サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
やる気の出し方
plaza.rakuten.co.jp/condor33
2022.02.28 露軍を止められないならNATO軍と戦わせると英外相が発言、露は核兵器の準備 カテゴリ:カテゴリ未分類 ロシアのウラジミル・プーチン大統領は国防大臣と参謀総長に対し、核兵器部隊を特別戦闘任務につかせるように命令したと伝えられている。核戦争の準備を命じたということだ。イギリスのリズ・トラス外相が2月27日、ロシア軍をウクライナで止められなければ、NATO軍と戦わせることになると発言したことへの回答だとされている。 トラスは2月2日にバルト諸国の地理的な位置を勘違いして嘲笑され、モスクワでロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談した2月10日、ロシア領であるボロネジやロストフからロシア軍は撤退しろと脅している。ロシア政府はロシア領で主権を行使できないと彼女は主張したのだ。国際情勢が緊迫している中、これほど愚かな人物をイギリスは外交の責任者に据えている。 なお、ウクライナ情勢はロ
2022.02.27 ロシア軍とNATOの秘密部隊ネットワークの戦いという様相を呈してきた カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカにジョー・バイデン政権が誕生したのは2021年1月。それ以来、アメリカ/NATOはウクライナへ武器/兵器を含む軍事物資を運び込む一方、ウクライナ周辺で軍事的な挑発を繰り返してきたことは本ブログでも繰り返し書いてきたが、その一方でCIAが2015年からネオ・ナチに対する軍事訓練を行っていたとも伝えられている。 それに対し、ロシアのウラジミル・プーチン大統領は2月21日にドンバス(ドネツクやルガンスク)の独立を承認、ドンバスにおける「特殊軍事作戦」を実施すると発表した。その後の展開を見ると、アメリカが作り上げた、より正確に言うならCIAが組織したネオ・ナチを主体とする親衛隊がロシア軍と戦っているようだ。 ウクライナにおけるネオ・ナチのリーダー、ドミトロ・ヤロシュは昨年1
2021.10.05 オフショア市場の支配者を金主とする団体がオフショア市場の実態を暴けるのか? カテゴリ:カテゴリ未分類 ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)が「パンドラ文書」なるものを公表した。世界の有力者がオフショア市場を利用して課税を逃れている実態を明らかにしているという。世界の有力者が資産をオフショア市場に隠していることは確かだが、肝心の大物が登場しない。ところが、ジョー・バイデン大統領の息子、ハンターの疑惑を取り上げた新著を無視した有力メディアは「パンドラ文書」に飛びついた。 昔から権力者は資産を隠す仕組みを持っていた。古くはスイス、ルクセンブルグ、オランダ、オーストリア、ベルギー、モナコなど。第1次世界大戦で略奪の危険性が高まり、「タックス・ヘイブン(税金避難地)」は増えたと言われている。 しかし、金融の自由化で投機市場が肥大化しはじめた1970年代から状況は変
2021.09.18 米国FDAの科学顧問パネルは「ブースター」接種を16歳以上の人に推奨しない カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカのCDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同で運用しているVAERS(ワクチン有害事象報告システム)への報告によると、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」を接種した後に死亡した人の数は9月10日現在、1週間前より419名増えて1万4925名に達した。 この数字は「ワクチン」の接種と死亡の因果関係が証明されていないとする弁明があるが、この数字は自主的な報告に基づくもので、過去の例では全体の1%未満あるいは10%程度という推計がある。VAERSの手続き方法を看護師は教えられず、しかも作業に手間取るため報告しないケースが多いとする声が医療現場から伝えられている。 このリスクが高い「ワクチン」の接種を推進する口実として
2021.07.27 「RT-PCR診断パネル」のEUA(緊急使用許可)をCDCが今年末に取り下げへ カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカのCDC(疾病予防管理センター)は昨年2月にFDA(食品医薬品局)へ「2019年新型コロナウイルス(2019-nCoV)リアルタイムRT-PCR診断パネル」のEUA(緊急使用許可)を求め、それ以降、使われてきた。そのEUAを今年12月31日に取り下げるとCDCは7月21日に発表した。 「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」と同じように診断テストもFDAから認可されていないのだが、「緊急」ということで使用が許可されてきたのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう いいね!0 シェアする 最終更新日 2021.07.27 02:13:46
2021.06.28 アッサンジ起訴でFBIの最も重要な証人が自らの嘘をメディアに告白 カテゴリ:カテゴリ未分類 権力者の犯罪行為や支配システムの問題を明らかにすることは本来のジャーナリストにとって重要なことである。私的権力がジャーナリストを締め上げ、有力メディアを支配するようになった理由はそこにある。 そうした動きは1980年代から激しくなり、有力メディアは単なるプロパガンダ機関になり、優秀なジャーナリストは駆逐された。そこに登場、内部告発を支援する活動をはじめたのがウィキリークス。その象徴的な存在がジュリアン・アッサンジだ。そのアッサンジをアメリカの司法当局は2011年の初め、秘密裏に起訴したのである。 現在、アッサンジはイギリス版グアンタナモ刑務所と言われているベルマーシュ刑務所へ入れられている。その刑務所ではアメリカの国防総省、FBI、CIAに所属している人びとがアッサンジを尋問し
2021.03.08 英外相は食糧購入にワクチン・パスポートを必要にすることを考慮中と発言 カテゴリ:カテゴリ未分類 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチンは正規の手続きを経ずに接種を強行しただけあり、これまでの例より深刻な副反応や死亡者が多いようだ。アメリカのCDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同で運用しているVAERS(ワクチン有害事象報告システム)の発表では、2月26日現在、接種した後に死亡したとして報告された人数は1265名だ。 例えばポリオワクチンの場合、1950年代に開発された直後、ワクチンを投与したサルがポリオを発症することがすぐに判明している。それに気づいた研究者が警鐘を鳴らすが、無視されて多くの被害者が出た。 その後、バーニス・エディというNIH(国立衛生研究所)の研究者はワクチンの中に発癌性のSV(シミアン・ウイルス)40
2021.03.04 事実が明らかにされないまま進むCOVID-19の恐怖劇場 カテゴリ:カテゴリ未分類 WHO(世界保健機関)のパンデミック宣言でCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動は始まった。2020年3月11日のことだ。 パンデミックを宣言するためには深刻な死者数が存在する必要があったのは過去のこと。今では深刻な死者数は定義から削除されている。2009年1月から10年8月にかけて「新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)」が流行したが、その直前のことだ。 パンデミックの判断はWHOのSAGE(専門家諮問会議)が行うが、そのメンバーの過半数は大手薬品メーカーやビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団と緊密な関係にあることが知られている。2009年から10年にかけてのケースではオランダのアルベルトゥス・オステルハウスが製薬会社を大儲けさせるWHOの判断に重要な役割を果たした。
2021.02.04 ナワリヌイにつらなるアングロ・サクソンの対ロシア工作 カテゴリ:カテゴリ未分類 西側ではロシアの「民主派」として宣伝されているアレクセイ・ナワリヌイがロシアへ戻り、拘束されたが、ナワリヌイの側近がイギリスの外交官と接触、不安定化工作について話し合う様子が撮影され、それをロシアのメディアが放送した。相手のイギリス人はMI6(イギリスの情報機関)の人間だと見られている。 ナワリヌイはエール大学の奨学生となり、同大学で学んでいるが、その手配をしたのはマイケル・マクフォール。バラク・オバマが大統領だった2010年8月、ムスリム同胞団を使って中東から北アフリカにかけての地域でアメリカ支配層にとって目障りな体制を転覆させるためにPSD-11を承認したが、その計画を作成したチームのひとりがマクフォール。 この人物は2012年1月に大使としてモスクワへ着任するが、その3日後にロ
2019.01.03 揺らぎ始めたイスラエルを守ろうと必死のアメリカ支配層 カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカでは昨年(2018年)12月22日に連邦予算の一部が失効、政府機関の一部が閉鎖された。その直前、民主党のベン・カーディン上院議員と共和党のロブ・ポートマン上院議員はどさくさ紛れに、アメリカ企業がイスラエル・ボイコットに参加できないようにしよう目論んでいる。 イスラエルは1948年5月14日にパレスチナで作られた。その際、先住のアラブ系住民(パレスチナ人)は虐殺、追放されて難民化する。パレスチナに残ったアラブ系住民もいるが、そうした人々をイスラエル政府は軍隊を投入して殺戮、建造物を破壊、巨大な分離壁を建設してその内部にパレスチナ人を押し込めてきた。つまり、巨大な強制収容所を作り上げたのだ。海上封鎖して兵糧攻めを続けている。 イスラエルと同じようにイギリスによって作り上げられたサウ
2018.12.07 ギリシャの首相がモスクワでロシアの首相を経済について話し合う意味 カテゴリ:カテゴリ未分類 ギリシャのアレクシス・チプラス首相がモスクワでドミートリー・メドヴェージェフ首相と会談した。テーマは経済問題だったようだが、その中にはパイプラインの建設も含まれていた可能性がある。 2015年1月の総選挙でチプラスが率いる「シリザ(急進左派連合)」は「緊縮財政」反対を訴えて勝利、チプラスは首相に就任した。 ターゲット国を経済的に破綻させて「緊縮財政」を推進するという手法で西側の支配層は世界の富を奪ってきた。ギリシャの場合、経済破綻の引き金は通貨の変更だった。2001年にギリシャは通貨をドラクマからユーロへ切り替えている。 ギリシャの財政危機を招いた大きな原因は第2次世界世界大戦や軍事クーデターによる国の破壊であり、年金制度や公務員の問題などが急に悪化したわけではない。 財政状況
2018.03.18 英政府が御伽話で露国を挑発する一方、米政府は化学兵器を使った偽旗作戦でシリアを攻撃する可能性 カテゴリ:カテゴリ未分類 ロシア外務省は3月17日にイギリス大使を呼び出し、同国の外交官23名を国外へ追放すると伝えた。該当者は1週間以内に出国するように求められている。また英国文化振興会の閉鎖、サンクト-ペテルブルグのイギリス領事館を再開させる合意を取り消すとも通告されたようだ。 勿論、これはイギリス政府が行ったロシア外交官23名の国外追放とロシア人の資産凍結に対する報復。ボリス・ジョンソン英外相は、ロシアのエージェントが神経ガスで元GRU(ロシア軍の情報機関)大佐のセルゲイ・スクリパリとその娘のユリアを3月4日に攻撃したと主張しているが、その証拠、根拠は示されていない。自分たちを神だとでも思っているのか、例によって「我々を信じろ」という態度だ。 スクリパリ親子の事件が
2018.03.17 ロシアとの関係を修復して戦争を回避しようとした人々が排除され、好戦派で固められたトランプ政権 カテゴリ:カテゴリ未分類 ドナルド・トランプはロシアとの関係修復を訴えて大統領に選ばれた。そして誕生したトランプ政権を象徴していたのが元DIA(国防情報局)局長のマイケル・フリン国家安全保障補佐官とエクソン・モービルのCEOだったレックス・ティラーソン国務長官。このふたりが解任され、トランプ政権はロシアとの軍事的な緊張を高め、シリアやイランを攻撃しようと目論む勢力によって制圧されたようだ。 ティラーソンを引き継ぐマイク・ポンピオCIA長官はキリスト教原理主義者(カルト)。新しいCIA長官には破壊工作(テロ)部門の所属し、タイに建設したCIAの秘密収容所で拷問を指揮していたジーナ・ハスペルが予定されている。本来なら犯罪者として裁かれていなければならない人物だが、罪に問われてい
2018.02.28 フロリダ州の高校で引き起こされた銃撃事件でも疑問が指摘されている カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカのフロリダ州にある高校で2月14日に銃撃事件があり、17名が殺され、14名が負傷したのだという。銃撃犯を近くで見た教師によると、その犯人はヘルメットを被り、フェイスマスクをつけ、防弾チョッキを着て、見たことのないようなライフルを持っていた。容疑者のニコラス・クルズは逮捕され、現場にいた生徒何人かの銃規制を求める訴えを有力メディアが流している。 今年に入ってからアメリカではすでに8件の学校における銃撃事件が引き起こされた。1月9日にはアイオワ州(死者0名、負傷者0名)、1月20日にはノースカロライナ州(1名、0名)、1月22日にはテキサス州(0名、1名)、ルイジアナ州(0名、1名)、1月23日にはケンタッキー州(2名、18名)、2月1日にはカリフォルニア州(0
2018.02.23 安倍政権が推進する裁量労働制の拡大は労働者から諸権利を奪うという政策の一環 カテゴリ:カテゴリ未分類 安倍晋三政権は「働き方改革関連法案」を成立させて裁量労働制を拡大しようと目論んでいるようだが、その正当性を示す根拠とされた調査データに「異常値」が見つかったのだという。その前には「不適切な比較データ」が明らかになっていた。法案を通すためにデータを改竄、あるいは捏造したということだろう。巨大資本に国を上回る権力を与えようというTPP(環太平洋連携協定)に執着している安倍政権は労働者から諸権利を奪おうとしてきたが、今回の法案もその一環に過ぎない。 かつて日本でも人は助け合うべきだとされていた。宗教の世界でもそうした考えが基盤にあり、例えばカトリックは貧困層を助けることが神の意志に合致すると教え、仏教の場合は「喜捨」、イスラムでは「ザカート」や「サダカ」などを信者に求め
2018.02.11 エネルギー資源から見たアメリカの世界戦略(その2) カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカが中東やアフリカを侵略する大きな理由は石油や天然ガスを含む資源にあるとする推測する人がいる。そうしたひとり、ロバート・ケネディ・ジュニアは1968年6月6日に暗殺されたロバート・ケネディ(RFK)の息子だ。RFKジュニアによると、2000年にカタールはサウジアラビア、ヨルダン、シリア、トルコを経由してEUへ天然ガスを運ぶパイプラインの建設をシリア政府へ持ちかけたのだが、09年にこの提案をシリア政府は拒否、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟が計画していたシリア侵略に参加することになった。シリア政府がカタールの申し出を拒否した直後、CIAはシリアの反政府派に資金を提供しはじめたことをWikiLeaksは明らかにした。 イスラエルが軍事侵略に力を入れている理由のひとつも天然ガス
2018.01.26 トランプを大統領の座から引きずり下ろそうとしていた司法省とFBIが一転して窮地に(その3) カテゴリ:カテゴリ未分類 ドナルド・トランプもヒラリー・クリントンも親イスラエル派であることに変わりはないが、背景の色合いは違う。トランプがウラジミル・ジャボチンスキーからベンヤミン・ネタニヤフ首相につながる流れであるのに対し、クリントンにはジョージ・ソロスやリン・フォレスター・ド・ロスチャイルドのように著名な富豪がついている。上院議員時代からクリントンはロッキード・マーチンのような戦争ビジネスの代弁者としても知られ、大統領選ではマイク・モレル元CIA副長官も公然と支援していた。 モレルは2016年8月8日、テレビのインタビューでロシア人とイラン人に代償を払わせるべきだと語り、司会者からロシア人とイラン人を殺すと言うことかと問われるとその通りだと答えている。その後、同年11月に
2018.01.17 差別反対は許されても戦争反対は許されないアメリカという国(前) カテゴリ:カテゴリ未分類 ドナルド・トランプ大統領が批判されているひとつの理由に彼の差別的な言動がある。そのトランプは2016年の大統領選挙、あるいはその選挙で当選した直後はロシアとの関係を修復しようとしていた。その政策は彼を当選させた一因だが、有力メディアはそれが許せずに「ロシアゲート」なる話を作り上げ、特別検察官の任命につながった。大統領選挙でライバルだった民主党のヒラリー・クリントンは戦争ビジネスや巨大金融資本を後ろ盾にする人物だ。 1929年1月15日に生まれたマーチン・ルーサー・キング牧師は人種差別と戦い、ベトナム戦争に反対、そして50年前の1968年4月4日に暗殺されている。キングと親しくしていたロバート・ケネディは同じ年の6月6日に殺された。いずれのケースもロバートの兄で大統領だったジョン・
2018.01.14 アメリカ支配層の内紛(その5:米支配層が食い物にしてきたハイチ) カテゴリ:カテゴリ未分類 ドナルド・トランプ大統領がDACA(the Deferred Action for Childhood Arrivals)の会議でハイチ、エルサルバドル、アフリカ諸国を愚弄したと報道されている。アメリカでは子ども時代に不法入国した外国人の強制国外退去を延期、就労許可を与えているのだが、トランプは大統領に就任した直後、この措置を撤廃すると表明、それに対して議会は修正を加えた上で存続しようとしていた。この問題を話し合った席でトランプの問題発言が飛び出したというのだが、大統領はこの発言を否定している。 大統領はハイチからの不法移民を特に問題だとしている。この国では2010年に大きな地震があり、アメリカ政府は約1万人の軍隊を派遣した。その際に多くの人がアメリカへ不法入国、それに対し
2018.01.12 ユーザーに気づかれないように検閲する仕組みがツイッターにも導入されていることが確認された カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカの有力メディア、つまり新聞、雑誌、放送は今でも偽報道を続けているが、その一端を隠し撮りという手法で明らかにしてきたのがプロジェクト・ベリタス。(ココやココやココやココ)インターネットはそうした有力メディアの情報が嘘だと明らかにする手段になってきた。勿論、インターネットも圧倒的な資金力と情報力を持つ支配層に支配されているが、事実が漏れ出る隙間は存在しているからだ。 そのインターネットに対する検閲システムが強化されているが、そうした仕組みのひとつがシャドー・バンニング、いわば闇検閲だ。支配層にとって都合の悪い情報をインターネット上から消し去るのだが、その際、発信者であるユーザーがその事実に気づかないようになっている。SNS(ソシアル・
2018.01.05 流血の弾圧を演出、軍事介入へつなげようとするのは米国の常套手段だが、イランでも使われている カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカ政府はイランのデモを利用して揺さぶりをかけている。ウクライナのクーデターやリビアやシリアにおける体制転覆工作では、平和的なデモ、それを暴力集団が乗っ取り、暴力行為で治安当局を挑発、戦乱という流れだった。暴力行為には銃撃が含まれ、一般市民も犠牲になっている。イランでも似た手口が使われているようだ。 こうした工作を隠すために使われるタグが「民主化」や「人権」。西側の有力メディアがプロパガンダの主力になることは言うまでもないが、1990年代以降、「人権擁護団体」が重要な役割を果たしてきた。イランでもHRW(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)が登場、その事務局長は政府支持派のデモの写真を抗議活動の様子を撮影したものだとしてツイートしている。 2011年にバ
2017.12.21 財源不足と言いながら庶民から富豪へ資金を移動させる近代的専制体制の根幹はオフショア市場 カテゴリ:カテゴリ未分類 二言目には「財源が足りない」と言われる。「健康で文化的な最低限度の生活」は実現されず、公的な教育はほとんど破壊された。ところが軍事予算は膨張し続け、「空飛ぶダンプカー」とも呼ばれる高額戦闘機F-35をアメリカから購入する一方、最近では巡航ミサイルを日本で開発をすると言い出している。 こうした日本の政策はアメリカの戦略に基づいて決められてきた。その戦略とは巨大資本に国を上回る権力を与え、軍事力を使って世界を制覇すること。国内での略奪によって大多数の庶民は疲弊、搾り取る対象としては効率的でなくなっている。 権力は資金や情報が流れていく先に誕生する。こうした権力構造が確立されると、社会的な強者はより強く、弱者はより弱くなる。この仕組みを正当化するために使われた戯
2017.11.07 民主党全国委員会の委員長だった人物が、ヒラリーを優遇することで党幹部が合意していたと主張 カテゴリ:カテゴリ未分類 ICIJ(国際調査ジャーナリスト協会)が「パナマ・ペーバーズ」に続き、「パラダイス・ペーパーズ」を公表した。いずれもオフショア市場/タックスヘイブンに関する文書。DNC(民主党全国委員会)の委員長だったドンナ・ブラジルが昨年の大統領選について書いた本の出版と同じタイミングでの公表だ。 WikiLeaks以外のルートでも電子メールは漏れているが、そうした中には、2015年5月26日の時点で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールの存在している。 2015年の6月11日から14日かけてオーストリアで開かれたビルダーバーグ・グループの会合にヒラリーの旧友であるジム・メッシナが参加していたことから欧米支配
2017.10.11 報道統制をプロジェクトとして実行してきた米国で少数派に発言の機会を与えた露国メディアを攻撃 カテゴリ:カテゴリ未分類 現在、アメリカではロシア系のメディア、RTやスプートニクが司法当局から攻撃されている。ロシア政府のプロパガンダ機関だということのようだが、それならアメリカの支配層も恐れはしない。ソ連時代のプラウダやいずベスチアなどを思い起こせばわかるだろう。アメリカの支配層がRTやスプートニクなどを恐れるのはアメリカ国内で有力メディアから排除された少数派(例えば、戦争に反対し、強者総取りの社会システムに反対する人々)に発言のチャンスを与え、報道統制を揺るがしているからだ。 アメリカに言論の自由があるという幻想を抱いている日本人は少なくないらしい。自分たちが従属しているアメリカは自由と民主主義の国だと信じたいのだろう。侵略、破壊、殺戮、略奪を繰り返してきたなどという話を
2017.05.30 アフガニスタンでアル・カイダの仕組みを作り、地上に破壊と殺戮を広めたブレジンスキーが死亡 カテゴリ:カテゴリ未分類 ズビグネフ・ブレジンスキーが5月26日に死んだ。1928年3月28日にポーランドのワルシャワで外交官の息子として誕生したが、一族の出身地はガリツィアのブレザニー(現在はウクライナ)だという。1938年に父親の仕事でカナダのモントリオールで生活を始め、1953年にはハーバード大学で博士号を取得、後にコロンビア大学で教えるようになる。このころかCIAと関係ができたと見られているが、その一方でデイビッド・ロックフェラーと親しくなる。 ベトナム戦争への本格的な軍事介入に反対、ソ連との平和共存を売ったいていたジョン・F・ケネディ大統領、ベトナム戦争へ反対していたマーチン・ルーサー・キング牧師、ケネディ大統領の弟でキング牧師と親しかったロバート・ケネディーが暗殺され
2017.01.31 背後で石油産業が見え隠れしているトランプ大統領が金融資本と戦争産業のヒラリーと戦う(上) カテゴリ:カテゴリ未分類 ドナルド・トランプ米大統領は速攻を仕掛けているようだ。バラク・オバマ第44代大統領の「チェンジ」が口先だけだったのとは違って速いペースで「チェンジ」を実行、ヒラリー・クリントンを担いでいたネオコンなどの勢力は慌てているだろう。 ヒラリーの周辺にはマデリン・オルブライト(ズビグネフ・ブレジンスキーの弟子)、ビクトリア・ヌランド(ネオコンで、ロバート・ケイガンの妻)、フーマ・アベディン(サウジアラビアで育ち、母親はムスリム同胞団の幹部。元夫のアンソニー・ウェイナーはネオコン)がいる。オバマ政権で国家安全保障担当補佐官を務めたスーザン・ライスの母親はオルブライトの友人で、スーザン自身、オルブライトから学んでいる。ヒラリーは上院議員時代、巨大軍需企業ロッキード・
2017.01.28 仏では選挙結果を尊重するとル・ペンは語り米の状況を皮肉ったが、米は前から選挙を尊重しない カテゴリ:カテゴリ未分類 フランスでは選挙結果を尊重するとマリーヌ・ル・ペンは語り、アメリカで展開されているドナルド・トランプ攻撃を皮肉った。もっとも、アメリカが選挙結果を受け入れないのは一種の伝統で、今回が初めてだというわけではない。 例えば、1953年のイラン、54年のグアテマラ、60年のコンゴ、73年のチリは悪名高い。2003年にジョージア(グルジア)で実行されたバラ革命、2004年から05年にかけてウクライナで行われたオレンジ革命もそうだと言える。最近では2013年から14年にかけてネオ・ナチを使って成功させたウクライナのクーデター、アル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使ったリビアやシリアに対する軍事侵略も選挙結果の否
2017.01.16 ジャーナリストがCIAに買収されている実態を告発した元FAZ編集者が13日に心臓発作で死亡した カテゴリ:カテゴリ未分類 ドイツのジャーナリスト、ウド・ウルフコテが1月13日に心臓発作で死亡した。享年56歳。この人物はフランクフルター・アルゲマイネ紙(FAZ)の元編集者で、ドイツを含むメディアの記者や編集者がCIAに買収されている実態を告発したことでも知られている。ウルフコテによると、彼がジャーナリストとして過ごした25年の間に学んだことは、嘘をつき、裏切り、人びとに真実を知らせないことだ。ヨーロッパの人びとはロシアとの戦争へと導かれ、引き返すことのできない地点にさしかかっていると危惧した彼は2014年2月、この問題に関する本を出している。西側の偽報道は根が深い。 西側の有力メディアとCIAとの関係は1970年代から指摘されている。例えば、ウォーターゲート事件を追及し
2017.01.15 米大統領就任式が行われている最中に警備の責任者が任を解かれるという尋常でない日程の疑惑 カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカの大統領就任式は1月20日に予定されている。式の警備はワシントンDCの州兵が担当、その司令官はエロル・シュワルツ少将が務めることになっていたのだが、就任式の途中、シュワルツは司令官の任を解かれるという。異例のことだ。 昨年の大統領選挙でヒラリー・クリントンを担ぎ、ジョン・マケイン上院議員のような血まみれの人びとが属している勢力は就任式で大規模な抗議活動を計画しているとも言われている。「パープル革命」でドナルド・トランプを葬り去ろうということだが、そうした事態が予想されているにもかかわらず、就任式の最中に司令官が辞めるというのは尋常でない。 1991年12月にソ連が消滅して以来、アメリカの支配層は世界制覇を実現するため、少なからぬ国の体制を「カラー革
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『櫻井ジャーナル 桜井春彦』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く