DSM-5における、大うつ病(Major Depressive Disorder"を含む抑うつ障害(うつ病性障害)の章を日本語訳しました。日本語版が発売されるその日までの間、参考にして頂ければ幸いです。 DSM-5うつ病.pdf DSM-IVでは死別反応を超えるものを、2ヶ月以上続くもの、または重度の特徴を持つものと定義されていました。DSM-5では2ヶ月や症状などの人為的な線を引かず、死別反応の範囲か否かは、臨床的な判断に委ねられました。 DSM-IVでは「産後うつ病」が扱われていましたが「出産前後のうつ病」に拡大されましたた。 気分変調症と慢性うつ病が「持続性抑うつ障害」に統合されました。2年以上が経過した大うつ病は「大うつ病+持続性抑うつ障害」とすることになりそうです。 その他、小さな変更点が色々とありますのでご確認ください。