くるぶしソックスを履き、スキナーズを履いてみました。 感想は「靴やなく完全に靴下やん…。めっちゃ楽(ここで2爽快目)」。足へのフィット感たるや、もはや靴下です。足首や足の甲に締め付け感はありません。ちょうど小石がゴロゴロと敷き詰められている駐車場だったので、試しに歩き回ってみます。足裏が痛いのでは、と想像していましたが、まるで足つぼマッサージをしているよう。この刺激が気持ちよく(3爽快目)、足が疲れ切っていたにも関わらず、ぐるぐると駐車場を歩き回ってしまいました。 車中~日帰り温泉~サービスエリア~自宅でスキナーズを履いたまま車に乗ります(
トレイルライターの奥山です。日常生活では、on かファイブフィンガーズ、夏にはお手製ワラーチもかなりの頻度で履いています。ですが、ロードランやトレイルランの際は、某T社の厚底シューズやVibramソール系のシューズを好んでいます。 幅が若干広めで、外反母趾なため、一度相性が合うと、かなりのスパンで履き続けます。トレランの主なフィールドは丹沢か箱根、鎌倉。大会運営の会社に所属しながら、トレイルライターとしても活動しています。そんな私が今年の新作から昨年人気だったモデルも含め、気になっていた注目モデルを(恐れ多くも)ジャッジメントさせていただきました! 目次今回比較テストしたアイテムについてテスト結果&スペック比較表各シューズ評価結果まとめ 今回の比較候補となったシューズについてゼロドロップ、Vibram、厚底系……。 個性豊かなトレランシューズが多くなりつつある昨今。 一足で色々なトレイルや
このサイトでは早くから、山歩きで使えるコスパの優れたワークマンのギアを紹介してきました。今年は「じゃあランニングではどうなんだ?」そんな声に応えるべく、普段からトレイルランニングを親しむ筆者が実際にタウンからトレイルまで、いろいろと着まくってみました。 大手メーカーのランニングウェアの機能性は格段に進化しています。タウンランニングで使用するにはデザイン優先で選択しても安心できるものが多くなりました。ただし専門メーカーの製品は上下で1万円前後が相場となりランニングもそこそこ初期費用が掛かるスポーツになってきたのです。また、大会エントリー費の高騰もあり一部ではマラソンブームも頭打ちなんて情報もある時代にワークマンのウェアは初心者から上級者までを満足させあらゆるシーンに対応できるのか。そしてブームを支える存在になれるのか。 2019.07.04、最新レビューを公開しました。↓↓↓ 今年もワークマ
何がどう変わった?詳細比較レビューこのシューズはヨーロッパを代表する165kmのロングトレイル、TMB(ツールドモンブラン)を快適に歩くというコンセプトで開発されたといいます。ならばテストはできる限りそれに即したコースの方がこのシューズの良さを引き出せるのではないか。さらに、湿った路面や樹林帯など、日本の低山特有の自然要素を加味した上で試すことができればより信頼度の高いテストができるというものです。 こんなわがままな要望に応えてくれ、なおかつ東京から日帰りが可能な試し履きルートが、ありました。相模湾から東京湾へ全長約10kmにわたって三浦半島の内陸に連なる山々を横断するルート、通称「三浦アルプス」です。 あいにく前夜から当日昼まとまった雨が降り続いたため、ルートは絶好の悪コンディションとなっています。ということで、さっそくこのコースでX ULTRA 3 GORE-TEX®(以下X ULTR
近年のマラソンブームとスピードハイクやファストパッキングの流行は、山野を自在に駆け抜けるトレランをはじめるキッカケとなることも多いようです。テレビ番組で広大な世界を走るトレラン大会を特集したりテレビCMに有名トレイルランナーが起用されたり専門雑誌が出版されるなど、メディアに取り上げられる機会も増え、トレランがますますトレンドとなりつつあるようです。 筆者も里山からトレランを始め、100mileの大会も完走できるぐらいハマってしまったトレラン好きのひとりです。今回はトレランの必須アイテムとなるバックパックをレビューします。最新トレンドからド定番までこれからトレランを楽しみたいあなたにランキング形式で紹介します。 これからトレランをはじめる人にもぴったりな10Lクラスのモデルを厳選比較縦横無尽に動くトレイルランニング。走りをサポートする機能が求められるバックパック。安全に山野を走るならシューズ
ワークウェア業界から現れた新たな刺客が本気でヤバいひさびさの衝撃。この冬編集部に届いたとある一着が、自分史上かなりの激震をもたらしています。 その一着とは、富山県高岡市を拠点とするワークウェアブランド、カジメイクからこの春新登場のメッシュアンダーウェア(インナーTシャツ)ATION Crater Mesh S/S Shirt。 ここでまず、ブランド名を聞いてピンときた人は自分を含めてほぼ間違いなくゼロでしょう。それもそのはず、カジメイクはこれまで主にレインウェアや作業服などのワークウェアを手がけていたメーカー。公式HPを見る限り、スポーツやアウトドア領域に本格的に参入しているようには見受けられません。不意に届けられた荷物の宛名を見て「?」となったことはいうまでもありません。 ただ、最近のワークウェア業界の無視できない進化について、このサイトではかなり早くから取り上げてきました。そんなワーク
行動食ってどうしてます?行動食とはその名の通りハイキング等の「行動中に食べる」食糧のことです。ささっと口に入れてしまうので、何を持っていくかあまりじっくり考えることがなかったりしませんか? 私が登山を始めた当初は、 「カロリーがある・甘い・塩分がある・日持ちがする・腐りにくい」 とだけ頭に入れて、用意したのは行動食の定番、トレイルミックス・チョコレート・柿ピー・塩味系のあめ・エナジーバー。結局実際に食べたのは柿ピーとあめくらいで、その他は単なる荷物と化してしまったことがよくありました。 なぜか?初心者ゆえ定番にこだわってしまい、自分が「おいしい」と感じるもの、モチベーションを上げてくれるものを選べていなかったんですね。 試行錯誤の行動食で、そこに気づいてから登山のたびにあれやこれやを試してみました。例えば夏山でシリアルバー。疲れで食欲なし。無理して食べるも口の中の水分が奪われるし、なかなか
ハードな自然環境に耐えうる堅牢性を備え、コンパスや高度計、気圧計といった各種センサーを登載したカシオの腕時計ブランド「PRO TREK」は、登山家をはじめとした多くのアウトドア愛好家にとって信頼のブランド。その名を冠した同社のスマートウォッチPRO TREK Smartは、タフなボディにオフライン地図とAndroid Wearによる多彩な機能を詰め込み、何より良心的な価格設定で多くのアウトドア好きにおすすめできる本格アウトドア・スマートウォッチとしてこのサイトでも発売当初から取り上げてきました。 2017年11月、そのラインナップに冬仕様バージョンの新モデルWSD-F20X(以下F20X)が加わりました。このサイトでは早速試用させてもらうことができましたので、今回はこの新モデルの紹介を中心に、PRO TREK Smart(WSD-F20・F20X)を冬のアウトドア・アクティビティで実際に使
毎年世界各地で開催されるアウトドア用品展示会にはじめて参加した時には、日本からでは想像もつかないそのスケールのデカさと賑わい、そして底抜けに自由な空気に圧倒されまくりでした。 そこでは世界中から千を超えるアウトドア・ブランドやメーカー、バイヤー、メディアなどが数日間にわたって広大な会場に集結し、バックパックやシューズ、アパレル製品をはじめとした来シーズン登場予定の最新のアウトドア用品から、最新素材・部品・製造機器・テクノロジーに至るまで、アウトドアの幅広いジャンルを網羅したありとあらゆるプロダクトが参加者を出迎えてくれます。 今年はアメリカ「Outdoor Retailer」・ヨーロッパ「The OutDoor Show」・中国「Asia Outdoor Trade Show 」と、それぞれ個性の違う展示会を運良く目撃することができました。その一部についてはこのサイトでも報じていましたが(
ここ一週間ほど、インサレーションウェアの今シーズンモデルを集中的にチェックしていました。 インサレーションウェアとは、和訳通り「insulation = 断熱」のための中綿を使ったジャケットで、レイヤリング(重ね着)を基本とするアウトドア・ウェアの着こなし方ではベースレイヤーとアウターの間に着るミドルレイヤー(中間着)の代表選手、つまり冬のアウトドアを快適に過ごすために欠かせないウェアのひとつです。 中綿の素材としてはダウン(羽毛)が昔からおなじみですが、激しい活動においては濡れに弱い、汗の放出が難しい、手入れが大変など弱点も少なくないため、本気で冬山を目指す人間としては、重量と保温性は犠牲にしつつもそうした弱点を克服してより運動時にも使いやすい「化繊綿」によるインサレーションウェアに注目しないわけにはいきません。近年特に技術的な進歩の著しいこの分野は今年もおもしろい素材の登場によってさら
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