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2008年01月16日 だから朝日新聞は嫌われる。 (6) カテゴリ:原子力 こんばんは。 まず、あらかじめ書かせて頂きますが、私は別に「朝日新聞大嫌い」といふ訳ではありません。 全国紙でありながら更に変な記事を掲載している新聞も他にありますし、地方紙の中には「地方紙ではなく『痴○紙』?」と感じてしまうものさえあります。 数あるマスコミの中で朝日新聞だけが誤報や歪曲や捏造を繰り返してしているわけではありません。 そのようなわけで、私個人としましては、インターネット上の朝日叩きは少々行き過ぎではないかとさえ感じている所です。 この「朝日叩き」は、朝日新聞が国内で大きなシェアを持つが故に発生しているものであり、「クオリティペーパーなのだから正しい記事を掲載して欲しい」との強い気持ちから来ているものかも知れません。 我国の代表的な新聞として、読売と朝日はよく比較されます。ご存知の方も多いと思いま
2008年01月06日 売れなかったカーボンオフセット年賀 (2) カテゴリ:エコだよ、それは! こんにちは。 郵便局が今期から売り出した新たな年賀葉書に、「カーボンオフセット年賀葉書」がありました。 この葉書、郵便料の50円に購入者の寄付金5円を付加し、これを風力発電等のために用いることで地球温暖化防止に寄与しようとする新たな試みだったのでありますが、郵便局側では1億枚準備したにも係わらず、たったの1400万枚しか売れなかったとのことであります。 確かに、今年我家に届いた年賀状にこの葉書を用いたものは1枚も含まれておりませんでした。しかし、我が国全体でもたったの1400万枚だったとは。 毎日のように「京都議定書批准のため、我が国のCO2排出量を1990年ベースマイナス6%まで下げなければならない」と新聞やTVなどのメディアが騒ぎ立てているにも係わらず。 これはどうしたことなのでありましょ
2007年12月29日 賞味期限ならぬ賞味怪訝(1) (2) カテゴリ:最近の報道 こんばんは。 今月は仕事が忙しいこともあって、殆どTVなど見ていられない状態(ま、仕事がなくても殆ど見ておりませんが)でありましたが、なんでも今年の漢字は「偽」であったとのこと。 今年は不二家の賞味期限切れ材料使用に始まり、ミートホープや赤福や白い恋人やマクドナルドの一部店舗や・・・「消費期限・賞味期限切れ」に関する話題で、マスコミ各社は大喜びでありました。 また、私の身近な所では、電力会社の過去の記録改ざんや、岡村の方法による断層評価の未発表などの話もありました。 これらは著書「法令遵守が日本を滅ぼす」によって企業のコンプライアンス問題に一石を投じた郷原氏語るところの、「フルセットコンプライアンス」が欠如していたことによるものであり、例の「2002年東電問題」との共通点も見出されるものであります。(郷原氏
2007年12月16日 科学技術と教育を考える(1) (2) カテゴリ:原子力 こんばんは。 昨日はJNESと東大主催の「科学技術と社会安全の関係を考える市民講座」の第3回、「科学技術と教育を考える」に参加してまいりました。 講師は九州大学の工藤和彦特任教授,愛知県立犬山高校の大津浩一教諭(つまり高校教師ですな)、千葉商科大学の宮崎緑教授。 工藤氏は原子力学会で原子力技術者教育に関する委員会の主査を勤める傍ら、児童・生徒用の一般教科書に記載されたエネルギーに関する変な記述に対する突っ込み、もとい調査と改善提言を行われている方であります。 これまでも学会やエネルギー関連雑誌にその調査結果を発表されており、今回の講演も「ここが変だよ教科書の原子力」と言った内容でした。 今回はこの「ここが変だよ教科書の原子力」(本統の論題は「科学技術と教育を考える ~原子力・エネルギー分野の観点から~」です)に
2007年12月09日 脱原発が究極のエコ、車のCO2は出してもOK? (2) カテゴリ:エコだよ、それは! こんばんは。 本日はa_hさんから紹介のあった「脱原発は究極のエコ」について。 いや、これ読んでもう吃驚仰天。 「脱原発は究極のエコ」でありますか! しかも、個人の趣味で海へ行くために車でCO2やNOxやSPMを撒き散らしながら? WHOによると、世界の化石燃料の燃焼等による大気汚染に起因する死者は年間300万人に上っている可能性があるのではありませんでしたか?! 紹介のあった文章を読み、趣味のために化石燃料を燃焼させている者が「究極のエコ」について語ることに対し、非常に違和感を感じました。 おそらく、このエコロジー志向(だと自分達は思い込んでいる)サーファーの皆さんの中には、煙草の吸殻を海岸に棄てる方は一人も存在していないことでありましょう。 また、海への移動はガソリンや軽油の燃
2007年11月25日 原子力 現状は代替発電なし カテゴリ:原子力 こんばんは。 本日はこれ。 竹内薫の科学・時事放談】原子力 現状は代替発電なし > 日本における原発事故のテレビ報道は非科学的なことが多い。 >放射能漏れの報道にしても、肝心の放射能レベルより「漏れた」 >ことだけを連呼する傾向がある。自然界にはいくらでも放射能が >存在するし、今この瞬間にも宇宙から放射線はわれわれの頭上に >降り注いでいる。大切なのは、漏れた放射性物質のレベルと量な >のだが、この点が報道で強調されることは少ない。 流石竹内氏、なかなか良い指摘をしています。 中越沖地震後にわずかな放射性物質を含む水が柏崎刈羽発電所から放出された件。 マスコミ、特に一部の地方紙や多くのTVやラジオでは、「自然界に存在する放射性物質や放射線と比べてどのくらいのレベルなのか」どころか、「何ベクレルの放射性物質が漏れたのか」
2007年11月14日 INESはゼロマイナス。 (1) カテゴリ:最近の報道 こんばんは。 今回は、昨日原子力安全・保安院から発表のあった中越沖地震のINES評価と、新聞社の記事について。 INESは原子力施設のインシデント/アクシデントを7レベルに分類し、その事故の大きさを評価するものですが、予想通り中越沖地震による柏崎刈羽の事象は「0-」と「評価対象外」でありました。 使用済燃料プール水を非管理区域へ漏らした事象も、さらに海へ漏らした事象も、「0-」。 日本の発電所の使用済燃料プールの水は、イオン交換樹脂による浄化のおかげで非常に綺麗で、その辺の川やプールとは比較にならないほどの透明度を持っています。勿論、多少の放射能はありますが、海水浴場の海の水を飲む方が余程健康に悪いと思います。 2~3年前、福島では間違って燃料プールに落ちてしまった作業員がいました。しかし、サーベイでは身体汚染
2007年10月24日 毎日新聞で暮らしに笑いを (2) カテゴリ:最近の報道 こんばんは。 明日も朝早いのでさっさと眠ろうかとも思ったのですが、前回の書き込みの通り、毎日新聞がおバカな記事を書いてくれたので取り上げることに致しました。 この記事、関係者の間では分解前から「十中八、九あるだろう」と予想されていた「タービン翼の接触痕」に関するものであります。 あれだけの地震があったのですから、接触痕があるのは当たり前で、無かったら逆に驚きです。 しかし、単なる「接触痕」を「損傷」と言い換えるとは、かつて「落下」を「飛散」に言い換えると言う超ウルトラCをやってのけた毎日新聞。流石であります。 今日は朝から大爆笑。 某電力の方などは、「この記事を書いた人たちは、自分の車の塗装の表面にちょっと傷がついたら、『車が損傷した』と言うんでしょうね。」と笑いながら発言。これでまた二人で大笑い。 中でもウケ
2007年10月04日 朝日新聞は何のために嘘記事を撒き散らすのか カテゴリ:最近の報道 こんばんは。 既にキャッシュにしか残っていませんが、こんなのが。 >原子炉内の機器が変形 柏崎刈羽原発1号機 >2007年09月27日23時43分 > > 東京電力は27日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発 >1号機(沸騰水型)で、原子炉内の蒸気と水を分ける気水分離器 >(重さ69トン)の脚が曲がっていたと発表した。気水分離器は >地震発生時、定期検査中だったために炉内から取り外し、隣接す >る燃料プールに移してあった。 記事のタイトルだけ読むと、まるで地震当時炉内にあった機器が壊れた様に読めてしまいますが、本文の通り、点検のため炉内から出してプール内に置いてあった物であります。 これまでの点検では、(私の予想したとおり)炉内の機器に異常は一切見られていません そしてこの「脚」、定期検査で気水分
2007年08月31日 綱渡りの電力供給 (3) カテゴリ:最近の報道 こんにちは。 数年前に実施された世論調査で、「地球温暖化防止のために、どこまで生活レベルを落とせますか?」との質問があったのを記憶しています。 結果は「1970年代前半まで落とせる」というものでありました。 「皆、そこまで地球環境の事を考えているのか! 私には絶対に無理だ!」と、非常に感銘を受けたことを覚えています。 しかしながら、最近になって「あれは口先だけだったのではないか?」と疑念を持つようになりました。 この夏は新潟県中越沖地震による柏崎刈羽の全基停止、そして猛暑により、首都圏の電力需給バランスは危険な状態となっています。 東京電力では、しつこい程の節電のお願い、大口契約者への「伝家の宝刀」宣言、さらには使用停止処分を受けた水力発電所の使用申請(ここまでやる、と言うことは、電力供給が非常に切迫していることを意味
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